this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【体育祭3rd】Light and shadow !!
<< もどる
1
…
8
9
10
11
12
…
14
つぎへ >>
稲積 柚春
は声をかけられて、振り返った。
「ウォルター先生」
ウォルター・B
と彼の家、ブラックウッドに使える老メイド、
メアリ・エヴァンズ
が立っていた。
「こんばんは、メアリさん」
柚春は頭を下げる。
「柚春様、この度はお呼びいただき、ありがとうございます。このような場にわたくしのような者が参加しても良いものかと悩みましたが」
「僕が後押ししたんだよ。稲積が来てほしいって言ってたてねぇ~」
(格好いい先生を見てもらいたいからね)
彼女にとっては仕事中のウォルターを目にする数少ない機会だ。
「メアリさんにも参加できる競技があれば良いのですけど」
「わたくしはお二人の勇姿を見ることが出来れば満足です。良く見える見物席を教えて頂けますか? それと、柚春様のお弁当も大事にお預かりしますよ」
手に持っていたお弁当の袋を思わず隠す。
「あ、ええっと」
内緒にしていたので、少し気恥ずかしい。
ウォルターを見ると、少し嬉しそうだった。
「お弁当?」
「これはお昼。ウォルター先生はこっち」
柚春は小さなタッパーを取り出して、彼に手渡した。
「レモンの蜂蜜漬け。疲れた時に食べて下さいね」
「ああ、ありがとう~」
ウォルターの出番は教師枠の100メートル走だった。
柚春と老メアリはグラウンドが良く見える位置にレジャーシートを敷いて応援することに。
「あ、ウォルターさん来ましたよ!」
100メートルのスタート地点に現れたのはいつもとは違う格好のウォルターだった。
「まあ」
メアリが嬉しそうな声をあげる。
(なんか新鮮)
あまり見たことがない、動きやすそうな服装だ。細身の体にあったその姿はアスリートという表現がぴったりだ。
スタートの合図があり、駆け出すウォルター。力強く。
「頑張って、ワ……先生!」
つい愛称で呼ぼうとして、堪えた。
「ウォルター様! わたくしも応援しております!」
柚春とメアリの声援のおかげか、応援団の盛り上がりも最高潮。
かなり健闘したウォルターは三位だったようだ。
やがて戻って戻ってきた彼は、苦笑を浮かべていた。
「いやあ、皆早いよねぇ。頑張ったんだけど」
「お疲れ様です。先生」
「二人とも、応援ありがとねぇ」
「聞こえ、ましたか? つい大声をあげてしまいました」
メアリは少し恥ずかしそうに言う。
「二人の応援はよく聞こえたよ。稲積さん、もうすぐ応援合戦みたいだねぇ」
「はい、行きましょう」
メアリが深々と頭を下げた。
「行ってらっしゃいませ、ウォルター様、柚春様」
メアリと別れてやってきたのは舞台が設置された応援席だった。
リレーが始まるようだ。
「見ててくださいね」
「ん?」
柚春はすっと息を吸い込んだ。そして、
「白猫組、がんばれーっ!」
応援席に集まっていた生徒達が一斉にこちらを見る。少しだれた雰囲気だったが、
「皆、気合入れるよ!」
ウォルター先生が片目を閉じる。
「おい、スタートしたぞ」
「応援、早く!」
「皆、行くよー!」
応援席の盛り上がりが上がって行く。
柚春はウォルターと顔を見合わせ、笑いあった。全力で応援だ。
莉鳥はグランドに立った。
今年も保健委員の仕事を少しの間抜けさせてもらい、100メートル走への参加を決めた。ついでに、急遽頼まれたリレーにも後で出場することに。
「椎井先輩、リレー頑張りましょうねー」
同じチームの愛が声をかけてきた。その隣には少し憂鬱そうな柚乃の姿が。
「ええ」
莉鳥は頷く。
「よろしくお願いします」
柚乃はそれだけ言うと、小さくため息。
「それじゃ」
去って行く二人。
「浅見先輩分かってます? 椎井先輩はインターハイ優勝された人ですよ? へまして台無しにしないでくださいね?」
「……分かってるって」
なんとなく思うがあまり仲は良くないようだ。
莉鳥は切り替えて、深呼吸。
今は100メートルに精神を集中し、やがて種目がスタートする。
白線の前に立つ。
「よーい」
審判の声とともに、身を低くしたスタンディングスタートの姿勢をとる。
「スタート」
「んっ」
腹に力を入れ、その合図とともに、蹴り足に力を込めて地面を蹴って走り出すとともに背を低くして一気に飛び出す。
(相手は関係ないわ)
競争相手は自分だけ。そう心に留め、ひたすらに走る。
感覚的に残り20メートルに達したところで全力疾走。
斜め後ろから息遣いと足音が聞こえる。
(ついてきているわね)
それだけは分かった。しかし、
(もう少し)
目の前のゴールテープに飛び込むように、軸足で踏ん張る。
「っ!」
体がゴールテープの感触を捉えた。
ゴール地点から少し走って、立ち止まり、肩を落とす。
「はぁはぁ」
僅差で、一位だった。
「はぁ……」
やはり、練習してきた人達は強い。その倍、やっているつもりだが、少し危なかった。
「気を抜いちゃダメね」
莉鳥はそう呟いた。
<< もどる
1
…
8
9
10
11
12
…
14
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【体育祭3rd】Light and shadow !!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
1000人
参加キャラクター数
31人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年08月13日
参加申し込みの期限
2022年08月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年08月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!