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三毛谷 道哉
が通りを歩く。男女の性別に関係なく人目を引いた。
ボサボサの三色(白、黒、茶)ボブを黒い山高帽が押え込む。着物に引っ掛けた羽織と草履は明治時代の雰囲気を纏い、見事に着こなす。
柔らかい笑みは変わらず、身軽な様子で人を避けながら進む。
目当ての店を見つけたのか。横風を受けた態でふらりと立ち寄った。
「これは、これは」
先客の多さよりも気になることがあるのか。黄色い目はサバトラや八割れの猫に向けられた。
――ここまで猫が多いとは思わなかった。次は本来の猫の姿で来た方がいいか。ああ、でもそうなると困ることもあるか。
道哉は帯に差していた扇子を引き抜く。軽い一振りで開いて頭を冷やすように自身へ風を送った。
「猫密度が高めだねぇ」
「その中に私も含まれています?」
八重 トラ
は横手から気さくに声を掛けた。
「どうだろう。入っているなら私も含まれるよ」
「そうですね。私とは違って大先輩ですが~」
「昔のことは忘れたよ。あと、それはどこからの情報だい?」
「私も忘れました~。ですが、新しい情報はしっかり頭の中に入っているので、ご心配なく~。それで今日は何をお求めでしょうか」
朗らかな声で返した直後、トラは商売人の顔となって擦り寄った。
「気が向いたから寄ってみたんだけど、調子は良さそうだね」
「おかげさまで売り上げは右肩上がりですよ~」
置物の招き猫を模して右腕を上げた。招くような動作は愛らしく、自然に道哉の目が優しくなる。
「その業績に私も貢献しよう」
「どのような内容でしょうか」
「寝子島に関係することだね。散策ではわからない
いべんと
や
目新しいもの
があれば教えて貰えるかな」
「もちろんですよぉ。これは星幽塔の関係者が寝子島で行うイベントなのですが、招待枠をいくつか確保しています」
「どのような
いべんと
なのかな」
「あると便利なアイデアグッズですよ。私も詳しい内容までは把握していませんが、同時にモニター募集までしていまして~、なんとこれが今回の目玉になります」
トラは興奮気味に話す。その熱気に呑まれた道哉も興味を示したようで猫背となった。
「続きを頼む」
「わかりました。モニターになって使い勝手や改良点などを書いて提出すると、漏れなく改良された製品がプレゼントされるのですぅ。貢献度によっては謝礼も出るそうですよ~」
「それはいい。興味があるよ。そうだな。ついでに両替もしておこうか。寝子島用と星幽塔を半々で」
トラは即座に聞き返した。
「星幽塔ですか? 霊界ではなくて」
「そうなんだ。霊界にいる
きなこ
という知り合い、いや、妹のような存在かな。他に友人を誘って楽しんで来ようかと思ってね。おすすめの
すぽっと
はあるかい?」
「そうですねぇ。第一階層の城下町は定番ですよ~。自然との触れ合いを重視するのでしたら、第八階層の『ダソス』の国を中心に名所を巡ってもいいですね~。簡易的な地図になりますが格安でお売りしますよ~」
「八重さんには叶わないな。一枚、貰うよ」
「ありがとうございますぅ。まずは両替を済ませましょう」
数分で終えると道哉は一方の壁に近づいた。寝子島の掲示板に貼り出された内容を目にした途端、目頭を押さえた。
「英語とカタカナが……」
気を取り直して星幽塔の掲示板に目をやる。
「これは
いらすと
かな。猫のようだけど、人でもあるような……」
猫獣人の全身図を不思議そうに眺める。
――人探しのようだ。星幽塔に行った時は探してみてもいいかな。
熱心に見入る道哉の姿を見たトラは言った。
「今日、入ったばかりの情報になります~」
「そうか、気に留めておくよ。それと八重さん、今度の話になるが、元の姿で出掛けないかい? 美味しい魚が獲れる川に連れていってあげるよ」
トラが返事をする前に怒りを含んだ猫の鳴き声が聞こえてきた。道哉が振り返ると、猫脚のテーブルに八割れの猫がいた。飼い主の
万条 幸次
は、花遊、ダメだって、と慌てた様子で宥める。
「
らいばる
の登場かな」
「またまた~」
トラは間延びした声で場を収めた。別の客に呼ばれると、少々お待ちを~、と笑顔で駆け出した。
「本当に好調のようだ」
道哉は柔らかい笑みを浮かべた。
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担当ゲームマスター
黒羽カラス
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年03月07日
参加申し込みの期限
2023年03月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年03月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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