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BABY STRANGE
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「ここの秋季限定メニューはどれもおすすめだよ。たまの贅沢に来ているんだ」
彰尋はあおいにメニューを示し注目ポイントなどを説明した。
あおいは昼食がまだということで、パンプキンパイに栗のポタージュスープをつけ、焼いたバゲットを添えた。
もちろん彰尋のメインはスイートポテトタルトだが、今日は朝兼昼のパンを口にしただけなので、小腹が空いてきたこともありスパゲティボロネーゼを注文する。
まもなくテーブルが埋まりはじめ、いつしか満席となった。この店『ねこのて』は料理と落ち着いた雰囲気が自慢だ。もちろんメイド目当ての男性客も多いが、味覚とくつろぎを求めて来店する老夫婦や女性客も少なくない。
店内BGMからヴィヴァルディが退場しバッハ、ついでヘンデルが登場するころには、デザートの時間となった。
「おいしかった~」
幸せそうなあおいの表情に、お世辞の要素はなさそうだった。
「俺はお待ちかねのスイートポテトタルトにするよ、あおいさんは?」
「私はもうお腹いっぱいなんだよね……」
どうしようかなあ、と言いながらあおいはメニューにつけられた写真をしげしげと見つめている。
「だったら俺と分けあう?」
「えっ、でも、そんな」
「遠慮しないで。あおいさんにも食べてもらいたいんだ」
本当においしいから、と彰尋は請け負うのだ。
「そうなの?」
あおいは気恥ずかしげに後れ毛を直した。
「……じゃあ、お言葉に甘えて。少しでいいからね」
間もなくテーブルに乗ったのは、シャコ貝の殻のように美しい流線型の模様でかざられた金色のデザートだった。見立てもさることながら、甘い香りが食欲をそそる。
きれい、と言うあおいの視線は、ただタルトにのみむかっていた。
「……スプーンを入れるのがもったいないくらい」
「見た目はもちろんだけどね、さっくりしたタルト生地が最高なんだ。スイートポテト部分はバターたっぷりで、カリッと焼いたくるみのヌガーも入ってて……」
「うわー、もうたまらなーい」
早く早くとあおいに急かされ、おごそかな気持ちで彰尋はタルトにスプーンを入れた。
「じゃあ半分こにしようか」
「いけないよ、それは彰尋くんの……」
ふふっと笑って彰尋はわざと作り声でうやうやしく述べる。
「気にしないで、お嬢様」
「いけませんわご主人様」
あおいも心得たもので、当意即妙に返すのだ。
秋の味覚、秋のタルト、さくさく生地に豊潤な味わい。甘さと舌触りの絶妙のハーモニーは、お嬢様からもご主人様からも、数秒間言葉を奪ったのである。
ふと彰尋は顔を上げる。
視線があった。あおいも顔を上げていたのだ。
黙って見つめあい、ほほえみあった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年08月23日
参加申し込みの期限
2022年08月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年08月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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