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授業風景 ~1年体育科の場合~
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「俺の番か! よっし、ぶっ飛ぶぜ!」
風雲児 轟
がパンパンと顔を叩いて、気合いを入れる。
―今日は9組との合同授業だからな、バリッとしたとこみせねーと―
「はは、あんた、すっげえ気合い入ってるじゃん」
精悍な顔つきをした大柄な生徒……
マウル・赤城・スティック
が話しかけた。
「あったりまえだぜ! いつでも全力、これが俺のスタイルだ! そんじゃ行ってくるぜ!」
「……暑苦しい……ただでさえ暑いんだから止めて欲しいものです」
熱い男達を恨めしそうに見ながら、
ナタリア・シシロヴァ
が呟く。夏でも冷涼なモスクワ生まれの彼女にとって、この時期は辛いようだ。
―けど、しっかりとした体幹です。身体能力は高そうです―
轟が助走路を駆ける。思いっきり踏み切り板を蹴って、跳躍!
雄叫びを上げながら舞う轟……そして着地!
「どうだ! すっげえ記録が出ただろ!」
がばっと立ち上がり、計測係に聞く。
「ははは、ファールだとよ。あんた足元お留守だぜ」
マウルの言葉に、天を仰ぐ轟。
「なんだとぉ~~~! く、しょ、しょーがねえ、もう一度だ!」
ダッシュで戻り、スタート位置につく。
呼吸を整える間もなく、再び走り出す轟。
―ファールだけはしねえ! 踏み切り板、踏み切り板……あ、あれええ!?―
轟は助走の勢いのまま、砂場を駆け抜けた。
記録……無し。
「だっはっは、100m走じゃねえぞ! あんた、おもしろすぎだぜえ!」
「わ、分かっている! う、ウオーミングアップだ!」
真っ赤な顔のまま、スタート位置に戻る轟。
―格好悪いとこ見せちまったな……よし、ヒーローはピンチの時こそ……輝く!―
大きく深呼吸をして、走り出す轟。
―いける……絶対に……いける!―
全力で駆ける轟……そして、踏み切り板を思いっきり蹴る。
今までとは違う、空を飛ぶ感覚。
―これはいけたか!?―
「んっくぅ!! …………ど、どうだ!」
砂まみれのまま、拳を突き上げる轟。
「ははは、やったな、見事な跳躍だったぜ」
マウルが手を差し伸べる。拳を開いて、その手を掴んだ。
―助走のスピードは桁外れですね。回転のピッチが速いのでしょうか……まあフォームは見れたもんじゃないですが―
そっと息を吐くと、ナタリアは小さく頷いた。
「さてと、俺も飛んでくるかな」
応援している轟に手を振ると、マウルは助走路に立つ。
―といってもやり方ってのはわかんねーから……オレ流で行くか―
無造作に駆け出す。大柄な体が野生の獣のように疾走する。
「おーっらよっとぉ!」
体をしならせ、宙を舞うマウル。砂埃を上げて、着地する。
生徒達の間から、驚きの声が上がる。
―まずまずだな~……次は、もっと飛べるぜ?―
二回目の試技……一回目より更に記録を伸す。
「これなら……の屋根を飛び越えられるかな……」
一人呟くマウル。そして最後の試技に入る。
―よーし、そんじゃ、リミッターカットだぜ!―
あっという間にトップスピードに乗る。
踏み切り板を勢いよく蹴って、そのまま前宙! 最後はひねりを加えて着地をする。
「んっしょぉ! はは、どーだい、びっくりこいたろ!」
にっかにかと満面の笑みを浮かべるマウルに、審判の生徒が告げる。
「…………反則なので、失格ー」
走り幅跳びの競技において、前宙で飛ぶのは危険度が高く、禁止されていたのだ。
「んだよぉお~~~~そんなん知らなかったぜ~~」
しょぼんと肩を落とすマウルに、
「ま、まあまあ。失格なのは残念だったが、今の前宙は良かったぜ? まるでヒーローの様だった、うん」
ぽんぽんと肩を叩く轟だった。
―さ、最後の前宙には驚きました……出鱈目ですが、恐るべきフィジカルです―
汗を零すナタリア。コホンと咳払いをすると、助走路に向かう。
―人が多いの煩わしいですが、反面、多くの試技を見られるのはいいですね―
砂場に誰もいないことを確認し、駆け出す。
―助走は長すぎず、ピークを踏み切り板直前に持っていく。スピードを垂直方向へ変換させる―
軽やかな足音を立てて踏み切る。
「んん! ……ん……まずまず、ですね」
遠くでマウル達が声援を送っている。チラリと目をやってから、スタート地点に戻った。
二回目の試技に向かうナタリア。更に記録が伸びる。
―ふぅ、大体コツは掴めました……これはサバイバルゲームにも生かせそうですね―
地面を蹴り、駆け出すナタリア。
―テイクオフに気を付けて……空中で足を後から前に……―
髪が、日差しを受けて金色の粒子を撒き散らすように輝く。
「んしょ!」
ふわりと着地するナタリア。傍らに設置された目盛りに目をやる。
「ふぅ……こんなもんですかね」
パンパンとお尻についた砂を払う。
「ナイスジャンプだ! 最後に尻がついたのが惜しかったがな!」
轟がグッと親指を突き立てる。
―どこを見てるんですか。お尻とか言わないで下さい……―
白い肌が赤く染まっていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
甲二
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月20日
参加申し込みの期限
2013年11月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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