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寝子暦1371年のハッピー・ハッピー・ハロウィン☆デイズ!
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目を細めるさゆるに、じゅんがくすりと笑みかけた。
「太陽がまぶしいの? 吸血鬼だけに」
「ええと」少し迷ったが素直に明かす。「シーサイドタウンってこんなだったかな、って」
「ハロウィン☆デイズだからね」
じゅんは笑った。
「しかも昼間の」
昨夜はずいぶんな熱狂だったとニュースで見た。日本全土いや世界から仮装の人々があつまり、日が昇るまでパレードがとぎれることはなかったという。夜が明けてさすがに潮は引いたかと思いきや、むしろ昨夜以上のにぎわいなのである。ほとんどの人が仮装で歩いている。低年齢層が多いせいか明るい。
さゆるもじゅんも目を惹く容姿だ。さっそく「Can I take a picture, OK?」と観光客らしき女性に声をかけられた。ドレッドヘアに褐色の肌、南米あたりから来たのだろうか。スマホではなく立派なカメラを肩からさげている。
「写真……?」
どうしよう、とさゆるはじゅんに目で問いかけたが、「いいじゃない」とじゅんは破顔した。
「オーケーだよ! 撮って撮って~。まみちゃんこーゆーの慣れてるしっ」
いつの間にやらじゅんは、仕事時のキャラクター『まみ子』に転身しているのだった。脳内の営業活動スイッチでも入ったのだろうか。
ふたりはならんでフォトに収まった。真昼の吸血鬼たち。さゆるの笑みは少しかたいが、じゅんのほうは上向き加減、コケティッシュな表情だ。
女性は感謝を告げて去ったが、今度はまた別の観光客が「僕も一枚」と声をかけてくる。「いいよ」とじゅんが応じたらまた次の声がかかった。いつしかふたりの前には列ができ、ちょっとした撮影会のようになってしまった。
こういうの、ひとりだったら絶対できなかった。
シャッター音を聞きながら、さゆるはじゅんにまなざしをむける。
以前は苦になっていたことが、いまは全然そう感じない。
やはり大切な人がそばにいるからだろうか。
恋人になるって、こういう感じなのかな……と、思う。
ふたりとも一生癒えない傷を抱えた同士で、でも似たところはほとんどなくて……だからこそ、こんなに強くひかれあっているのかもしれない。
声に出したわけではないのに、じゅんが顔をふとあげた。『わかってるよ』とでも言うような目をして、じゅんはさゆるにうなずいた。
「も、も、もしよかったら」
行列の最後にきたのは、カメラをもたぬ丸い姿だった。丸いどころか青い。くわえて目がつぶらだ。
寝子島の観光大使、通称マンボウくんこと浜マンボウなのだった。
「かかか、仮装コンテスト、出演してくださいっ!」
かなりの勇気が必要だったのか、言い終えるやマンボウくんは気絶した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
恋愛
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
61人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年01月15日
参加申し込みの期限
2023年01月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年01月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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