華やかなステージにようこそ｜リアクション

華やかなステージにようこそ

　空が夕陽で燃える頃、三折部朝衣は寝子島町役場を後にした。定時に近い時間もあり、帰る足取りは鈍い。
　スーツのポケットからスマートフォンを取り出した。行き先を探すようにネットの情報を漁る。ねこったーも活用した。
「これは」
　ポールダンサーの募集に目が留まる。何故か無視することができず、しっかりと内容を読み込んだ。
「あたしが、ポールダンス」
　自嘲気味に笑うと参加の旨を伝えた。

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