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おいでませ、霊界カフェ
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【案外ノリノリ】
「寝子島やけん、こういうこともありますよね?」
いつのまにやら霊界なんぞに足を踏み入れていたらしい
倉前 七瀬
。余裕しゃくしゃく、わくわく顔で言ってのけました。
「あやかしカフェ! どんな料理がいただけるんでしょうか」
散歩のさなか、気がついたら奇妙な風景の中へ佇んでおりました。確かに不思議なことめいっぱいな寝子島ですから、時にはそんなことも起こりましょう。のんきな七瀬はすっかり適応して、慣れたものです。
さっそくカフェへとお邪魔します。
「おお……」
ろくろ首。一つ目入道。からかさおばけに、西洋の狼男? キョンシーっぽいあやかしもいます。カフェのお客はバリエーション豊かにして突拍子もなく、七瀬も思わず目をぱちくり。
まーフツウのひとならば、妖怪変化を前に驚きおびえたりするものですけれど、幸いにして七瀬はこーいうのまったく初めて、というわけでもないもんで。
「すごい! たのしかですねえ」
「あら、また人間のお客さまだわ。いらっしゃいませ、こちらのお席へどうぞ」
吸血鬼のお姉さん、ヴィーゼが血液の腕にトレイを乗せて、お出迎え。
七瀬が席につくと、おばけウォーターをことりと机に置いて、お姉さんはさも当たり前のように尋ねます。
「ご注文はお決まりですか?」
「あ、じゃあ、ええと……このおばけサンドイッチ? と、おばけコーヒーをお願いします」
「かしこまりました。少々お待ちくださいね」
どうやら人間だとか人間じゃないとか、ここではあんまし、気にしてないみたい。周りを見回してみれば確かに、他にも人間のお客さんが何人もおりました。
「前に読んだ、あの本みたいですね。あれ、何て本やったっけ」
七瀬は以前に手に取った本を思い浮かべるも、読書好きというより活字そのものが好きな彼は、タイトルまでも覚えておりませんで。
うんうんとうなっていたら、注文のおばけサンドイッチ、おばけコーヒーが届きました。
「ほほお、これがおばけサンドイッチ。ではいただきまーす……って、うわあ?」
ふよふよふよ。ふわふわふわ。律儀に手を合わせていただきます、の間にサンドイッチは浮かび上がり、皿から離れて泳ぎ出したではありませんか。
「わ、わ。わっ」
逃げるサンドイッチ、追う七瀬。微笑ましくその様を見守るあやかしたち。どうもよくある光景のようでして。
そのうち七瀬は、どんっとお客にぶつかってしまいました。
「わあ、ごめんなさい!」
「いいよぉ、気にしないで。僕も最初は驚いたからねぇ」
「って、ウォルターさん!」
なんとびっくり! お客は
ウォルター・B
でした。彼は一つ目入道&からかさお化けと卓を囲み、談笑していたところです。よく話、合いますね。
「来てたとですか。ウォルターさん」
「何度目だったかねぇ。これでも常連なんだよぉ、僕」
彼は何度かここを訪れたことがあるのだとか。いつの間にそんなことに……と思うも、まあ彼もまた、寝子島の住人ですもので。
「そうでしたか。せっかくやけん、ご一緒しませんか」
と言うと、彼はあやかしたちに手を振り、七瀬の卓へ移ってくれました。ちなみに一つ目とからかさとは今日が初対面だとか。
「おばけサンドはねぇ、こうやって食べるんだよぉ」
ウォルターは自分のサンドイッチをひと口大にちぎり、宙へ放ります。ふわふわふわ、それを器用にも空中でぱくりっ。
「おおっ、なるほど! じゃあ、おばけコーヒーは?」
「カップをしっかり握ってないとこぼれるから気を付けて」
「熱いっ!?」
ふわふわで、サンドイッチを口に含めばしゅわりと消えて。それでいてしっかりお腹にたまるのが不思議です。
「す、すごいです! 新食感……あ、おばけサンドイッチ、上手く食べられました! ウォルターさん!」
「うんうん、上手いねぇ」
見たこともない光景、食べたこともない味わい。そこへ加わる、大好きな彼が一緒にいてくれるという何よりのスパイス!
にこやかに眺めるウォルターとの、霊界でのひと時。七瀬は終始興奮気味であったと後に告げられ、少々赤面してしまいましたけれど。
「ウォルターさんとも会えましたし。楽しかったです」
その日のひと時の体験は、特別なものとして七瀬の胸に残りました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
神話・伝説
定員
10人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年04月02日
参加申し込みの期限
2023年04月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年04月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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