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【寝子祭】届け銀河の涯てまで! 輝きをキミと
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シーサイドタウン内のブルックリンスタイルな借家で二人暮らしをしている
卵城 秘月
と
吉住 志桜里
は、二人揃って和服に羽織物という出で立ちだった。
秘月は青を基調にした和服に、彗星をイメージしたあでやかな柄の羽織物。
志桜里は薄紫の和服に、銀河をモチーフにした柄の羽織物と装飾品でコーディネートしていた。
立食パーティ風の雰囲気をゆっくり楽しもうとした志桜里だが、秘月は。
「素敵な衣装だね、ちょっと見てもいいかい?」
目についた人にどんどん話しかけていく。
(パーティーだしね、ちょっといろいろ遊ぼうかな)
元々男女問わずいろんな人に話しかけるのが好きで、新しい目線を見るのが楽しいという秘月。
そんなふうに話しかけられれば悪い気がするわけもなく、相手も少し照れながら心を開く。
パーティーという事だし、それだけなら志桜里もとがめはしなかったが。
本当は男女問わずの肉体フェチである秘月は、社交的な性格を装いスキンシップとカモフラージュしてその人の肉体を密かに堪能している。
「なるほど、これはいいね。君によく似合っている」
秘月は少しチャンスがあれば自然に手を触れるぐらいのボディタッチをしたりして、志桜里からすれば見境のない振る舞いをしている。
(ちょっと……それはやりすぎじゃない? ダンスタイムじゃあるまいし相手がその気になったらどうするのよ?)
それを見ている清楚な外見と柔和な表情に隠れた志桜里の熱さが、零れだしそうになってきた。
「……もうそれくらいになさい」
次の相手を物色しようとする秘月を引き留めて、きっぱりと鋭い目で訴えると、2階席へと引いていく。
「那由多を駆ける彗星も、いつかは星の引力に曳かれて墜ちるもの。貴女も例外ではなくてよ」
志桜里に言われ、秘月は思う。
(楽しんでたんだけど志桜里君につかまってしまったか)
それも悪くない、と秘月はおとなしく志桜里について行くことにした。
「星に堕ちる前に燃え尽きて消える気もするけどね、まぁ今は志桜里君に付き合おうかな」
これでも自身の性癖を最も恥ずべき事だとも思っていて、祭りとはいえ度を過ごしてバレないように我慢しようともしているのだ。
二階の、周囲に人のいない座席に悠然と腰かけて、天井を見れば。
「ちょっとしたプラネタリウム気分ね」
視線を下に移せばライヴステージも楽しめる。
だが志桜里は、ただライヴステージを楽しむだけの時間にするつもりはなかった。
(既成事実のようないちゃつきぶりが常態化していますが、折角ですから)
落ち着いて軽音楽部のライヴを鑑賞し始めた秘月だが、隣の志桜里の気配に気づく。
(志桜里君の様子がなにやらおかしいような?)
周囲を確認している様子の志桜里の方を見ると。
そっと履物を脱いだ志桜里は、秘月の足へ趾を絡めてきた。
「……えっ?」
志桜里は、風紀委員が近づいてこないのを確認して秘月の足を足裏で撫ぜる。
さらに脚に自らの足を覆い被せたりと揶揄いながら口説きだす。
「秘ぃの移り気はカラダ目当てのこと、なんてちょっと意地悪かしら。それでも、お相手が悪い虫に見えちゃう時もあるわ」
(遊びと分かっていても、想い人のよそ見を流し目で笑っていられる程歳を取ってはいませんので……っ。それに)
「うーん、ほら私って色々な人と話したりするのが好きだからね、悪い虫って思うぐらいさみしくさせたら申し訳ないけどちょっと嬉しいかな」
そんなことを言いつつ、秘月の心臓は跳ね上がりそうだ。
何とか鉄仮面の演技で隠せているだろうか、と思ったが。
志桜里はそんな言葉だけで引き下がる気はなかった。
(シェアハウスからお出かけまで親密にしている仲とはいえ、面と向かって告白したことはありませんから。高校生活最後の寝子祭前に、ひとつかましてやりましょう♪)
秘月の身体を引き寄せて自分に向き合わせ、指で顎を軽く持ち上げて、告げる。
「私が妬くのは全部秘月のせい。愛しているもの、当然でしょ?……今更なんて言わないでね。付き合ってちょうだい」
「……!」
秘月の鉄仮面の演技は志桜里の大胆な告白と共に簡単に砕け散ってしまって。
(そんな……家でいくらでも二人きりになれるのに学校で、こんな時にいきなり言う? 人気がないとはいえ風紀委員だって見回りに来るのに。あ……指から、鼓動の速さがバレてるんじゃないかな……)
照れと嬉しさと困惑と色んな感情が混ざり合った自分でもよくわからない表情のまま、気持ちを隠す事すらできなくなった。
「あっ……うっ」
まともに言葉すら発せられなくて、秘月は少しだけ顔を縦に振る。
それが限界だったのだ。
「ふふ。ストレートに伝えたことってなかなかないというか、既成事実感ありありだったじゃない。折角ならなし崩しより、ちゃんとドキッとさせたくて」
返事はどちらでもよかった。
常になく動じる秘月を可愛らしく思いながら、気を揉ませたお返しとばかり志桜里は悪戯っぽく笑ってやった。
幸い風紀委員がやってくる様子はなく、もうしばらく二人の時間を楽しむことができそうだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
36人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年03月26日
参加申し込みの期限
2023年04月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年04月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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