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セイレーンが歌う夜
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<承>
>シーサイドタウン
この日、兄と食事を取った
志波 武道
はアルバイトから帰っている最中の
後木 真央
と偶然出会い、話していた。武道の弟の話で盛り上がっていると、不意に真央の目からハイライトが消えたような気がした。真央はしばし辺りを見渡し、どこかへと歩き出そうとする。
「あれ? おーい、真央ちゃーん?」
違和感を覚え、武道は彼女の肩を叩く。と、真央はその表情を酷く曇らせ、てきぱきと携帯電話を取り出し、ねこったーとニュースを確認する。すると、更に表情が険しくなり、真央は武道の手をぎゅっ、と握った。まるで、彼の明るさに縋るように。
「どうした?」
「助けて欲しいのだ、武道ちゃん先輩! このままじゃ……このままじゃ……!」
「落ち着くんだ。ほら、深呼吸」
武道は真面目かつ優しい眼で促し、一緒に深呼吸をする。と、真央は一緒に猫鳴館に行って欲しい、と願い出た。そして自分がニュースやねこったーで得た情報を提示する。
「それじゃあ、真央ちゃんは……その歌を聞いたのかい?」
「うん。だから、海に行きたくなったのだ。多分、行方不明の人じゃないかなって思うのだ。……でも、おじぃの言葉思い出したら、居ても立っても居られなくなったのだ」
だから力を貸して欲しい、と。彼女の願いに、武道は二つ返事で頷いた。こんな状況下で、真央1人にはしておけなかった。
猫鳴館へ急ぐ傍ら、真央は携帯電話の着信履歴から1人の友達を選ぶ。そして、リダイヤルした。
(繋がって欲しいのだ。緊急事態なのだ、修ちゃん!)
>星が丘寮
「何があった? 教えてくれ、後木」
八神 修
は直感的にトラブルを察知し、ワンコールで受け取った。彼は真央から事情を聞くとすぐさまパソコンを開き、ネットニュースを確認した。
(一週間前にエノコロ岬付近で女性が行方不明、か。そして今夜、歌声を聞いた女性たちがそこへ向かうという出来事……)
どうにかしてその女性を探したい、という真央に、修は1つ頷いた。
「そうだな、防水加工をした光源が必要だ。後、場所は恐らく岩場だろうし、何か履いて行った方がいい」
と彼は捜査に必要な道具や注意点を伝えると今度は警察へと電話を掛ける。エノコロ岬付近で行方不明者の声を聞いた、という風にして家族へ連絡を取ろうと考えたのである。
(今になって『探して』と言っている。……今日が何か大事な日なのかもしれない)
修が事情を説明していると、受話器の向こうで警察官が驚いたように言った。
「情報提供、ありがとうございます。今、丁度ご家族の方がこちらにいらっしゃいます。本来ならば守秘義務が生じますので連絡先を教える事は出来ませんが……」
警察官は、そう言うとその家族へと代わってくれた。
そうしながらも、修は運転手に車をまわすよう頼むと、一緒に暮らしているハムスターや仔猫、仔犬をペット用キャリーに入るよう促した。
(行こう、現場へ)
修は車に乗り込み、エノコロ岬を目指した。
(させるかぁっ!!)
ボスッ、と鈍い音を立てて拳が腹に食い込む。そうする事で聞こえてきた歌の影響を防ごうとしたのは、黒髪をツインテールにした
双葉 仄
だった。彼女は暫くの間身動きが取れなかったが、その間も僅かながら歌が聞こえてきていた。
(……効果が、薄い……だと?!)
げふぅ、と息を吐き、体が震える。その形の良い耳が歌を捉え、心へと響いていく。
(このまま私は……)
操られてたまるか、ともう一度自分の腹へ拳を打ち付けるも、効果は同じだった。痛みに苛まれながらも、仄はじりじりと海のほうへ歩いていく。
その姿を見た修は、真央から聞いた事を思い出し、車を止めてもらう。そして、よろよろと歩く仄に手を差し伸べた。
「大丈夫か? 双葉も例の歌が聞こえるのか?」
「げふぅっ?!」
修の姿に思わずそんな声を上げてしまった仄だが、手を貸してもらいつつ立ち上がる。と同時に意識がはっきりとした。
「つまりは、男性との接触で影響を遮断できるのか。……八神、ありがとう。お陰で楽になれた」
「俺は今から警察経由で海へ向かう。どうする?」
修が事情を説明すると、仄はそれでいい、と頷く。2人は車に乗り込み、一路寝子島警察署へと向かうのであった。その最中、2人は修が持ち込んだタブレットから情報を得、考察を重ねた。そうしながらも、仄はねこったーにつぶやく。
『例の現象、男の人との接触で解除できるようだ』
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
ホラー
SF・ファンタジー
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月08日
参加申し込みの期限
2013年11月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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