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寝子島高校
【クリスマス☆red】哀歓の激情
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寝子島神社で行き交う人を眺める
御巫 時子
は、そわそわと待ち人の姿を探す。
研究に没頭すると日付感覚を失いがちの彼ではあるが、昨日の放課後にも声をかけてあるから忘れず来てくれるはずだ。
(今日は神社をひとまわりして)
それから、それから……。
何度も脳裏に描いたはずのデートプランを思い返し、時子は頬を赤らめる。
態度に出してはダメだ、妙に思われては警戒されてしまう。いや、警戒は行きすぎだが、どこかこういった想いには鈍いところのある彼に対しては、少しドキドキさせるくらいで丁度良いかもしれない。
ふふ、と笑みを零していると、ようやく彼がやってきた。
いつもぼさっとしている頭は気持ち程度撫でつけられているが、相変わらず目元ははっきりと見えない。その上、首にはぐるぐるとしっかりマフラーが巻かれて口元だって隠れている。時子でなければ、
五十嵐 尚輝
だと気付かないだろう。
軽く手を振って合流をし、いざ――覚悟を決める時子には、尚輝がどことなく、落ち着き無いように見えた。
「どうかされましたか?」
「いえ、あの……今日は色々……その、イベントがあるとか?」
「はい。和楽器でクリスマスソングの演奏があったり、水引きでオーナメントを作れるとか」
楽しみですねと微笑む時子に嘘はない。そのどれもが、尚輝と過ごせるのならとても楽しみだ。
その純粋なほどに眩しい笑顔に、尚樹は両手でちょっと強めに自分の両頬を叩いた。
彼が何を追いやったのか知らぬ時子は、心配そうに顔を覗き込む。
「もしかして、あまり眠られていませんか?」
「そんなことは……実験室も冷えるので、アパートに帰るようになりましたし」
理由はともかく、帰ってくれているのならよかった。
体調を崩すことも心配だけれど、時子だっていつまでも実験室へと足繁く通うことはできない。
三学期になれば、受験の終わった三年生は自由通学が増える。尚輝に会える理由があるなら毎日だって通いたいところだが、春になれば時子はもう寝子島高校の生徒では無い。
先生と生徒という括りを外れる嬉しさと、気軽に会えない寂しさと。三年間の思い出を振り返るようにして、時子はそっと手を繋いだ。
緊張するように息を呑む声が聞こえる。もし、尚輝が意識をしてくれているのなら、もう一歩踏み出してみてもいいだろうか。
「温かくなっても……春になっても、ちゃんとアパートに帰ってくださいね」
食事を差し入れなければ心配だという体を保ったまま、微笑んで見せる。もうすぐ、昼休みに一緒に食事をするのは当たり前でなくなってしまうのは、やっぱり寂しい。
「お昼は難しいですが……代わりに、夕食や朝食を一緒に食べたいですね」
それはつまり、どういうことかというと。ぽっと頬を赤らめる時子が、少しだけ期待して尚輝の様子を覗き込むのだけれども。
「あはは、無精をして帰らないわけにはいかなそうですね。生活リズムが整いそうです」
これから先の時間も、期待していいということなのだろうか。
それとも、のほほんと緩んだ微笑みには深い意味などないのだろうか。
いつも通りで、少し拍子抜けしてしまう。でも、それくらい和やかな時間が、時子にとっては特別だった。
手荷物をポーターに預けると、
水槻 清恋
はプールサイドへと向かった。
室外ではあるが、雰囲気を壊さないように配慮しつつ並んだ暖房器具で寒さは和らいでいるし、温水を使っているのかプールで遊ぶ人も凍えている様子がない。
特別貧しい生活をしてきたわけでもないが、庶民として身の丈にあった生活をしてきた清恋にとって、真冬でも楽しめる野外プールは、それだけで贅沢さが際立った。
(確か、中堅IT企業の役員って話だったけど)
勤め先は横浜だと言っていたし、中堅というのがそもそも低く見積もりすぎではないのか。
ともあれ、ハッキリしない間柄の女にポンとサプライズプレゼントをするには煌びやか過ぎる。断る理由が無かったとは言え、一方的に甘受するにはあまり有るだろう。
「………………」
流石にサンタビキニだなんて挑戦できるほどの若さもサービス精神もないけれど、この程度であれば誘いを悪く思ってないことが伝わるだろうか。
多忙を理由に月に二度会えば良いという、セフレか彼氏かもわからない
森谷 錠
の好みを熟知しているわけでもないから、喜んでくれるかはわからないけど。
今さらながらに照れくさくなって、髪を弄る。こんな顔で、錠に会うわけには――。
ひゅうっと冷やかすような口笛が聞こえて、思わず睨み付けてやろうかと振り返る。そこには、えらく上機嫌な錠の姿があった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年07月30日
参加申し込みの期限
2023年08月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年08月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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