this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
セイレーンが歌う夜
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
…
19
つぎへ >>
>猫鳴館
色々と起こっているその頃、
三ヶ島 葵
は荷造りの真っ最中だった。
(ここは新館でもボロさが抜け切れないねー。……そろそろ別の場所に引っ越す事も視野に入れたほうがいいかな?)
「折角だから俺は荷造りを選ぶぜー! なんてね?」とテンションも高めな葵であったが、そんな彼女の耳にも歌声が聞こえてくる。所が、彼女の脳裏に浮んだのは『伝説のセイレーン?』という所である。
(なんだろう、なんとなーくだけどー…海からかなー? この辺りに住んでる知り合いはいない気がするけど行ってみよう! でもなーんか、海からって辺りでセイレーンをイメージさせるねー♪)
これはスクープの予感! とふらふらと猫鳴館を出て行ってしまった。雨合羽など用意すればよかった、とか、操られている状態だし写真は取れるんだろうか? とかそんなことが脳裏を巡り、同時に歌も沁みていく。葵はとりあえずこの怪異に身を任せてみる事にした。
倉庫では真央が装備を揃えていた。武道は真央が歌の影響を受けないように、と彼女と手を繋ぎつつ手伝っている。
(おじぃの話を振り返ると、もう行方不明の女の人は……。でも、その人を『人殺し』にはしたくないのだ!)
真央は焦りそうになるも、深呼吸をして装備の確認をする。ロープと紐に懐中電灯、パン切りナイフにビニールとシート。本当は浮具も欲しかったが、なかったのでペットボトルで代用し、まとめる。
「……?! 今足音が……」
何かに気づいた武道が呟き、真央は意を決する。
「もしかしたら、ここからもいっちゃった人がいるかもしれないのだ。……急ぐのだ!」
真央と武道は頷き合う。彼女は荷物を分担して背負い、武道を自転車の後に乗せてエノコロ岬へとつっぱしるのだった。
>エノコロ岬
(はぁ、1人で盛り上がってもなぁ……)
溜め息混じりに走っていたのは
マリベル・ロイス
。彼女は最近転入してきたばかりであり、友達もまだ少なかった。その為毎日1人で放課後を過ごし、そのまま就寝時間を迎えている。
これではダメだ! と一念発起し、自分磨きの為に海辺をジョギングしていたのだが……彼女の目に入ってきたのは、ふらふらと歩いてくる女性たちだった。それも1人、2人ではなく、複数だ。
「な、なんやの……あの人たち。海水浴には早すぎるで?!」
と、わたわたパニックに陥るマリベル。彼女はどうしようかと悩み、何度も辺りを見渡していた。
(ええと? これは、こーいう時はどうすれば……そや!
『女の人が海に向かって集団で歩いている! 気をつけて!』
っと、これでよし! 拡散や!!)
彼女は手早く目撃した事をねこったーにあげる。と、自分と似たような発言をしている人に気付く。
「それじゃあ、この現象は一体」
なんやの? と言おうとした時。マリベルは気付いた。彼女の耳にも不思議と澄んだ歌声が聞こえてきた事に。最初、音楽プレイヤーに入っている曲が変わったのだと持ったが、それはマリベルが聞いた事の無い歌だった。それが、聞いているはずの曲に違和感無く混じっていた。と同時に勝手に動き出すマリベルの足。
相手が歌ならば、とプレイヤーの音量を上げて対抗するマリベルだったが、いつしかその足は女性たちの群れへと入っていった。
森 蓮
は胸騒ぎがして眠れず、エノコロ岬を掃除していた。しかし、今はそれどころではない。彼は集まってきた女性たちに声をかけ、海へ向かわないようにしていた。
(これは一体……)
不思議に思っていると、蓮は女性たちの中に苦悶の表情を浮かべる
浮舟 久雨
の姿を見つけた。
「私には意思がある……。このような歌に操られては……」
「久雨さん! 久雨さん、しっかりしてくださいっ!」
蓮が声を掛け、両肩に手を置く。すると、久雨の表情が和らいだ。彼女は傍らの蓮を見ると目を見開き、頭を下げる。
「すまない、蓮。感謝する。私は、突然聞こえてきた歌に惹かれ、半ば操られるようにして此処へ来てしまって……」
事情を説明していると、2人の傍を灰色の髪を揺らしたマリベルが通っていく。これは危ない、と蓮は彼女の肩に触れて声を掛ける。と、マリベルもまた我に帰った。
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
…
19
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
セイレーンが歌う夜
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
ホラー
SF・ファンタジー
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月08日
参加申し込みの期限
2013年11月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!