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LIQUID -Star Chronicle- 月の杯編
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【レアアイテムがっぽがっぽでがはは!】
前回の冒険は実にハードな行程となった。サイディア王国の辺境に発見された新たな遺跡へ足を踏み入れ、ゴブリンにスケルトン、スライムといったモンスターの群れを掃討し、パーティメンバーはそれぞれにスキルを駆使して奮闘した。謎の古代機械群に囲まれた部屋を探索し、恐るべきトラップをくぐり抜け……消耗激しく満身創痍となったが、最奥で見事遺物を発見し、報酬を得ることができたのは僥倖だった。
その際に持ち帰った遺物が後に
<月の杯>
と名付けられ、ワインツ帝国の国立研究所にて事件を引き起こすことになろうとは、ながれ(プレイヤー:
水守 流
)も想像だにしていなかったが、それはさておき。
「っしゃあ! メインストーリー攻略の報酬で、当面の金は確保できたぜ。となりゃあ今度は、素材集めだな!」
ながれはクラフトマスターである。さまざまな素材を元に、冒険者の役に立つ多様なアイテムを制作することができる。ながれはこのクラフト作業にすっかりハマってしまったのだ。ひとつのレシピから作れるアイテムも、制作者のスキルやパラメータによってクォリティやレアリティ、性質にばらつきが生じるため、目的のものができるまでは相応に試行数を重ねる必要がある。それが大変でもあり、また奥深さでもあり、ながれも気に入っている部分だ。
そうしてしばらくは強力でレアな装備を作っては高値で売りさばいたり、自身のコレクションに加えて悦に浸っていたりしたのだが、制作作業一辺倒ではさすがに素材が枯渇してしまう。クエストの報酬を元に他のプレイヤーとトレードを行い、素材を補充することもできなくはないが効率は悪く、レア素材となるとなかなか市場にも出回らない。
そこで今回は、素材集めの旅へ出ることと決めた。
「稀少鉱石の鉱山があるのは、ええと、マップマップ……そうそう、スピリスタって国だ。いっちょ行ってみっか!」
お手製で愛用の<クラフトハンマー>を携え、消耗品の類を揃えると、ながれは極北の地へ向かう馬車に乗り込んだ。
スピリスタは北方の寒冷地だ。見渡す限り一面の銀世界が広がっている。永久凍土に覆われた大地はしばしば暴風雪に見舞われ、視界は利かなくなり、<凍結>のバッドステータスを誘発する。
が、幸運なことにながれが訪れたこの日、スピリスタの首都トニクの周辺は晴れ渡り、清廉とした青空に包まれていた。
「ラッキー! ガンガン掘るぜー!」
トニクから山間へしばらく登り、中腹にぽっかりと口を開けた氷の洞窟へと足を踏み入れる。街で聞きつけた情報によれば、幅広い種類の稀少鉱石が一度に手に入る、クラフトマスター御用達の名所であるらしい。中には一部モンスターもいるが、そう強敵も出現しないとのことで、安心して素材収集に専念できそうだ。
寄ってきたコボルドをクラフトハンマーや手製の爆弾で蹴散らしながら奥へ進むと、さっそく採掘ポイントを見つけた。事前にクラフトしてきた<採掘ツルハシ>に持ち替え、美しい結晶めがけて振りかぶり、先端を叩きつける。
「おっしゃ、さっそく鉱石ゲット! って、こりゃノーマルの鉄か。もういっちょ、レア鉄こいこい!」
かつん、かつんと澄んだ音が洞窟へ響く。青い結晶をくり抜いたような坑道はながれの擁する光源を反射して七色に輝き、実に美しい。
「美しいのはいいんだが! これ! 鉄しか出ねぇな! っかしーな、レア鉱石もりもりでクラフター歓喜って話だったのに……」
「ああー、ダメダメ! 兄ちゃん、そこは出ないぜぇ」
ふと聞こえてきた野太い声に振り返る。
「だ……誰?」
おそらく同業者であろう。筋肉モリモリマッチョマンな巨漢が立っていた。どこもかしこもムキムキだ。笑顔にきらりと光る白い歯がまぶしい。手にはながれ同様採掘ツルハシを携えている。
ながれはちょっと引いたが、気になる言葉に思わず問い返した。
「えーと。ここは出ない? ってのは?」
「この洞窟はよう、階層と位置によって出る鉱石が違うのよ。ここらはまだ上層だろ? レアな石は、もっと深く潜んねぇとな! どら、いっちょオッサンが案内してやるぜ、ついてきなよぉ」
「お、おい?」
有無も言わせず歩き出す男に、慌ててついていく。どうやら相手はNPCではなくプレイヤーのようだ。
ながれもクラフトマスターとしてはもはやベテランと言っていいが、このあたりの地理には疎い。そんな彼へ、親切心から穴場を教えてくれようというらしい。
男はダイモンと名乗った。
「おう、ここだここ! ここらのポイントを掘ってみな、レアものザックザクだぜぇ」
「まじかよ。おし、掘ってみっか」
ツルハシを振るいさっそく、かつん、かつんとやってみると。
ぽろぽろぽろり、確かに見たことのない鉱石がいくつもあふれ出た。ながれが<鑑定>スキルを使いそれらを見極めてみると、
「うおっ、こりゃすげえ!?」
「だろぉー? オッサンはウソつかねぇって!」
がっはっはと豪快に笑うダイモンによれば、この一帯のみでレア鉱石の<紅茶鉄>、<電解鉄>、<水銀鉄>に<聖水鉄>などが一度に採取できるそうだ。いずれも高レベルのクラフトに使用する素材で、ながれのクラフトマスタースキルならば多様なアイテムの制作に使えるだろう。
「サンキュー、オッサン! 確かにここは穴場だぜ!」
「なーに、いいってことよ! クラフター同士助け合っていこうぜぇ、がっはっは!」
ながれはしばし彼とともに洞窟内で採掘行脚を続け、持ちきれないほどのレア鉱石をゲットすることができた。
これらを使って、どんなアイテムが作れるだろうか? わくわくが止まらないながれも思わず、がははと笑った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
バトル
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年02月05日
参加申し込みの期限
2023年02月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年02月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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