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テオドロス・バルツァ
。ののこと一緒に落ちてきた、らっかみの一種。
テオなら、島を襲う謎のろっこんの正体を知っているかもしれない。そして、おかしくなってしまった島のことも。
そう考える人たちは、島中あっちこっちに散って、彼を捜し始めた。
「テオーどこだー? 出てこいよー。話が聞きたいんだよ。な、お前ネコだし煮干好きだろ? 何ならマタタビとキャットフードも付けるぞ? な、な?」
シーサイドタウンのビルの谷間を、
風降 相
はろっこん『風神の通い路』で、建物の屋上や路地裏を探しながら飛び回る。
「島全体が、未知のろっこん攻撃を受けるとはな……」
相楽 茉莉花
も、ヘッドフォンでブレイクコアを聞いて音楽をガードしながら、テオを探して回っている。
「このろっこん、暴走状態にあるのではないだろうか。島全体、あまりにも与える影響が広すぎる。それに、本来”普通を破綻させる使い方は出来ない”はずだ。と言うことは、この環境下では私のろっこんも多少なりとも高水準になるのかな?」
しかし試してみても、あまりそんな感じはしない。むしろ、環境の劣悪さから調子が出なかった。暴走しているのは犯人のろっこんだけなのかも。
「兎に角だ。神魂というのがある以上、同様類似の事象は何時でも起きる可能性がある。今識るべき事はこの状況の見識を広める事だ」
こちらはシーサイドタウンの駅前広場。
猫島 寝太郎
は油揚げを手に、噴水のまわりをぐるぐる回っている。みんなと同様、テオを探している風だが、どうも違うようだ。
「確かに見たんだよ。噴水の前で。おかしな気配がしたと思ったら、足元に影が伸びててさ」
「影ぇ?」
十条寺 達磨
は首を傾げた。
「何か変な感じがする……化かされてるみたいな、そんな感じ。小さい頃に山で変なもの見て、そりゃ狐に化かされたのさって婆ちゃんに笑われたことがあったけど、その時の感じに似てるんだ」
「その油揚げで探してるのって、もしかして……」
「そう、『狐』だよ。きっと第三の落神なんだよ」
寝太郎は、狐やーい、と言って、噴水のまわりをぐるぐる回った。
「……そんなもんいるのかな? まぁいいや、俺は堅実にテオを探そーっと」
達磨は噴水のヘリに登ると、噴水に刺さっていたサンマさんを引き起こした。
「な、何してるの?」
寝太郎はぎょっとする。
「猫探しなら人手は多いにこしたことはないだろ?」
「や、でも……」
「さぁサンマさん、手を貸してくれ。今、テオを探しだせたらヒーロー間違い無しだぜ……ってうお!?」
「アグブアグブアグブブグブグ……」
それはサンマさんに似て非なるものだった。真っ黒焦げのサンマさんで、ずっと口から煙を吐いて、死んだ……もとい焼けたサンマの目をしている。
「アグブアグブアグブブグブグ……」
「やべぇ、これしか言わねぇ……」
役に立つかと思ったが、無駄に威圧感だけ振りまいている。
あと、狐は見つからなかった。
兄から猫探し……と言うか、テオ探しを頼まれた
志波 拓郎
は、落神神社の方面を調べに行った。
音楽はここにいても聞こえる。ヘビメタに飲まれてうっかり社を壊さないよう、ジャズが流れるころを見計らって、社内の探索を行う。
「一人でいれば、誰かを口説く……心配もないだろう」
神社はとても静かで、テオはもとより生き物の気配もなかった。
「収穫は……なし、か。まぁ、せっかくだから……お参りもしていこう」
拓郎は社の前で手を合わせる。この状況が早く元に戻りますように、と落神様にお願いする。その時、拓郎ははっとした。
「落神様、神と人という存在だが……今ここに、存在するのは……自分と貴方だけ」
ぼろぼろの社を優しくさする。
「二人っきり……だな」
神様を口説き始める拓郎。端から見たら完全に頭がヘンな人だった。
その時、大声で音痴な歌が聞こえてきた。
はっとして振り返ると、そこに
八幡 昇
が立っていた。
彼は音楽に支配されないよう、自分で大声で歌いながら、困った人を助けるため、島の見回りをしていたのだ。
「み、見回りついでにお参りしていこうと思ったら……」
「ち、違う……。誤解」
「……な、何も見てないから」
「ま、待って。本当に、誤解」
そそくさと逃げ出す昇を追って、拓郎は足早にその場から去った。
