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第二回、大漁確定の釣り大会!
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【釣り大会の様子! 釣り好きと元凶? とダウナーの場合】
「と、いうわけで、マグロなどの大物を参加者の一人がご所望だから、とりあえずこの漁船に乗ってくれ」
「はい」
そう言われて唱華は漁船に乗り込んだ。
道具のサポートももちろん、漁師が解体や網の作業などで時間をとられそうなので、そのフォローを頼まれた形となって漁船に乗り込んだのだ。
現在、漁船はエノコロ岬を突っ切り、どんどん南へと進んで行く。
やがて、岬から遠ざかったかどうかのところで停泊した。
「どうぞ」
唱華は、参加者の一人に釣り道具を渡す。
「あ、どうも」
そう言って最初に道具を受け取ったのは、
七草 八兵衛
である。
これには、ごく普通の仕掛けがしてある。
(なんとなくこれを渡せばいいと思ったのですよね)
特に希望が無い場合、唱華はプロのメイドとしての勘で釣り道具を渡すことにしていた。
「ありがと! はーうーあー! サンマが! 大漁!」
椿 美咲紀
には、サンマが釣りたそうだったので先ほどサンマにはこの仕掛けをと教わったサビキの竿を渡す。
美咲紀は礼を言うやいなや、漁船の前の方に移動して釣りを始める。
サンマが一杯でテンションが高いようだ。
「釣るぜ釣るぜ釣るぜ釣るぜ!」
テンション高く、大物用の竿を受け取ったのは、
亜魚隈 猯利
である。
普段の猯利のローテンションはどこへ行ったのやら、すでに目の前の釣りのことしか見えていない。
時間の都合上と自分の目的のための準備としてまずは大物を狙うようだ。
そう、大物狙いを漁師に押し込んだのは猯利である。
そうして、三人はそれぞれ釣りを開始した。
仕掛けを落とせばすぐかかるこの状態、早速当たりが出たのは・・・・・・美咲紀である。
「海猫様、ありがとう!」
そう言いつつ、丸々とした釣れたサンマに目を輝かせる。
「夏のうちにこの大漁での感謝具合(お供え量とか)をリサーチしようという可愛い海猫様の様子見なのね! ということは、ちゃんとお供えしたら秋にはまた美味しいサンマがわんさかと獲れるに違いないのです!」
こういった思考も寝子島だから仕方ないことではあるが、この海猫様がもたらしたかもしれないありがたいこの状況をものすごく満喫している。
麦わら帽子とマリンな感じのセーラー襟ワンピースが、夏の日差しと海のしぶきを受けて、どこかきらきらしている。
「・・・・・・まぶしい」
そんな美咲紀のハイテンションについて行けない様子の八兵衛は、そっと目を細めた。
「・・・・・・お?」
そんなとき、底の方に垂らしていた釣り竿にこつこつと反応があった。
くるくるとリールを巻いて引き上げてみる。
「・・・・・・何故?」
なぜかわからないがウニが引っかかっていた。
「・・・・・・うにだ、うにかー、寿司でしか食ったことないなぁ……ていうか魚以外もつれるんだな・・・・・・」
その後も、蟹やナマコなどを釣り上げつつ、首をかしげる八兵衛であった。
一方、猯利は真剣に魚群を見定め、竿をしならせて一気にある箇所に狙いを定めて投下した。
狙いは・・・・・・マグロである。
小さい魚影群を追って、マグロが泳いでいるのを確かめると、そのマグロのコースを予測しつつそこへ投げ込む。
餌は、いつでも釣れるサンマである。
北陸の方で見られる特殊な形状のおもりを使ったサンマ仕掛けである。
オモリのカーブがサンマの顎の部分にぴったりと沿うように作られ、このオモリによって水中で生きた魚が泳いでいるような姿勢を取る。
それで生きているサンマを再現しマグロを釣るのだ。
猯利は、漁師に頼み、少しずつ漁船を動かしてもらう。
慎重に竿を泳がせた・・・・・・次の瞬間、グッと強い引きが一瞬きたかと思うと、ぎゃりぎゃりとリールが音を立てて回り始めた。
「・・・・・・!?」
獲物は、中に針があるとみるや一気に距離を走り、仕掛けをばらそうとするが、猯利はしっかりと合わせる。
ぎしぎしとうなる竿と、そのリールの異常な音に気づいた唱華は慌てて漁師を呼ぶ。
漁師は、頷くと唱華に冷水の入ったペットボトルを渡した。
「まさか、ほんとに当たるとは・・・・・・」
唱華はその引きの強さからマグロクラスの大物が当たったことを推測した。
「えっ? 何、どうしたのー? ってすごい!」
美咲紀がそんな猯利たちの格闘の様子を見て、はしゃいだ声を上げる。
猯利はしっかりと両足を踏みしめつつ、竿を立て、リールを巻く、の動作をゆっくりと繰り返す。
途中、ゆっくりと猯利は船尾へと移動する。
はるか彼方の方で、ばしゃりっ! と大きめの水柱がたち、少しだけ黒い巨体が体をのぞかせる。
「・・・・・・なぜ、マグロ?」
そんな中、カレイを釣り上げた八兵衛が、その騒ぎを見て首をかしげる。
「で、今度はカレイか・・・・・・なんで最後までボケられないかなぁこれ、どんな顔していいかわからナイや、どーでもいいけど」
「いや、素直に釣れたのを喜ぼうよ!」
「・・・・・・はいはい」
美咲紀の言葉を交わしつつ、八兵衛はまた自分の釣りへと戻っていった。
「・・・・・・お水を」
唱華は、水を配りつつフォローをする。
どう考えても、この獲物は一人で釣るには無理があるが、猯利はあきらめてはいない。
獲物が潜ろうとすれは竿をあげ、水面に浮けば竿を横にし、格闘を続ける。
みしりっとリールが音を立て、不吉な音がするが、まだ壊れる気配はない。
また、夏の日差しが体力を奪い、流れる汗が目に入ろうとする。
「大丈夫ですか?」
「・・・・・・あぁ」
「お水もありますから、無理をしないようにしてくださいませ」
唱華は、そんな猯利の額の汗をタオルでぬぐってあげた。
「達人ですね! 万一でも食糧確保は万全!」
美咲紀はそんな様子に、自分の釣りを忘れつつある。
まぁ、バケツの中にはたっぷりのサンマが入っているので問題は無いだろう。
・・・・・・二時間にもなろうかという釣りの末、猯利は三〇〇キロ近いクロマグロをつり上げることに成功した。
なお、単独で船上へと引き上げるのが無理なので終盤にはクレーン漁船を呼んで手伝ってもらいつつ全員で引き上げたのであった。
なお、その後真珠サメに猯利は挑戦するのだが、今回は現れなかった。
結果、八兵衛が、バケツ2杯分くらいのカレイや、蟹、ウニなどで一五キロ程度。
美咲紀がサンマをバケツ一杯分で、二〇キロ前後。
猯利は、300キロのクロマグロ一匹とサンマ少々が釣果としてカウントされた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
スポーツ
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年05月24日
参加申し込みの期限
2014年05月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年05月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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