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【生徒会選挙】威風堂々。挑め、生徒会甲子園!!
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◆限界を見極める
「今日はいーっぱい食べますよぉ!」
喜矢武 あいお
は東京ドームで高らかに宣言した。
生徒会甲子園がどういうものなのか彼女はよく分かっていないが、お腹いっぱい食べて学校の勝利になるならやるしかない。それに猫鳴館で地産地消&節約生活を送ってきたので、思いっきり食べるチャンスだった。
「それにしても闇鍋ですか。でしたら妨害作戦として
寝子 サンマ
さんを相手校の鍋に……あ、ダメですのね」
ルール上も問題があるし、サンマさんは至高の七輪を求めているのでどのみち無理だった。同じチームには
天満 七星
もいた。
(私は指揮を執る立場にありますけれど……実際のところ、『食』というものは個人個人で得意不得意が大きく違うものですわ。これをお食べ、みたいなことを言ってもその通りに進められるとは思いませんし。何より楽しくないことになりますから)
七星はこの競技について、あえて好きなものを食べていくという考えを提唱する。苦手なものを食べるのは時間がかかるし、誰かが苦手な食材でも他の誰かは好きだろう。人数がいる鍋ならば、この考えも悪くない。
(私もそれなりに量は食べられますけれど、何分、食べる速さは大したことありませんし。競技だからと言って見た目を度外視した食べ方はしたくありませんし……)
このあたりのバランスは難しいところ。しかし、あいおを始めとする面々は食べる気満々なので、ちょうどいいかもしれない。開始の合図が鳴ると、さっそく一同は箸を手に取った。
「ではいただきまーす」
あいおはまず、パンや麺といった出汁を吸いやすいものから食べていく。こういった食材は後々に残しておくと『かさ』が増えてしまい食べにくくなる上にお腹にたまって不利になる。闇鍋なので味は微妙だがお腹が空いているのでパクパク食べ進める。七星も他の人に比べてゆっくりだが、確実に食べていく。
やはり肉は皆が好きなのか、早い段階で鍋から姿を消していく。しかし七星は魚や野菜を中心に手を付けていく。これは戦略でもなんでもなく、ただ七星がそれらが好きだから食べているだけ。結果的に分担できていて、うまいこと鍋の中身が減っていく。
しかし食べ終わると同時におかわりが投入されてしまった。いくらお腹が空いているといっても限度がある。
(想像以上に一瞬で投入されてしまいましたわ)
七星は突然増えた鍋の具材に驚きを隠せない。それはあいおも同様だった。
(まずいですわ。次に食べ終わったらお代わり投入前に蓋を閉めなければ……)
あいおは一生懸命食べながら、ここからどうすればいいか考える。蓋を閉める重要性は七星も感じていた。
(皆さんがおなか一杯になっているように見える時を見定めて、お鍋の蓋をするのはやりましょうか。ひたすら食べられそうな方がいれば、蓋をする必要はないかもしれませんが……)
七星はちらりとあいおのほうを見た。メンバーのなかでは一番食べているように思う。とはいえ、あいおを含めた全員が限界を迎えているようだ。あと少し食べれば鍋のなかが空になる。でも次の投入では間違いなく耐えられない。様々な味が口の中を駆け巡る中、あいおはふと閃いた。
(そうですわ、こっちに注目させて手を止めることができれば!)
そうと決まれば最後に気合を入れて鍋を空にするべく奮闘する。そして具材が無くなる直前、あいおは立ち上がった。
「と、投入係のみなさん、こちらに注目! 我こそは注目度急上昇の寝子高アイドル活動研究部部長、そして黄色の盾保持MewTuberあいおシスターズのあいお妹ですわ! せっかくの機会ですし、ここで1曲歌っちゃいましょうかー!」
突然の出来事に投入係だけでなく、他校の生徒も思わず箸を止めてしまった。そのまま音楽が流れだしてダンスが始まりそうな勢いだ。
「今です! 蓋をしめてくださあい!」
はっとなって、七星は素早く鍋の蓋を閉じた。あいおの機転が功を奏し、お残しやギブアップによる敗北は免れた。
(自由が校風なので、自由に動いてほしいとは考えていましたが、予想以上です)
七星はそんなことを思って静かにほほ笑んだ。ちなみに、あいおは競技後に1曲披露した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
ゲーム
定員
1000人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年11月26日
参加申し込みの期限
2022年12月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年12月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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