ただ、拓郎のヘンな様子は、昇だけでなく、
藤原 春樹
にも見られていた。
「……なんだかヘンな人がいるねー、佐藤さん」
「にゃー」
猫の佐藤さんに話しかける。
「町がなんだか気持ち悪いことと、関係があるのかな。佐藤さんはわかる?」
「にゃー」
「そっか、わかんないかぁ。でも、この感じ、俺の持ってる不思議な力と同じみたいだ。テオくんに聞けば何かわかるかなぁ?」
音楽がクラシックに変わった。
「何この音楽。何もやる気が起きない……のはいつも通りだったね。ちょっと休もうか、佐藤さん」
音楽がジャズになった。
「佐藤さん、俺、佐藤さんのこと好きだよ」
「にゃー」
そしてヘビメタに。
「佐藤さん、ぺしぺし……」
「にゃーにゃー!」
「ん?」
佐藤さんの声で、春樹はふっと我に返った。
「そっか。音楽に負けない声で叫べばいいんだ。流石だね、佐藤さん」
また音楽はクラシックに戻った。一人と一匹はその場に座り込む。
「佐藤さん。俺、叫ぶ気力がわかないんだけど……」
「にゃー……」
「あ、佐藤さんも? そっか。そうだよねー……」
「夢の中にいるような不思議な感覚。誰かの夢に入っているような……」
御巫 時子
は星ヶ丘に。
ろっこん『鳥の囀り』で、鳥にテオの場所を尋ねながら、居所を探している。
「テオさんを見かけませんでしたか?」
『……さぁわからないな。僕たちも猫にはあんまり近付かないようにしてるから』
「そうですか……」
ふと、近くの木にいる一羽のカラスに気が付いた。カラスはこちらを見ていた。
「あの、テオさんを知りませんか?」
『……………』
「あのー」
カラスは答えず、アホーアホーと鳴きながら、飛び去った。
『……誰だろう。見慣れない奴だな』
そして、
獅子尾 優華
も星ヶ丘に。
テオを探して住宅街を歩いていたところ、ふと
草薙 龍八
と遭遇した。
風紀委員で正義漢の強い彼女にとって、不良でテロリストを自称する龍八は更正させるべき存在だ。
それを知っているので、龍八は隠すことなく露骨に嫌な顔をする。
「こんな時に面倒な奴に見つかったな……」
「面倒な奴とはなによ。草薙龍八、ここであったが百年目。今日こそ、そのネジ曲がった不良な性格を叩き直し、真っ当に更正させてみせるわ」
「悪いが、あんたのくだらん趣味に付き合っている暇はない」
「なんですって!」
「今はこの状況の速やかな解決が先だ」
「……あなたも島のために行動を?」
龍八の意外な一面に、優華は驚く。
「……わかったわ。一時休戦よ。協力してテオを探しましょう」
「いいだろう。足を引っ張るなよ」
こちらは星ヶ丘マリーナ。美しい海に臨む港も、大分様変わりしてしまった。
「ふふ、意外と綺麗な顔してるんだね。ねえ、ずっと僕の執事でいてくれるよね。僕以外のものになったら、許さないから」
宮野 雷子
は、執事の
ラム・M・シャーフ
の顔に手を添え、うっとりと覗き込む。
「お、お嬢様……」
ラムは動揺するも、彼女の言葉に普段は見せない本心を感じ、真剣な表情で見つめ返す。
「お嬢様、私はお嬢様だけのものでございます。今までも……そして許されるのならばこれからも、ずっと」
「ラム……」
「お嬢様……」
「……はっ!」
雷子の目に光が戻る。
「ぼ、僕は何を……?」
どうやらジャズに心を奪われていたようである。
「く、くそ。僕にこんな恥ずかしい言葉を吐かせて……。ぜ、絶対、許さないよ」
「お嬢様……」
ラムは先ほどまで彼女が触れていた頬を撫で、顔を真っ赤にして怒る雷子を愛おしそうに見つめた。
雷子はテオの居所を占ってもらうため、
丁香花 リラ
に電話をかける。彼女のろっこんは何かを探すのに役に立つ。
「……変だな」
「どうされました?」
「電話に出ないんだ。どうしたんだろう」
「状況が状況ですから、丁香花様も電話に出られる状態にないのかもしれません」
「うーん。自分で探すしかないか。仕方がない。ラム、最高級のツナ缶を用意して」
「最高級のツナ缶の手配なら既に」
「おっ、準備いいね。よし、出かけるよ」
「僭越ながらこの駄羊、どこまでもお供させていただきます」
旧市街・参道商店街。
栖来 衣夢
は、あえてアフリカの民族音楽の時に、テオ探しに動くことを選んだ。
他の曲は、精神に影響が大きすぎて、テオを見つけてもまともに会話出来ない、と思ったからだ。
