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寝子島高校
【花火大会】打ち上げ花火の響く夜に。
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寝子ヶ浜海岸へと向かう道を、2匹の――じゃなかった、2人の犬耳姉妹が仲良くじゃれ合いながら歩いていた。
「似合うかな?」
「似合う似合う!」
そんな風に互いに見せ合っているのは、昨日貰って来た犬耳カチューシャと犬しっぽストラップだ。満足したら今度は「こっちはどうかな」と同じく昨日貰ったヒョウ耳しっぽに付け替えて、また互いに見せ合いくすくす笑う。
何しろ今回は、
恵御納 夏朝
と
恵御納 夏夜
が一緒に並んで迎える、分離後初めての花火大会である。気ままにのんびり2人で楽しみたいと、思っているのはどちらも同じ。
ゆえに昨日も今日もこうして2人で、ケモ耳しっぽを楽しみながら、心行くまで祭も花火も楽しんでいて。はしゃぐ足取りでやって来た寝子ヶ浜海岸で、まず配布所に向かった夏朝と夏夜は、猫耳カチューシャと猫しっぽストラップを受け取り、にっこりした。
早速、ここまでつけて来たヒョウ耳カチューシャとヒョウしっぽストラップを外して、猫耳しっぽに変身する。どうかな、と互いに顔を見合わせた。
「……似合うかな、にゃあ?」
「うん……似合うよ、夏朝。にゃあ。僕は……どうかな……?」
「夏夜ちゃんも似合ってるよ、にゃあ。猫さんのケモ耳尻尾、可愛いね……!」
そうしてにっこり頷き合って、外したヒョウ耳しっぽは大切に鞄に着け直す。これで準備万端、さてどこを回ろうか、と辺りをぐるりと見まわして、すごい、と2人は目を見開いた。
さすがメイン会場という事か、昨日見た星ヶ丘やシーサイドタウンより、圧倒的に人も夜店も多い気がする。どこもかしこも賑やかで、見ているだけでも熱気に飲み込まれてしまいそう。
「夏夜ちゃん、何見ていく?」
「そうだね……やっぱり夜店、かな」
そう頷き合った2人の視界に映るのは、焼きそば、わたあめ、かき氷といった定番の屋台グルメから、焼き飯やキュウリの一本漬け、フレッシュジュース、エトセトラ、エトセトラ。さあどこから行こうかと、話し合う2人から少し離れた所では
綾辻 綾花
が、
早川 珪
先生と並んでねこでんの駅へと向かって歩き出していた。
花火大会まではまだ時間があるので、先にあちこちの夜店エリアを回ってけもしっぽストラップを集めるつもり。さすがに歩いて回るには広すぎるから、ねこでんに揺られながら回るのだ。
「つぎは星ヶ丘に行きませんか?その後に参道商店街に行って――」
「あぁ……うん、それで大丈夫だ」
綾花の提案に珪先生が、何かのプリントを確認しながら頷いた。そうしてカタカタ下駄を鳴らし、浴衣の裾を捌いて歩いていく。
時折ちらっと傍らの珪先生を見て、お誘い出来て良かった、と幸せに目を細めた。偶然、花火大会に行ってもふもふしっぽを集めよう――とまずはシーサイドタウンを歩いていたら、見回り中だという珪先生に出会ったのである。
ならば、と勇気を出して一緒に回っても良いかと誘ったところ、ほんの少し考える素振りの後に、無事にOKしてもらえた。そうしてシーサイドタウンから海岸エリアへと一緒にやって来て、今また次のエリアへと移動しようとしているのだった。
カタカタ、カタカタ。歩く綾花のリズムに合わせて、鞄につけたもふもふしっぽが並んで揺れる。
自分の鞄を満足そうに見てから、綾花は隣を歩く珪先生のポケットから覗いている、ケモしっぽストラップをじっと見つめた。一緒に回っている珪先生のケモしっぽストラップは、当然綾花の鞄で揺れてる物とお揃いだ。
それが、ひどく嬉しい。なんだかすごく、特別な気がして。
ゆえに嬉しく幸せに、カタカタと歩く綾花の少し先では妙齢の浴衣女子が集まって、久々の再会に笑顔の花を咲かせていた。
三折部 朝衣
や、寝子高時代の元同級生ガールズが、大集合したのである。
学生的には夏休みなのもあって、島にいる子たちだけでなく、本土へ進学した子も今は島に帰ってきているようだ。社会人はさすがにそう簡単ではないにせよ、週末だからか本土で就職した子もちらちら居る。
そんな浴衣女子が勢ぞろいとなれば、そこだけぱっと華やかになるのは、当たり前の事だった。そうして祭見物なんてそっちのけで、思い出話や近況報告に盛り上がる様は、完全に同窓会。
赤地に牡丹と百合の浴衣を纏う朝衣もまた、その中に在ってかつての高校時代に戻ったかのように、きゃいきゃいとよもやま話に花を咲かせていた。――と、誰かがふいに「あれ、樋口先生じゃない?」と声を上げる。
えー? とそちらを見れば確かに、そこに居たのは高校の担任だった
樋口 弥生
先生だった。それと判った瞬間、元女子高生たちが口々に「ほんとだー!」「樋口せんせー!」と大騒ぎを始める。
「樋口先生ー!!」
「先生、お久しぶりー!」
そんな大はしゃぎの浴衣女子の集団に、すぐに気付いた樋口先生が嬉しそうにも、呆れたようにも見える笑顔を浮かべた。それがまた嬉しくて、あっという間に樋口先生に駆け寄り取り囲むと、わいわい、きゃあきゃあと皆ではしゃぐはしゃぐ。
これはもうつける薬はなし、とため息を吐いて樋口先生は、皆が元気そうで良かったわ、と笑顔になった。はーい! と嬉しそうに手を挙げる元教え子たちに、最近はどうなの? などと聞いていた樋口先生が、朝衣を見て「あら」と目を丸くする。
そういえば樋口先生は、朝衣の浴衣姿を見るのは初めてだろう。オマケに今年は町長秘書になったおかげで、朝から晩まで多忙に働く日々が続いて大好きなサーフィンに行く暇もなく、かつてのサーファーガールらしい健康的に日焼けした肌はいまだ、真っ白で。
だから尚更驚いたのかも知れない樋口先生はだが、
「三折部さん、よく似合うわ」
「ありがとうございます……」
すぐにその驚きを昇華して、変わらぬ笑顔でそう言ってくれたから、朝衣は照れながら頭を下げる。何だか、昔に戻った気がした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
蓮華・水無月
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
定員
1000人
参加キャラクター数
26人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年05月21日
参加申し込みの期限
2022年05月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年05月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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