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寝子島高校
夜の繁華街は、熊出没にご注意!?
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放課後。
全ての授業が終了し、夕日に染められた校舎を後にする寝子島校生たち。
これから軽くなった足取りで何処かへ遊びに出かけたり、もしくは真っ直ぐに帰宅して勉学に励もうと考えている青年たちが、次々と狭い校門から解き放たれる。教師や同級生に別れを言い、教材や文具の詰まった鞄を提げて。
しかし、彼らの中には一部、校舎の中で耳にしたよからぬ噂に一抹の不安を抱く者もいた。不安の種は、寝子島高校の体育教師だ。生徒の中に素行不良な者が混じっていると信じて怒り狂った熊吉先生が、シーサイドタウンに見回り目的で現れると言う、聞くに堪えない恐ろしい噂。
「なぁ、ののこの話、どう思う? ホントだったらみんなヤバいよなぁ」
校門を出て、並木道の歩道を渡りながら
笹森 清真
がぼそりと呟く。気怠そうに頭の後ろで手を組んだ清真の隣には、清楚な顔で相槌を打つ
八神 修
がいた。思い出すだけで苦い気分になってしまうとんでもない噂。しかし清真とは違い、修はその話題に対して目を輝かせ、羨望の表情を浮かべている。
「生徒思いの良い先生じゃないか」
修の意見は、熊吉先生に恐怖する大多数の生徒とはまるで違っていた。それもその筈、シーサイドタウンで夜更かしをする予定のない修にとって、熊吉先生から怒りを買う余地はない。寧ろ、生徒の更生の為に自己の時間を削るその行動力たるや尊敬に値した。
「サラリーマン教師が多い昨今、吉田先生のように正面から生徒に向き合う先生は貴重だ。勤務時間外にここまでやってくれるのは有り難い事なんだよ」
「へぇ……、で、八神は帰った後は何すんの?」
修の話を理解したのかそうでないのか、曖昧な相槌の後に清真が尋ねる。
「俺は世界史の予習と復習……、あぁ、少し買い物をしてから帰るか」
「シーサイドタウンに行く奴らが気の毒だよな~。だって、見つかった途端、先生に怒られるんだろ?」
「夜遅くに街中をうろつく側にも非がある。それに、高校生が深夜以降にバイトをするのはどうだろうな」
「でもさ、事情くらいは聞いてほしいよな? 俺みたくどーしても外したくない用事の奴らもいるだろうし?」
頭の固い熊吉先生の動向を予想するに、シーサイドタウンにいる寝子島高生全員をターゲットと定めているに違いない。男子も女子も見境なく見つけた途端に怒声を浴びせるつもりだ。せめて、その時には弁明の余地位は与えてほしいものだが……。
「そういえば、笹森は大丈夫なのか? 今日は用事があるんだろう?」
「あぁ。予約してた竹刀を引き取りに、ちょっとな。けど、武道具屋は旧市街だし大丈夫じゃね?」
「吉田先生はシーサイドタウンを見回るんだったな」
「ま、ちょこっと寄り道してもいいかな。俺は見つかるなんてヘマ踏まないし?」
「せいぜい、油断しない事だ」
髪をかきほぐしながら意気揚々と言い切る清真に、修は肩をすくめて笑う。夕日に照らされた二人の影は既に伸びきっていた。間もなく夜が訪れるだろう。そうなれば、今日も賑々しくあるだろうシーサイドタウンへと、鬼の形相をした熊吉先生が解き放たれる。
生徒の間でどれだけ情報が廻ったかは分からないが、その時は間もなく差し迫ろうとしていた。
「んで、八神の買い物って何? こっから遠いの?」
「……っ」
ふと、清真が思い出したように首を向けて尋ねた。確か、修も買い物に行くのだとか言っていたっけか。
聞かれた直後、修ははっとしたように言葉を詰まらせ、表情をやや訝しそうに渋める。その態度は、どういうわけか聞かれたくないと顔に書いてあるようなものであり、その怪しげな態度に好奇心を高ぶらせた清真が更に詰めよると、修は追及を逃れるべくそっぽを向いた。
「何? なんか気になるな~」
「それは……。秘密だ」
「ほら、誰にも言わないからさ」
「秘密だ」
表情をにやつかせて迫ってくる清真を置いて、修は早足にその場を去ろうと試みる。それでも清真がねばりつくように尋ねてきて、それは二人の帰路が別の道に分かれるまで続いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
tsuyosi
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
20人
参加キャラクター数
18人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月09日
参加申し込みの期限
2013年11月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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