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●嵐を呼ぶ「おっぱいマウスパッド」
人類というものは、兎にも角にも貪欲に発明をするものだと思う。
マウスパッド。
PCを操作するためのマウスの下に敷く、10~15センチ四方のアレだ。
敷いた方がマウスの反応がよくなり、なめらかに操作できて快適になる。
しかし、長時間マウスを操作し続け、1平方メートルあたり1キロにも及ぶという重力の負荷に耐え続けた人間の腕は、いわゆるテニス肘などのマウス操作しすぎの病に侵されるようになった。
そこで人類は考えた。マウスパットに手首の負荷を軽減するためのクッションを付けたらいいんじゃね。と。
これはなかなかにいいアイデアだった。
しかし人類は、シンプルでノーマルなクッションに満足しなかった。
手首を支えるクッション。
ふたつのふくらみがあり、真ん中にくぼみがあるそのクッションに、人類は新たな意味を見出したのである。
それこそが――。
「おっぱいマウスパッド……」
その商品は、わりと堂々と売られていた。
なんだったら目玉商品といってもいい位置に。
江ノ島にやってきて、偶然にもラッキーなことに数学教師の
桐島 義弘
先生と遭遇した
宮祀 智瑜
は、その商品のPOPをガン見していた。
「
義弘先生のおっぱいマウスパッド
!?」
しかも「水着あり・ブラジャーあり・なし」と3種類あり、14,800円(税込)。高価である。
その直前まで「義弘先生、見回りデート行きましょう!」とか「宮祀青果店のリンゴジュースもあります! わぁ、嬉しいです。美味しいんですよ、義弘先生も一緒に飲みましょう」とか、きゃっきゃうふふしていた智瑜であったが、ここに来て完全にジト目である。
「義弘先生、これは……」
「な、なんだその目は」
「これって先生の私物? 水着姿に下着姿に下着無し? 先生はこういう下着が好きなんですね。というか、こんなに集めてたんですか?」
グイグイグイと先生に詰め寄る智瑜。
――先生のコレクションを放出したんですか!?
智瑜の目はそう言っている。
「義弘先生、こんなに売っても良いんですか? 手首の疲れを軽減するって言ってませんでしたか? はっ! もうおっぱいに興味なくなっちゃったんですか?」
智瑜がなんだか悲しい目になっている。
「私が誕生日にあげた(私のおっぱいと同じ大きさの)おっぱいマウスパッドは売ってないですよね? 大切に使ってくれてますか?」
やばい。
と、桐島先生は思った。
このままでは教師としてどころか、男としての威厳に関わる。
「お、落ち着け、宮祀。誤解だ。話せばわかる、話せば……」
しかし誤解を解く間もなく、新たな客がさらなる混沌を齎す。
「
おっぱいマウスパッド
って何……ワットは知ってる?」
ショートカットの彼女の名は、
稲積 柚春
。連れは、柚春とっては偶然にもラッキーなことに(桐島先生にとっては不幸なことに)道中で出会った
ウォルター・B
である。
「『桐島先生』って寝子高の先生だよね」
POPを眺めて柚春はウォルターに尋ねる。まだ桐島先生ご本人が傍にいることに気づいていないようだ。
「そうだねぇ」
ウォルターはと言えば、ニヤニヤと人が悪い笑みを浮かべて柚春に気づかれないよう桐島先生を見ている。
「水着とかブラジャーとか
桐島先生はどんな格好を
……」
「「ん?」」
柚春のセリフが妙だったので、ウォルター先生と桐島先生は同時に首を傾げた。
おもむろに画像検索をし始める柚春。
「なにしてるのぉ?」
「え、だって……実物をいきなり見るのが怖くて……あ、あー…これは先生の愛用品ってことかな。男の人向けの雑誌の表紙みたいなデザインだし……」
柚春は、ちら、とウォルターを盗み見する。
(……こういうの、ワットも興味あったりするのかな。かなりの小さめから大きめまでサイズも豊富みたいだし、ワットの視線が釘付けになってるのが好みってことかも……)
ウォルターの視線は桐島先生にちらちらと注がれており、それもけっこうタチの悪いくすくす笑い含みであったが、柚春の視界には桐島先生はまったく入っていなかった。ウォルターが視界に入っているときはそれ以外の人物はモブでしかないので、しょうがない。
「……?」
スマホの検索結果の画像を眺めていた柚春の手が止まる。
柚春が凝視しているのは、検索画面に混ざる
雄っぱいマウスパッド
である。
………………。
…………。
……。
柚春は、熟考した。
「これ、本当にワットのはないの? 大丈夫?」
「ん、ん、ん?」
ウォルター先生は、イイ笑顔のまま固まった。
「この値段だとたくさんは買えないけど、少しでもワットが他の人に渡るのを防がなきゃ。確かお家にもコーナーを作って祭壇?とか呼ぶんでしょ」
「さ、祭壇? う、うん……? 稲積?」
戸惑うウォルターを横目で見て、人の悪いニヤニヤ笑いを浮かべたのは、今度は桐島先生の方だった。
柚春はキラキラの目をして、おっぱいマウスパッド(ブラジャーなし)を手に取る。
「これ、けっこう寄せて上げてるね! あ、それともじつは鍛えるのかな? 硬いのも、いいと思うんだ!」
困惑するウォルター先生を見て、桐島先生は今にも吹き出しそうだ。
「いや、稲積、あのね……」
「うん。これ買う! 高いけど、ワットだと思えばワットだもん!」
「違……」
ウォルター先生はだらだらと冷や汗が流れている。
「祭壇も作る! でも僕は、ぬいやアクスタのワットとお出かけするより、本物と一緒がいいし……誰かにワットをとられたくないなぁ」
「い、稲積、もう行こうかぁ。そして忘れるんだよぉ、雄っぱいマウスパッドのことは!」
「え、どうして! 雄っぱいほしいよ! 待って! あ~れ~!」
……嵐は去った。
……智瑜は、おっぱいマウスパッド(ブラジャーあり)をふに、と揉んでみた。
(揉んでみると柔らかいですね。先生を誘う時は同じような下着付けようかな……)
桐島先生を見上げる。
桐島先生はドキッとした。
(何を考えているんだ……女子はわからん……)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
オールジャンル
定員
15人
参加キャラクター数
13人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年04月01日
参加申し込みの期限
2023年04月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年04月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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