「そう。これは緊急事態なのよ……!」
トマトジュースを飲む。
ろっこん『夜の皇女(ナイトメア・ヴァンピーラ)』を発動させ、吸血蝙蝠人間に変身。そしてキャストオフ(脱衣)。
「めちゃくちゃ恥ずかしいけど、この曲が流れてる間ならいける筈……。私は夜の皇女、私は夜の皇女。そう。だから常に堂々とあるべし!」
奇麗な素肌を晒しながら、衣夢は風をきって飛ぶ。
そんな彼女の下では、
浅山 小淋
と
伊賀 解理
がテオを探して歩き回っている。
「テオー、どこだい。話があるんだ。出てきておくれよー」と声を上げる解理。
『テオさん。お話があります。連絡ください』
喋ることの出来ない小淋は、メッセージを書いたスケッチブックを掲げる。
そこに、二人のボディガードとしてついてきた
志波 武道
がやってきた。
「どう? テオは見つかった?」
「ううん。それが何も……って、なにその格好!」
民族音楽にあてられたため、武道は海パン一枚になっていた。
「ち、違うんだ。これは音楽の所為で……」
「ねこったーにもヘッドフォンでガード出来るって情報があったでしょ」
解理は、自分と小淋のヘッドフォンを指差す。
「探したんだけど、見つからなくて……」
『わざとじゃないですよね?』
「ご、誤解だよ。そんなことするわけないじゃないか」
『……そう、ですよね。武道さんは変な方じゃありませんもんね』
「そうそう。まともなのが俺の取り得……ああっ!!」
「?」
「い、今……裸の女の子が空を横切って……」
二人は冷ややかな視線を浴びせる。
「……裸の女子が空を飛ぶ? 何言ってんの?」
『武道さん、やっぱり……』
「ち、違う。ほんとに。ほんとに飛んでたんだよー」
「……見つからんな。テオも、美星先輩も」
その頃、
天衣 祭
もテオを探して、商店街の一角を歩いていた。
この島で目が覚める前、近くに
大神 美星
もいたのだが、気が付けば彼女の姿はなくはぐれてしまった。
「先輩のことだから無事とは思うが……」
その頃、美星は商店街の片隅にある花壇でぐっすり寝入っていた。
「むにゃむにゃ……祭ちゃん……もぐもぐ……」
島をパニックに陥れたこの音楽も眠っている人間には無力のようだ。
「それにしても気の滅入る音楽だ。美しいジャズだが、流石に聞き飽きた。五感を消して防げるなら防ぎたいところだが、ねこったーによれば効果は無さそうだ」
ろっこん『絶一門』で、味覚と聴覚を絶ち、視覚と嗅覚を強化。以前、嗅いだことのあるテオの匂いを探す。鼻をひくひくさせ……見つけた。
商店街の路地裏に足を踏み入れると、そこにテオがいた。
テオは視線に気付き、奇麗な緑の瞳で見つめ返した。
『何見てんだよ、てめえ』
「……思えば、テオには入学式であった時から惹かれるものがあったな」
刃のような視線に射抜かれて、祭の胸は高まった。
「あの鋭い目付き……そしてあの媚びないツンとした態度……。猫として私の理想形だ。私のものにしたい……」
『勝手に触るな、コラ!』
「ててててて……っ!」
抱きかかえようとした彼女に、怒濤の猫パンチ。
その衝撃でジャズの魔力が解け、彼女は我に返った。
「わ、私は一体何をしているのだ……」
『こっちが聞きてえ』
「そ、そうだ。テオだ……。みんな、テオがいたぞ! こっちに来てくれーーっ!」
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ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
ホラー
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
189人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2012年12月22日
参加申し込みの期限
2012年12月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2012年12月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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