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イタズラかお菓子か!?
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タイミング良くゴマフアザラシの通る円柱型の水槽前の席が空き、
御巫 時子
は
五十嵐 尚輝
と共にそこで休息を取ることにした。
イルカやクジラなどのクッキーが乗ったパフェと、カラフルなゼリーとマシュマロでクラゲに見立てたドリンクが並び、あとは水槽にアザラシが通ってくれれば申し分ないのだけれど。さすがに気まぐれな彼らは、カメラを構えていても都合良く通ってはくれないらしい。
「……クリスマスのこと、憶えてますか?」
だから時子は、さもこの沈黙で思い出したと言わんばかりに聞きたかったことを口にする。
まだひと月と経っていない、あの日のこと。
少なくとも時子は、尚輝が重大な返事をしてくれたと思っているのだから、忘れてもらっては困るのだ。
「あ……ええと」
耳を赤くして戸惑う様子から、覚えてはくれているらしい。
「卒業したら高価なものを受け取ってもらえるんですよね?」
そっとパフェからクジラのクッキーを取って、尚輝の顔を覗き込む。もごもごさせている口元へそれを寄せれば、否が応でも尚輝は時子の目から逃れられない。
「それとも先生からもらえますか? ふふっ、楽しみですね」
考えるだけでドキドキする。同じくらい彼も――楽しみに、してくれているといいのに。
そう願いながら、時子はゆっくり時間の流れる水族館を2人で楽しんだ。
思いっきりセッションを楽しんだ
倉前 七瀬
は、
ウォルター・B
とのんびり水族館内を巡っていた。
「館内のゆったりとした音楽もよかですねぇ」
生演奏と言うこともあって、不思議と魚たちもゆったり泳いでいるように見える。やはり、こうした楽曲が心に沁みるのは全生き物共通なのだろうか。
館内では、所々に休息スペースとしてカフェが。それからエリアに合わせた土産屋などが並んでいた。
ちょうどここはペンギンエリアの手前のスペースで、大小様々なぬいぐるみが当たるくじや、文具などがペンギン中心に色々取りそろえられている。
そんな中で、七瀬は可愛らしい集団に出会った。
(おやぁ?)
大福やねりきりと和菓子に化けた水族たち。今まで見た生き物も、この水族館にいないものもあるけれど、特に目を引いたのはアザラシの大福だ。
もちもちとしたフォルム、愛らしい表情。それによって餡の種類が違うらしく、作りも凝っている。
「あとで一緒に食べませんか?」
「いいねぇ。館内で買った物なら、どこかで食べられるだろうし」
三つ折りのパンフレットを広げて、ウォルターはショップの位置を確認する。すると七瀬は、慌てて「違うんです」と口に出していた。
「そうじゃなくて……僕の家に、寄って帰りませんかって」
お茶くらいだせるし、座るところだってある。でも、大福に合うのはなんだろう。緑茶、焙じ茶……餡によってはコーヒーとも合うと思うのだけど、家には何があっただろう。
引き止める理由が欲しいのに、上手く言葉がまとまらない。そう口ごもる七瀬を見て、ウォルターは少し寂しそうに呟いた。
「……それは、また何かのご褒美で?」
何を言われたのか、七瀬には理解ができなかった。仮にこれが、ご褒美でないと無理だよと言うのなら、どうしてウォルターがこんな顔をしているのかも、わからない。
「ちが、い……ます」
正直に否定するだけで精一杯な七瀬は、駄目なのかなと拳を握る。
だけどウォルターは――なぜか、微笑んでいた。
「良かった。じゃあ僕は、この困った顔の子がいいなチョコ餡だって」
「え、あ……はいっ! 買ってきます!」
ぐるぐると考える。
何で寂しそうな顔をさせてしまって、何を喜んだのか。察することが難しい七瀬には、考えに考えても答えは出せないかもしれない。
だけど今日は、お茶をしてくれる。それだけで、いい。
ドラムスティックを受け取った
初瀬川 理緒
は、嬉々としてパニックストリートに駆け出した。
可愛らしく叩いて「まあ素敵」なんて言うわけもない。わかっていたことだけれど、
佐和崎 紗月
は理緒の奏でる景気の良すぎる音に、何かを壊してしまうのではとハラハラ見守った。
もともと、叩かれることを想定して作られている場なのだから、安易に壊れたり怪我に繋がったりということもないはずだけど。……それは子供が叩くからであって、大人の全力に耐えられるだろうか。
それに、ペイントストリートでは小学生をポカンとさせるほど暴れ狂っていた。ここでも同じようになるかと思うと、注意力散漫で誰かに怪我を負わせるかもしれない。
ジャンジャカ叩きまくる理緒は、もう止められないだろう。であれば、その近くで羽目を外さないよう――。
「ほら紗月っ!」
見守っているだけ、というのは難しそうだ。
微苦笑を浮かべ、紗月は遠慮がちに音が七変化する標識を叩く。理緒が隣の車のボンネットを遠慮なくドコドコいくのなら、紗月はその裏拍を取るよう控えめに、でもしっかりとタイミングを合わせて。
そのらしい音色に、一体感が生まれる。次第に2人は、標識を入り乱れるように叩き始めた。
紗月が追いかけるばかりでなく、理緒もペースを合わせて。2人でしかできない演奏に心弾ませ笑い合った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
15人
参加キャラクター数
12人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年10月31日
参加申し込みの期限
2023年11月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年11月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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