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【お正月】めでたや初春、猫の島の犬の年
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☆元旦ダブル初詣
元日の寝子島駅前。
(去年の正月は桜と女二人で色々暴走していたっけ)
有沢 茉奈
は1年前の正月を思い起こしていました。
(けど、去年のサマーバレンタインデーでまさかの運命の出会い! だからこうして今はあたしは絶賛恋愛中ってわけ)
この前のクリスマスではとうとう人生初のキスをかわしました。
(さすがにそれ以上は行ってないけど、彼がそれを望むのなら……☆)
たとえ火の中水の中!
と、締まりのない笑顔で妄想にふけっていると、友人の
水上 桜
に肩をつつかれました。
(去年のお正月は大変だった……)
桜もまた、1年前の正月のことを思い出していました。
言うまでもなく友達の有沢茉奈のことでした。
彼氏がいなかった茉奈は、とにかく彼氏ゲットに血道をあげていました。
その時の記憶が昨日のことのように蘇ってきます。
(一緒にいる私の方が恥ずかしかったわ。もうあんなのは懲り懲りだわ)
それから1年が過ぎ、桜も茉奈も彼氏ができて。
(そして今日は互いの彼氏と初詣)
桜は隣に立つ茉奈のほうに目をやります。
気合を入れておめかしをバッチリ決めているようです。
(レンタルとはいえ結構お高いんじゃない、その晴れ着)
桜も晴れ着姿ですが、去年着た晴着がまだちゃんと着れたので一安心でした。
(……あ)
茉奈の彼氏、閑野カノンが近づいていることに気づき、桜は茉奈の肩をつついたのでした。
「カノン!」
茉奈は慌てて顔を引き締めて、ふうわりと花咲くような微笑みに変えました。
(すごい、あんな締まりのない顔してたのに)
感心する桜。
「あけましておめでとう。ごめん、待った?」
イケメンのカノンに言われて、茉奈は可愛らしく。
「ううん、今来たばかりよ☆ あけましておめでとう♪」
とお約束の返事をしました。
そしてすぐ後ろに、桜の彼氏滝沢匠も近づいてきたのでした。
「あけましておめでとう」
「あけましておめでとう。今年もよろしく」
こちらは至って自然に挨拶を交わしたのでした。
「茉奈ちゃんも桜ちゃんも、晴れ着姿素敵だね。すごく可愛い」
「嬉しい!」
カノンの言葉に茉奈は満面の笑顔ではしゃぎ。
「……そうだな、似合ってる」
ぼそりと匠が言い、桜は少し照れながら。
「ありがとう」
と答えるのでした。
「それじゃ神社にお参りしようか」
「うん☆ あ、かわいいおみくじがある」
カノンの言葉に歩き出しかけて、茉奈はわんこおみくじを見つけました。
「引いてみる?」
カノンはみんなの顔を見ながら尋ねます。
「引きましょう♪」
カノンだけを見つめる茉奈はウキウキと言い、桜と匠は、顔を見合わせて頷くのでした。
「小吉かぁ。桜はどうだった?」
最初に引いた茉奈は、お座りする犬の絵を見ながらちょっと残念そうに言い、次に引いた桜のほうを見ました。
桜が開くと、骨を咥えた犬が出てきました。
「中吉だって」
「えー! いいな。カノンはどう?」
一瞬悔しそうな顔を見せた茉奈でしたが、気を取り直してカノンの手元を見つめました。
「あ、大吉だ」
「ほんと? やったぁ!」
茉奈が喜びの声を上げました。
(自分の小吉より彼氏の大吉のほうが嬉しい……こう思えるのが人を好きになることなんだわ)
初めて知った喜びに、なんだか胸が熱くなる思いでした。
「……中吉だ」
最後に引いた匠がぽつりと言いました。
「お揃いだね」
桜はフォローするように言いました。
(中吉だって、まあまあよね)
神社でお参りを済ませると、桜は言いました。
「これからどうする? 行きたいところある?」
「参道商店街をぶらつこうかと思ってたわ」
茉奈の答えに、桜は匠のほうを見やります。
「私たちはシーサイドタウンに行こうかな」
「それじゃ、ここでお別れね」
神社の鳥居のところで、桜と匠、茉奈とカノンのペアに分かれて手を振って別れました。
桜と匠は、シーサイドタウンへ向かいました。
「と言っても特に行くところがあって言ったわけじゃなくて、何となくブラブラしようか、って感じだったんだけど。匠君は行きたいところある?」
「いや、特には」
駅前広場に着くと、人だかりしているコーナーを見つけました。
「ねこじま書初め大会だって」
「犬や猫がいるな」
「そこのお兄さん、こちらで書初めやらないかい!」
「……俺?」
突然匠が指名されて、巨大な筆で書初めをすることになりました。
「頑張って!」
(工業高校だし、こういうの得意なのかしら)
期待して見つめる桜。
匠は大きな筆を戸惑いながら動かし、どうにか字を書いていきます。
『初日の出』
という文字が出来上がりましたが。
(あまり上手くないわね……)
「おつかれさま」
気を取り直して、桜は肉球書初めで可愛いわんことにゃんこの肉球を押しました。
「お正月の記念になるわね」
「やっぱりお正月は賑わってるわね」
「そうだね。茉奈ちゃん、何か欲しいものある?」
茉奈はカノンと二人きりで参道商店街を歩いています。
「そうねえ……」
露店を適当に冷やかしたりしていましたが、犬の射的のところで茉奈は足を止めました。
「あのアクセサリー、カノンに似合いそう」
「僕のでいいの? 茉奈ちゃんは?」
「いいのいいの、あれはカノンに似合うと思うわ。やってみるね」
晴れ着姿で銃を構え、茉奈は本気の眼差しでアクセサリーを狙います。
バーン!
「惜しい、はずれた!」
2発目もはずれ、悔しがる茉奈にカノンは言いました。
「ちょっと貸して」
「えっ?」
カノンは茉奈の銃を借り、狙いをつけます。
バーン!
「やったあ! すごいわカノン!」
見事アクセサリーを手に入れたカノンに茉奈は大はしゃぎ。
「これ、俺がもらっていいの?」
「もちろんよ。ほら、やっぱり似合うわ」
カノンにアクセサリーをつけ、茉奈は大満足でした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
茄子りんこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
動物・自然
定員
1000人
参加キャラクター数
31人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年09月17日
参加申し込みの期限
2023年09月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年09月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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