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【体育祭3rd】Light and shadow !!
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喜矢武 あいお
は設置された簡易舞台の袖で待機していた。
競技が行われているグラウンドに向けて応援をするための舞台だが、一部アイ研の活動を楽しみにしてくれている生徒達もいるようだ。数分後に何戦目かの騎馬戦が開始される。
「いよいよですね」
横でグラウンドの様子を伺っているのは準備段階から手伝ってくれていた夢乃である。
「ええ、行ってきます」
あいおは頷いて、舞台へ飛び出した。
「こんにちはー!アイドル活動研究部部長、喜矢武あいおですよぉ!」
おー! という掛け声と拍手が鳴り響く。
あいおはくるっと回って、
「黒猫組のみなさーん! 頑張ってくださーい。そしてそして、特別ゲスト!」
夢乃に背中を押されて、おずおずと出て来たのは片夏 亜呂江である。その後、夢乃は騎馬戦のスタート地点へ向かったようだ。
「アイドル活動……研究部?の助っ人に呼ばれた
片夏 阿呂江
じゃ。2つの軍に分かれ競い合うと聞いたのでな、白い猫の軍は儂が応援を務めるぞ。白猫軍に属する皆の者……此度の戦いは勝つぞー!おー!」
体操服ケモミミ少女の登場に盛り上がる応援パフォーマンス。熱気は最高潮だ。
(それにしてもなんなんじゃ、この色のついた棒は)
「亜呂江、早く踊って! ぱきっと折れば光るから」
「うお、本当じゃ」
原理は謎らしい。
(謎とはどういうことなんじゃ)
いまいち釈然としないが、それら光るアイテムを手首に巻いたりしながら、ダンスを踊る。
「うおー!行け!そこで抜かせー! まだまだ諦めるなー!」
アイドル研究部の活動というよりシンプルな応援団である。
(しまった。一人で熱くなってしまった)
「夢乃―! 頑張れー! ……亜呂江」
あいおに手を引かれる。クライマックス。
シンメトリーを意識して、手を繋ぎながらのダンス。
そして、
「頑張れー!」
光の腕輪を付けた両腕を思いっきり振る。こうして、勝敗が決した。
「これ、行ったかもしれませんよぉ!」
あいおも楽しそうだ。
この場に集まっている生徒達を見回し、亜呂江はふっと笑った。
(では儂は帰るとしよう、打ち上げの場で生徒ではないとわかってしまえばこの雰囲気に水を差すことにもなりかねんからな)
舞台を降り、変身を解くと近くの茂みへと隠れる。
会話が聞こえてきた。
「あれ、体操服の子は?」
「いないじゃん! サインもらおうと思ってたのにー」
何やらファンを獲得してしまったようだ。
「すまんな。しかし、儂も楽しかったぞ」
もしも儂が人間の世界に生を受けていたら、こうして学校に通い体育祭に興じるようなこともあったかもしれぬな。そんなことを思って、会場を後にした。
彰尋はグラウンドから少し離れた、木の下で座っていた。後退での昼食タイムである。放送部テントで食べても良いのだが、仕事の邪魔になるだろう。
LEDのランタンをそばに置き、膝の上で弁当を開ける。
「あ、保健委員の放送しないとな」
早く食べて戻ろう。そんなことを考えていると、
「彰尋くん」
聞き慣れた声でびくっと肩を揺らす。
「あおい、さん?」
「丁度よかった」
彼女は当たり前のように言って、ランタンのそばに座る。
「え、どうしたんだ?」
「友達とか、運悪く一緒に食べる人がいなくて。よかったら一緒に食べない?」
聞けば、お弁当を食べる場所を探していたらしい。
(ラッキーって言うんだろうな)
暖かい気持ちになった。
「いただきます」
彼女の弁当はオムライスだった。横にブロッコリー、トマト、ミニウインナー、ミニ唐揚げが添えられている。
「弁当にオムライスか珍しいな」
「弟妹達によくオムライスを作ってあげてたの。それを思い出して久しぶりに作ってみたんだ」
彼女の兄弟姉妹達はすでに寝ているのだろうか。
「この唐揚げ、塩味なの。彰尋くんは?」
「普通に醤油味。交換、する?」
「うん! 実はこれ、友達に手伝ってもらったんだ。だから、美味しいと思う」
塩唐揚げと醤油唐揚げを交換。
お互い一口齧る。
「ああ、普通に美味しい」
すると、あおいが目を輝かせていた。
「え、どうしたんだ」
「美味しいって言ってもらえるなんて、嬉しい」
「そんなにか……?」
あおいは嬉しそうに体を震わす。
「うーっ、料理頑張らなきゃ! この奇跡の唐揚げみたいに」
「貴重な唐揚げだったんだな」
「ふふ、彰尋君が食べてくれてよかった」
お互い、笑いあった。
ラッセルは応援用の簡易ステージのそばに来ていた。
「頑張れー!」
「黒猫組―!」
「ファイトー!」
アイドル研の声援、その他の生徒達も声を張り上げて応援をしている。
「よーし、俺も。黒猫ー! 頑張れ」
よく見れば、知り合いの
光村 日向
も参加しているようだ。
「接戦だな」
熱くなれる試合が繰り広げられている。
「そこのあなた!」
振り返ると、アイドル研のあいおがこちらを指さしていた。
「ナイス声量ですよぉ~」
「お、おう」
力の限り叫んだのが気に入られたようだ。
「さあ、皆さん。せーのでタイトルを叫びますよ!」
「せーの」
「Light and shadow!!」
ラッセルは叫んだ瞬間に殺気を感じた。はっとして振り返ると、
ウォルター・B
先生がこちらを見ていた。
その手にはチョークが。
「いやいやっ、先生! 英語の授業じゃねーんだから勘弁して!」
英語は苦手であり、発音が良くなかったらしい。地獄耳すぎるだろう。
「良かったー、俺もちょっと発音危なかったんだ。おかげで助かったぜ」
黒猫組の男子がほっと胸を撫でおろす。
「おい、桜井の後ろに隠れようぜ!」
「なんでだよ! こら、やめろっ」
そんな様子を見て、そばにいた柚春がおかしそうにくすくすと笑った。
「ちょ、稲積? どれだけ笑うんだよ」
「ごめん、桜井先輩。つぼに入って」
「酷くね!?」
とウォルターが近づいてきた。
「桜井君~? さあもう一度発音を確認しようかぁ?」
「次はやられるじゃん!」
ばたばたと、なんだかんだ応援をしながら競技は進んで行く。
体育委員の一人と
響 蒼留人
は実行委員本部のテントへとやってきていた。
「お疲れ様です。本条先輩」
「ん、体育委員の響さんですか。もしかして手伝いに来てくれました?」
「人手が足りないって聞いたので」
「はい。次がリレーでして、この照明機材をグラウンドの内周に円状に配置したいんですけど」
「じゃあ、運びますよ」
「お願いします。とにかく完璧な小萩としても力持ちではないので苦戦してしまって。ぬー……筋トレでもしたほうが良いですかね?」
「ははは……」
彼女は彼女で点数の整理をしているようだ。
力仕事は男が積極的に受けたほうが良いだろう。
「うっ、重っ」
「気をつけて下さい? 転ぶと危ないです」
「了解です」
思った以上に、がっつり 実行委員の仕事を手伝わされた。その後は打ち上げの料理の買い出しを頼まれたり、コスプレしたい人を案内する係を助っ人したり。
とにかくこき使われまくったのだった。
(まぁ、体育祭の役に立ってるなら)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
1000人
参加キャラクター数
31人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年08月13日
参加申し込みの期限
2022年08月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年08月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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