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さよなら、普通の日
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こちらは参道商店街。多分に漏れず、商店街も謎の音楽に飲み込まれている。
村雨京太というサムライの霊に取り憑かれている……と思い込んでいる
山神 封
は、京太として黒マントを纏って、不穏な空を見上げた。
「遂に動き出したか、闇のヴォーガー達が……。一度開かれた暗黒ヴォーグ空間はプレイしなければ終わらない。ここはわたしが行かねば……!」
暗黒ヴォーグ空間。不吉な単語を口にする。
「こ、これはヴォーグ空間!? これは闇カルトヴォーガーの仕業やないか!!」
二階堂 旭
も同じくヴォーグ空間という言葉を口にした。
旭はカルトヴォーグ『シャイニング・ドラゴン・エンペラー』を天に掲げる。
「上級ヴォーガーの俺はカルトヴォーグの暗黒面なんかに飲まれへんで! 俺がこの状況を打開したる! うおおおおおおっ、ヴォーグプレイッ!!」
ろっこん『ヴォーグ空間』を発動させる。
それから、傍にいた黒マント……京太に指を突き付けた。
「おいそこのお前ェ!」
「む!?」
「俺達はヴォーグバトルを愛する者をォ、愛する者やァァ! 俺は一週間前……暗黒魔道の使い手、今魔王に最も近いと言われていたシルバーレイナーとの長い戦いに決着をつけたんや! やから……どんな奴にも負けへんで! 俺には負けられない理由があるからやああああ!! 犯人っぽいお前ェ! 俺とヴォーグプレイや!!」
「いや、わたしは……」
その時、音楽がヘビメタになった。
「う……ぐっ、なんだこの音はッ!」
京太の暗黒面がむくむくと表に噴出してくる。
「……くくく、わたしは闇のヴォーガー謎の黒マント村雨だ」
「!?」
「お前は上級カルトヴォーガー
二階堂 旭
か。ヴォーガーが出くわし、する事は一つ、闇のヴォーグプレイ。いいだろう、お前の挑戦を受けてやる……!」
村雨もカルトヴォーグ『イモータルザムライ』を取り出す。
「チャージ3回、フリーエントリー、フリーオプションバトゥ!! チャージ……ゴーッ!!!」
「行け、わたしの忠実なるしもべ、イモータルザムライ。全ての人間、ヴォーグ、そして郷地に復讐を果たすのだ。くくく……ははははは!」
寝子島の命運を賭けたヴォーグプレイが今始まる……!
と、ここまで突っ込まずに放置したけれども、一応言っておくと、カルトヴォーグとは、プラモデルの玩具を使って行う遊戯の一種である。なので、ヴォーガーとかヴォーグ空間とか、今回の現象には関係ありません。二人の勝手な妄想です。
「うおおおおッ、いっけぇぇ!! 俺のシャイニング・ドラゴン・エンペラー!!」
「敗北の味を思い知るがいい! ルーズ・クイット・デフィート・リタリエーショォォォォン!!」
でも、妄想って楽しいよね。
「……うはは。大惨事だなぁ、こりゃあ」
霧下 蕎麦人
は荒れ果てた商店街を前に、苦笑い。人間、とんでもない事態を前にすると笑いしか出て来ないものだ。
「……まぁ、今回の事件、おおよその原因は想像つくけど、正直、割とどうでもいいんだよなぁ。俺ってばホラ、凡庸に流されたいタイプだから?」
能力はあっても、人生舐めてる蕎麦人なのだった。
そうこうしていると、音楽がしっとり濡れたジャズに変わった。
ちょうど花屋の花咲里の前にいた彼は、店番をしている店主のお婆さん、トメさんを見るなり、おもむろに手を取り口説き始めた。
「素晴らしいよ、とても可愛らしい……。『愛してる』は『愛してる』って言ってほしい人に送る言葉なんだよ。……愛してる」
「おやまぁ」
しかし、そこにゾンビによく似たシャイボーイ、
屍 骸
が現れた。
「その手を放しな。そのレディはあんたにゃ不釣り合いだ」
「なに……!」
蕎麦人を無視して、骸はトメさんの肩に手を回す。
「あんた、奇麗だな。これほど万成石を使った洋型墓石が非常に映えそうなレディに会ったのは初めてだ」
「おやまぁ。褒められてるのかしらねぇ」
どっちかと言うと、老婆相手に洒落にならない口説き文句な気がする。
「ちょいと質問なんだがよぉ。あんた、自分が眠る墓はどんなんがいい? 俺ぁよ、今さっき言ったように万成石を使った洋型墓石が一番良い感じだとは思うんだが、いや、なに、誰しも自分の墓ぐれぇ自分の好みで決めてぇだろう?
まあまずは墓の形状だよな。日本人らしく、和型でいくかい? 和型三段墓、いいよなぁ。こいつぁ無難なチョイスだが、しかし日本古来の文化と言うか、積み重ねてきた歴史ってヤツが感じられるよな。こう、ズッシリとよ。
だが洋型だっていいぜ。主流はオルガン型とストレート型だが、俺ぁオルガン型派だね。どちらにせよスタイリッシュな事には変わりはねぇが。省スペースでも建墓出来る洋型は謙虚さの象徴だよな。まあ、壁墓地ってのも好きだがね。しかしデザイン墓で自分らしい墓をって手もあるよな。こいつぁ(省略)次に気にしたいのはやっぱり墓石に使う石材で(省略)
まあつまり、俺が何が言いたいかと言うとだ。お嬢さん! 比翼墓(夫婦二人の為のお墓)で眠れるような将来性のある恋を、俺としませんかっ!」
「こらーっ!」
蕎麦人が渾身のタックルで、骸を吹っ飛ばす。
「そんな不吉な口説き方があるか!」
「うるせぇな。俺のスタイルにケチつけんじゃねぇよ、優男」
二人は老婆を巡ってばちばち火花を散らす。
「……やれやれ、驚いたな。こんなにも女性の扱い方がわかってない人間がいるなんてね」
今度は、
レイズ・トレイシア
がやってきた。
「どきたまえ、モテない男子たち。僕がお手本を見せてあげるよ。正しい女性の扱い方と言うもののね」
「はぁ?」
「ああ!?」
無駄に上から目線なレイズは、トメさんに対しても無駄に上から目線で迫った。
「やぁベイビィ。僕とどこか素敵な場所で愛を語り合わないか。おっと、あまりにも嬉しくて言葉も出ないのかな。いいんだよ、涙を流して喜んでくれても。僕に誘われるなんてこんな光栄なことは、もう君の人生でないかもしれないからね」
「あらあら」
普通の女子にこんな口を利いたら、卒業するまでハブられるところだが、トメさんは優しく流してくれた。
「こら、俺の彼女に失礼な口を利くんじゃない!」
「誰がおまえの彼女だ! 彼女と墓に入るのは俺だ!」
「うるさいなっ。モテない男子の嫉妬はみじめだよ!」
その時、ジャズが終わった。
「……はっ!」
「……うっ!」
正気に返った骸とレイズは、トメさんを前にして、みるみる青ざめた。
「お、俺は何を……」
「わ、悪い夢だよ……」
それから、ふと固まったまま動かない蕎麦人に気が付く。
「おい、大丈夫か……はっ!」
真性のロリコンである蕎麦人はおばあさんを口説いた現実を受け入れられなかったのだろう、白目を剥いたまま気を失っていた。口からは若干ゲロが漏れている。
「し、死んでる……!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
梅村象山
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
ホラー
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
189人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2012年12月22日
参加申し込みの期限
2012年12月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2012年12月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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