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『……ったく雁首揃えて、押しかけてきやがって、なんなんだ、てめえら』
集まったみんなを眺め、テオはウザそうに言った。
小淋はスケッチブックにペンを走らせ、テオに見せた。
『この島と影響を及ぼしてるろっこんの事を教えてほしいんです』
「そう。どういうことなんだよ、この島は。どうして僕たちはここにいるんだ?」
雷子も尋ねる。
『人間ってのは、思ったより、察しの悪い奴等なんだな。何のために、お前らをこの世界に送り込んだと思ってんだ』
「お、送り込んだ?」
『どういうことです? この世界はなんなんですか?』
『ここは俺の力で創った島だ』
「!?」
『質の悪いろっこんが、フツウをぶち壊しちまう前に、世界を切り分けた。ここはお前らのいた寝子島じゃない。俺の創った寝子島だ』
「……どおりで馴染みがないわけだわ」
優華は顔をしかめた
「……あまりにも荒唐無稽な世界だったので、人を夢の中に閉じ込めるろっこんが暴走しているのかと思いました。テオさんの力だったのですね、この島は……」
時子が言った。
『この”島”はな』
「昔、寝子島に落神が落ちてきて混沌の世界になった。その状況に似ているな」
龍八は言った。
「天神信仰の菅原道真は学問の神として有名だが、怨霊として恐れられ火雷天神の側面も持つ。この点は、昔の落神にも類似している、と言うことは、入学式に落ちてきた神にも負の側面がある可能性がある。
この事態は”フツウ”を破壊する行為。だが、ろっこんの効果はマイナスになるどころか、増幅されている。この正が負に転じてしまった反転現象こそ、神のもたらす力の負の側面なのではないだろうか」
『なんだてめえ。俺とののこが、このクソみてえな現象を起こしてるってのか?』
テオの目付きが危険なものになる。
「あくまで俺の推測だが」
『ふん。そんな推測ドブに捨てちまえ。俺とののこは関係ねぇ』
「でも僕も、これが本当にろっこんによるモノなのか、はなはだ疑問だな」
解理が言った。
「僕らのように最近もれいびになったばかりの者が、これほど大規模に影響を及ぼす能力を使えるとは思えない」
『何が言いてえ?』
「この島には、君達以外の『らっかみ』がいるんじゃないか?」
『……!?』
「それは俺も気になってた。この騒動はあまりにも常軌を逸しすぎてる」
武道も、解理に同意した。
「例えば、容疑のかかっている五人の誰か、とかか?」
龍八も二人の意見に続く。
『……俺とののこの他に、らっかみなんざいねぇよ』
「間違いないのか?」
『ああ』
その時、喧しい鳴き声をあげて、一羽のカラスが近くから飛び立った。
「アホーアホー」
テオは空に小さく消えていく影を見つめた。
『カラス……? まさか、な……』
「もうひとつ聞きてえ。俺の後輩……ののこは無事なのか?」
相が尋ねた。
『……あいつはもとの世界にいる。わざわざこっちに連れてくる必要もねぇだろ』
「……そうか。それならいいんだけどよ」
「よくないでしょーよ! なんで俺たちはこっちなのさ! こんなすごい能力があるなら、その厄介なろっこんだけ閉じ込めちまえばいいんじゃないの?」
達磨が言うと、テオはイライラし始めた。
『ほんとに察しの悪い奴等だな。それが出来ねぇから、お前らを一緒に送り込んだんだろうが』
「え……?」
『今はこっちに閉じ込めてるが、ずっとこうしてるわけにもいかねぇ。お前らには、この質の悪いろっこんを止めるため、働いてもらう。ろっこんを止められるのは、ろっこんだけだ。どうにかして、暴走したろっこんを止めろ』
「落神から力を授かった代償ってことか……」
茉莉花が呟く。
「あの、私たちはともかく、島には普通の”ひと”も連れてこられてるみたいだけど」
衣夢の一言に、みんな「あっ……」と声を漏らした。
『……細けぇやつだな。俺だっていちいち確認して、送り込んでねえんだよ。同じ島にいるんだから、そいつらも一蓮托生でいいだろ』
「て、適当すぎる……」
武道は苦笑した。
『ろっこんを止めることが出来たら、もとの世界に帰してやる。せいぜい働きな』
「……止めることが出来なかったら?」
達磨の言葉に、テオは目を細める。
「あ、察しました。すみません」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
梅村象山
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
ホラー
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
189人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2012年12月22日
参加申し込みの期限
2012年12月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2012年12月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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