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授業風景 ~1年体育科の場合~
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「お、こっちも順調に進んでるな。あとは陸上部達か」
「はい! ウチらで終りです!」
有紀の問いかけに、元気よく答える
七音 侑
。
「おいおい、俺もおるで? 手伝わせといて、忘れんなやー」
ため息混じりで
浅沼 柳司
が突っ込む。
「あはは、ごめんごめん、そんじゃ浅沼君から飛んでいいよ♪」
しゃーないなぁと頭を掻きながら、スタート位置に向かう柳司だった。
「おーい、志波! 準備ええか?」
記録用紙を片手にこくこくと頷く志波。
―よっしゃ、先ずは肩慣らしや……いくで!―
ジャリッと足元から音をさせて駆け出す柳司。
軽々とトップスピードに乗せると、踏み切り板を蹴った。
「ほいっとぉ!」
軽々と宙を舞い、足から着地。砂埃が飛び散る。
「ふぅ……どや、志波、えー記録でたか?」
「…………まずまず……こんな感じ」
志波が足元の目盛りを指し示す。
「かー、こんなもんかいな? 俺もっと飛べたような気すっけどな」
―まあ、皆こんなモン位みたいやけど……ろっこん使うともっと飛べるから、その感覚残ってるとちゃうか?……しても、もうちっと飛びたいな―
砂場を慣らしていた志波がOKのサインを出す。
―今度は、ろっこん使って飛ぶときの感覚でやってみよか―
「あかん……幅跳びとは飛び方ちゃうやん……はぁ~」
「……浅沼さん……助走短いかも……体力あるから……20歩位とって……後、空中姿勢……踏みきった足を後へ……最高点で腰を反ってから、両手を前に振ってみて……」
「ん? そうなんか? へー志波詳しいやんけ」
「……自分、幅跳び得意だから……浅沼さん、センスあるから、もっと飛べる……」
―へーこいつ、よく見てくれてるやん―
「おーきに! それでやってみるわ」
―18,19,20と。んで、踏みきった足を後で、あとは腰を反って腕を振ると―
助走路を駆ける柳司。これまでの二回より速度が乗る。
跳躍。柳司の体が弧を描き、そして砂場に着地する。
「よっとぉ! …………ふぅ~志波、どや!?」
振り返った柳司に、こくこくと頷く志波。
目盛りは柳司にとっての新記録を指し示していた。
「ウチの番だねーっ! そんじゃ、志波君、いくよぉ♪」
スラッとした手を伸して、ブンブンと振る侑。
軽やかに助走路を駆け、ジャンプ!
「んっしょぉっと! …………ふぅ~~記録、どお!?」
額に掛る前髪を掻きながら侑が尋ねる。
「……いいよ……でも、七音さんならもっと飛べる……」
「だよねー♪ よし、も一回」
二回目の試技を終え、小首を傾げる侑。
「んーどしても後ろ足が伸びちゃうにー……両足で跳ばなきゃなのにー。ねね、志波君、どしたらいいに?」
「まず助走……上半身前傾させすぎるの駄目……足が後に流れる……踏切足を水平にして、裏全体で踏んで……」
「おぉ、さっすが専門家! おまけに説明が端的♪」
「……それは、元々……かな」
ぽりぽりと頬を掻く志波だった。
「そんじゃ、3度目のしょーじきってヤツで! んごー♪」
―上半身を前傾させすぎずに……んで、踏切足は……水平に足裏全体でっと!!―
細身の体を躍らせる。影を地面に落としながら宙を駆ける。
「んっしょぉ! ………………こ、これは、いったっしょ!?」
パチパチと手を叩く音。
「……とても良い……七音さん……フォームが綺麗」
「やったにぃ♪ 褒められちゃった♪」
「こんどはウチが記録係やるからにー♪ 浅沼君、補佐よろしくにっ」
「へーへー。志波、本職の凄さ、楽しみにしとるでー」
一つ頷き、スタートラインに歩み寄る志波。
―浅沼さん、記録更新できて、良かった……七音さんも綺麗に飛べて喜んでたし……走り幅跳び……好きになってもらえると……いいな―
手首を回し、足元の感触を確かめて……走り出す志波。
長い手足を振り加速。そして、ファールギリギリで踏み切り板を蹴る。
―ん……良い感じ……―
宙で足を掻く、はさみ跳びだ。
ザンッ! 砂が舞い上がった。
「……ふぅ……」
「おお、志波、さすがやな! 余裕で俺の記録越えとるがな!」
「……ありがとう……」
「ふふふ、志波君なら、もっと飛べるに♪」
二回目で順調に記録を伸した拓郎。
―やっぱり幅跳び楽しい……テンション上がる……―
「志波君、すっごい~~い♪ 次も期待しちゃうにー♪」
―ふふ、七音さん……元気……よし……精神集中して……いくぞっ!―
更に長めの助走を取る拓郎。ポイントは全力疾走の手前ぐらで走ること。リズミカルなスピードアップが肝だ。
絶妙のタイミングで踏み切り板を蹴り、飛ぶ。
大柄な体が、宙を駆ける。
―ああ、気持ちいいな……この瞬間が好き……なのかも―
数秒のフライトを経て地面に着地する。
「んっく! …………ふぅ……うん、良い感じ」
余韻に浸る拓郎に、二人が駆け寄る。
「志波く~~~ん! すっごいよ、本日の最高記録だに♪」
「ちょ、おまえ凄すぎやろ!? どうやったらあんなに飛べんの!?」
「……ん……楽しんでるから?……かな」
拓郎は一度小首を傾げ、そして小さく口の端を上げた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
甲二
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月20日
参加申し込みの期限
2013年11月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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