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◆迷い込んだ先で
「あれ、おかしいなぁ」
万条 幸次
は首をかしげる。
先ほどまで旧市街を歩いていたはずなのに、いつの間にか場所が分からなくなっていた。周りの景色も見覚えがなく、知らない町に来たみたいだ。
「帰らないと」
しかしここがどこか分からないのに、どうやって帰ればいいのか。頭を抱えてあてもなく歩き回ると、戸口に立っているお婆さんに気づいた。どうやら気づかないうちに家の敷地に入ってしまったようだ。
「ごめんなさい! 知らない間に敷地に入っちゃったみたいで……」
「気にしなくていいのよ。ここで何を?」
「何というか……迷子、かな。俺の家、分からなくなっちゃって」
「あらあら、迷子になったの?」
するとお婆さんは家に上がっていきなさいと言った。
「大丈夫よ。うちでゆっくりしていって」
その好意はありがたいが、幸次としては知らない町で立ち話をしている場合ではない。しかし強く拒否することも出来ず、言われるがまま家に上がってしまった。
昔ながらの日本の家だった。温かさのある田舎の家。お婆さんは幸次を居間の畳部屋に案内するとどこかへ行ってしまった。幸次がそわそわしながら座っていると、お婆さんが2人分のお茶と、いちごの盛られた皿と持って戻ってきた。
「どうぞ」
「あ、いただきます……うん! 甘くておいしい!」
「それはよかった」
お婆さんは幸次の隣に座ると、頭をぽんぽんと撫でてくれた。
(待てよ、昔こんなことがあったような……?)
幸次はなかなか思い出せなかったが、ちゃぶ台に乗った苺を見ていたらふと記憶が蘇った。
それは幸次が小学6年生になる春先のこと。家に白猫が迷い込んだ。幸次がちょうど庭に居たから家に上げた。そのときたまたま置いてあった苺を一緒に食べて、撫でてあげた。
(あのときの猫……花見に俺がしてあげたことだ)
自分のなかで何かが繋がったような気がした。
(じゃあこの状況は、目の前にいるおばあちゃんはもしかして……)
とっさに幸次は、その名前を呼ぼうとした。
しかしこの世界が夢で、なにもかも消えてしまうような気がして、もう少しだけ気づかないふりでいようと思った。
お婆さんは変わらず、幸次のことを撫で続けた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年01月08日
参加申し込みの期限
2023年01月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年01月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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