this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
6月の★ハッピーバースデイ
<< もどる
1
…
11
12
13
14
15
…
16
つぎへ >>
【エルデスト1F】
「わわっ、侑ちゃんごめんね、すっかり遅くなっちゃって!」
霧生のピアノに拍手が贈られている頃、会場にやって来たのは
夢宮 瑠奈
、
七音 侑
、
御剣 刀
の3人だった。パーティの準備を手伝っていたあの侑は、いちど瑠奈を迎えに桜花寮に行き、また戻ってきたのである。
「気にすることないに、ウチが迎えに行くのが遅かったんに」
「あ、ほら御剣くん。あそこに森くんがいるよ!」
そして
森 蓮
に一言、お祝いを言いたいという御剣も、2人はこのエルデストに案内してきたのだった。その森は
猫村 翡翠
といっしょに今、ケーキを食べているところだ。
「やあ森、誕生日おめでとう。遅くなってしまってすまない」
「あれ? 珍しいね、森くんがケーキ食べてる……」
「刀さん、ありがとうございます。瑠奈さん、このケーキは翡翠さんからのプレゼントです。
私でも口にできるように、卵や牛乳を除いて作って下さったんですよ。とても美味しいです」
「米粉と豆乳のザッハトルテだよ。刀や皆も、よかったら、どう?」
翡翠の勧めで、全員喜んで席に付き、そして改めて侑の音頭で、
「「かんぱーい! そして誕生日のみんなおめでとー!!」」
「おろ? そこにいるのは、刀の坊主じゃねえか?」
そこに通りがかった
神無月 文貴
が、目ざとく御剣を見つける。
「あれ? 神無月さん?」
「また妙な所で会うな、がはははは!(背中ばんばん)」
ほとぼりも冷めた頃に2階から降りてきたこの文貴。あれから早いペースで飲み倒し足取りもフラフラ、すでに相当できあがっているご様子である。
「ちょうどいい、付き合え坊主! パーティの余興だ!
この俺と腕相撲で勝負……ろっこんなしで勝負してやるぞ」
御剣刀、ただ森に一言お祝いを言うだけのつもりが、何だか妙なことになってしまった。
しかし御剣の方はやんわりと、
「いえ、俺は遠慮しておきますよ。
今日の主役はあくまでここにいる、誕生日の人たちでしょうから……
そうだ笹森、おまえが相手してみないか?」
同じ剣道部員の
笹森 清真
の顔をテーブルに見付けて、無茶ぶりする御剣である。
「ええっ、俺かよ!?」
(ちょっ、御剣ィ! 相手は何だか、血の気が多そうなオッサンだぞ!)
(大丈夫だよ、笹森。神無月さん、かなり酔っ払ってるみたいだし……)
御剣に耳打ちされ、しぶしぶ卓に付く笹森である。
「笹森君♪ やっちゃえにー!」
あちらでは可愛らしい声で、無責任な声援を送っている七音侑、
「あはん! 清真クン、アタシも応援してるわよん!
これはさくらんぼのお礼だわん!(ちゅっ☆)」
そして
姉小路 ネイサン
からも熱烈な投げキッスを送られ、ぞわっとする笹森である。
「お、おう……」
「よっしゃ坊主、てめえが相手だな! 俺に勝ったら娘は嫁に……やるもんか!
そんかしなんでも言うこと聞いてやらあ、行くぜえっ……ってのわあ!?(がしゃーーん)」
腕相撲勝負、あっさり笹森の勝利!
「あ、あれ……?」
信じられないという顔の彼の片腕を上げ、「やったに強いに笹森君♪」と跳びはねる侑、
「く、くそおおお……(コテンぐー)」
「あら親分サン、ちょっと飲みすぎちゃったわねん!」
「うふふ、そんな親分さんにも残念のちゅっちゅ!」
ネイサンと
美崎 岬
の2人にちゅっちゅされながら、泥酔のしすぎでもう起き上がれない文貴である。その伸びている文貴の足許にかがみ、
(これが原因か)
と1枚のコースターを拾い上げる御剣。彼だけは、勝敗の瞬間を見ていたのだ。うっかり文貴がコースターの上に片腕を載せ、そのヒジを滑らせ勝負に負けるところを。
「うっかりか……ツイてたな、笹森」
しかしその御剣も、本当の勝敗の原因には気が付いていなかった。これは勝負の直前、ネイサンが投げキッスで送ったろっこん【豪運砲台】の効果──レディ・ラックの祝福が、笹森にささやかな幸運を呼び込んだのである。
「うふん! 幸運の女神がアナタにも舞い降りますように、ねん♪」
「冴来、もも、来てたのか」
また、目立たないように会場の雰囲気を楽しんでいた
鹿黒 暖簾
も、養子の花風姉妹からプレゼントを受け取っていた。
「お爺様、おめでとう」
「お祖父ちゃん、おめでとうなのよ〜」
「ふふ、ありがとうな」
グリーティングカードに目を通し、慈しむように穏やかな瞳で、2人の頭を撫でる鹿黒。手渡されたプレゼントを丁寧に開封すれば、それは落ち着いた色のネクタイだ。
「こりゃあいい、似合うかい?」
貰ったネクタイを片腕で器用に締め、タイピンで留めて見せる。
「うん、お祖父ちゃんの真っ黒のスーツに、よく似合ってるのよ」
花風 もも
がそう笑えば、姉の
花風 冴来
もそっと抱きつき、
「大好き、お爺様。愛してる。
貴方の生に心からの感謝を。
どうか一日でも長く、貴方と一緒にいられますように」
「……ありがとう、俺も愛してるよ。俺"達"の大切な娘達」
そっと顔を伏せ、照れ隠しに冴来とももの2人を精一杯の優しさで、抱き締め返す鹿黒だ。
「わ、これも美味ェ」
目頭が熱くなったのを、誤魔化すように姉妹のマカロンを口にする鹿黒に、
「ほらほらお爺様、このケーキもどうぞ?
甘いものは美味しいわよね。早くお口を開けて頂戴な?」
「って冴来、大人をからかうンじゃ……」
目を白黒させていた鹿黒だったが、やがて観念したように、
「……き、今日だけだからな」
と冴来が差し出したケーキに口を寄せて、ぱくり。今度は自分の方が、苺を刺したフォークを向けて、
「ホレ、お返しだ。あーんしな」
「うふふ、嬉しい……」
(姉様も楽しそう。ああ、皆がずっと幸せでいられますように。
皆が幸せだと、僕もとっても幸せなのよ)
そんな2人の様子を笑顔で見守っていた
花風 もも
も、やがて立ち上がって、
「あの、今日の為にお祝いのお歌を練習してきたの。
みんなが聞いてくれたら嬉しいな」
「あっじゃあ、ひびきがピアノ弾いてもいいかな?」
と
天馬 ひびき
がそれに伴奏を付ける。おずおずと始められたその歌は、伴奏に励まされるようにやがて、豊穣で美しい声量に変わった。それは日本語の歌詞ではなかったが、聴いている誰しもが、くり返されるそのフレーズの意味を理解する。
その歌に込められたメッセージは、たったひとつ。
あなたがここにいて うれしい
あなたがここにいて うれしいな
生まれてきてくれて ありがとう
生まれてきてくれて ありがとう
<< もどる
1
…
11
12
13
14
15
…
16
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
6月の★ハッピーバースデイ
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
鈴木二文字
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
恋愛
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月14日
参加申し込みの期限
2013年11月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!