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【エイプリルフール】『幻』の江ノ島へ!
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●桜井くんと佐藤くん
黄色いカナリアが江ノ島上空を旋回している。
(まったくもってこいつぁ……どうなっちまってるんだ)
カナリアの首には金の鍵。
ろっこん<黄色いピヨコ>で変身した
桜井 ラッセル
である。
空から見た江ノ島は、九夜山も寝子高もない小さな島であった。
全く見知らぬ新鮮さがあるかといえば、寧ろ、懐かしい気持ちを呼び起こされる気もする。
(おお、似てるようで知らないものもいっぱいあるな。寝子島との行き来は……ま、無理なんだろうなぁ)
そうしてみつけたのは崖下のグッズショップ『LUCK COMING』であった。
(お、おお!? なんかよさげな店。でも、あの崖、下りにくそうだなあ……そうだ!)
人の姿に戻ったラッセルは、崖下のショップへの道(?)に、手すり替わりのロープを設置した。
「こういうの見るとほっとけねーんだよ。万が一があったらヤだしさ」
と、そこに折よくやって来たのは
佐藤 英二
である。
英二は急な斜面をロープを伝って下りてくるところだった。
「うわっと、と、と。ちょっと滑るね。ロープ張ってあって良かった」
「だろ?」
英二の言葉を聞いたラッセルは、自分の仕事の価値を再認識してニヤッとする。
「しっかし、どうしてこんな崖下に店を作ったんだか……ま、行ってみるか」
そうして向かったグッズショップ『LUCK COMING』で――。
「やべー散財しそう。全部ほしい勢いでいいもんあるな!」
ラッセルは、星を宿したかのように目を輝かせ、店内を見回した。
「いらっしゃいませー。あ、ラッセルくん、英二くん、来てくれたんだねー!」
ののこが嬉しそうに出迎えてくれる。
胸元の「店長」の札に気づき、英二はののこに話しかけた。
「驚いた。野々さんが、店長さんなんだね」
「そうなの。店長さんなのです! 遠慮なく『ののこ店長』と呼んでね」
「よ! ののこ店長!」
ラッセルが声を掛けると、ののこはえへんと胸を張る。
それを見てラッセルはからからと笑った。
「野々が店長なのも驚きだが、江の島なのに寝子島グッズがあるのがまた摩訶不思議だなー」
「ゆっくり見てってね、ラッセルくん、英二くん」
「おう。んじゃちょっくら見せてもらうわ」
「ここでしかないお土産があったら買っていきたいな」
ラッセルと英二はゆるりと店内を歩きだす。
ラッセルがまず気になったのは、目つきの悪い灰色猫のぬいぐるみである。
「『テオぬいぐるみ』ってなんだこれ」
「あっ、それはねー。お腹を押してみてよ」
ののこに言われるがまま、テオぬいぐるみのお腹を押すと。
\ あとはたのんだ /
「アハハハ! なんだこれ! 『あとはたのんだ』っていい味でてるな」
「でしょー? オススメだよー」
そう言われては買わずにはいられない。ラッセルはぬいぐるみをかごに入れた。
ほかにも。
「『ねこつちのこ飼育セット』! 生物部としちゃ無視できねー」
「ねこつちのこ1体と水槽、エサ1ヶ月分付きだから頑張って育ててみてね!」
「『ぽにょにょんののこゼリー』! 桜花寮のみんなでつまめそうでお土産に丁度よさそう」
「スライムになった私の顔のゼリーです!」
「『ねこクッキー』! いろんな形があって気に入った」
「寝子島と言えば猫! テッパンのクッキーだよ」
「んじゃ、これでお会計お願いします♪」
「いっぱい買ってくれてありがとう、ラッセルくん。想花ちゃん、レジおねがーい」
ラッセルは、レジで、ほくほく顔でお財布を開いている。
一方英二は、じっくりとお土産を吟味していた。
「『LUCK COMING』の黄色いロゴが普段遣いも出来そうでいいんだよねー。あ、ロゴ入りトートバッグがある。1890円か……これは買いかな」
それから英二は、ロゴ入りのオリジナルマグカップも手に取る。
「これもいいな……」
ちら、とののこを見る。ののこはラッセル相手に接客中だ。
その隙に英二はマグカップに手を伸ばした。
(2つ、買っちゃおう。マグカップって、なんか生活感があるっていうかドキドキするアイテムだよね……)
少しだけ照れくさい。
その照れくささを打ち消すように、壁に掛かっていた『LUCK COMING』のロゴ入りTシャツを眺める。
「3890円かー。着ることがあるかどうかわからないけど、これも買っちゃおうかな」
展示品の下の棚に、サイズ別に綺麗に畳んでしまわれているTシャツ。
英二は自分サイズのものをひとつ手に取り、籠へ入れた。
こんなものかな、と店内を見回っていると……。
「わ、大怪獣ゴアラの特大ぬいぐるみがある!」
何を隠そう、英二はゴアラのファンなのである。
「英二くん、それおすすめだよ!」
ラッセルの接客を終えたののこが、にこにこしながら傍に来た。
「うん。すごく気になる……でも、18,000円かぁ」
ものは良さそうだが、高校生のお財布からは出しにくい金額だ。
「いやあ……うーん……」
英二は熟考した。熟考した末に、
「今回はやめとく」
と諦めた。やはり値段が張るし、持運びが大変そうだからだ。
「野々さん、ほかにもう少しお手頃でオススメのってない?」
「そうだなあー。やっぱりこれかなあ」
ののこがオススメしてきたのは――。
ぽにょにょんののこゼリー(12個入り)
「これ1000円で12個も入ってるんだよ。お得! あと工場発注でいっぱい作っちゃって」
「売れてほしいんだね」
「そうなの! 英二くんもおひとつ! 私の顔をぱくっとぽにょっと食べてくれていいよ!」
英二は笑った。
「わかった。それも買うよ」
食べる前にちゅっとしてくれてもいいのだが――まあそれは、おまかせである。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
オールジャンル
定員
15人
参加キャラクター数
13人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年04月01日
参加申し込みの期限
2023年04月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年04月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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