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\ オーバータイム!/
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「お待たせ――うわっ」
庭に出てきたウォルターは、みぞおちに何か固いものがクリーンヒットして蹲る。
足元に落ちたそれをみると、人型で盗賊風のペパーミントグリーンの機体。
ворだ。
「ウォルターさん、大丈夫ですかっ!」
柚春が血相を変えて駆け寄ってくる。
「すみません。手が滑って……というか、ちょっとよくわからないんだけど、ウォルターさんのほうにものすごい勢いで飛んじゃって」
「もしかして僕、この子に嫌われてる?」
「まさかそんな……と言いたいところだけど、なんだか僕もそんな気がします」
「でしょう? 明らかな敵意を感じるよぉ。日本では物にも意志が宿るっていうしねぇ。付喪神とか言うんでしょ。このカプギアは君の守護者なんだね。それとも保護者かな?」
ウォルターは差し出された柚春の手を借りて立ち上がる。
と、ウォルターはいかめしい顔をして柚春の手を顔に近づけた。
「怪我してるねぇ」
言われて初めて気づいた。
指先にすっと一筋、薄く切ったような傷がついている。
あたりには菊のほかにススキなども生えているから、慌てた拍子に葉か何かで切ってしまったのだろう。
(って、ウォルターさんの顔と僕の手、近くない!?)
状況に気づいて柚春の心臓が跳ね上がる。
(え、うそ。もしかして舐める!?)
きゅっと目を瞑った瞬間、指先を絞られるような痛みが走る。
「いたっ」
ウォルターは柚春の指は舐めてはいなかった。
指先を人差し指と親指でぎゅうっと押して、傷口からぷくりと血の粒が膨らむのを見ている。
サディスティックな遊びではないことはすぐにわかった。
ウォルターの目がどこか虚ろな色に沈んでいたからだ。
「ウォルターさん、痛いよ、放して。ウォルターさんてばっ。……――
ワット
!!」
咄嗟に呼んだ愛称で、ウォルターははっとしたように柚春の指を放す。
「ごめん」
「どうしたの、顔色悪いよ。菊酒で酔った?」
柚春はウォルターの顔を覗き込む。
「いや、あのくらいでは……」
ウォルターは笑みをつくったが、やはりどこかいつもと違う。
「そんなこと言って。足元がすこしふらついてるじゃない」
「それは君のカプギアに――」
「シャーラップ! 送っていきます。さっき頂いた菊のお守り、メアリさんにも渡したいし、立雛の写真も見せてあげたいし」
「君、ときどき人の話聞いてないよね」
「……心配だから。足取りも不安だし、今日は僕に送らせて」
柚春に押し切られ、ウォルターは気が抜けたように、はは、と笑った。
「降参。今日は稲積に甘えさせてもらおうかなぁ。でもその前に、」
荷物持っとくから傷口を洗っておいで、とウォルターは柚春の背を押した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
プライベートシナリオS(400)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
1人
参加キャラクター数
1人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年08月10日
参加申し込みの期限
2022年08月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年08月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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