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――なんでアイツのこと、思い出すんだろう。
「椎井? どうかした?」
はっ、と
椎井 莉鳥
は我に返った。
「あ、ごめんなさい」
混成BBQチームの仲間、ウォルター先生に声をかけられ、顔をそちらに向ける。
「材料を切ったから、串に刺して欲しいんだけど。返事が無かったからねぇ。体調でも悪いのかな?」
「いえ、考え事をしていました」
莉鳥は受け取った食材に金串を刺すが、その手つきはどこか遅い。思い出していたのは、先日の臨海学校だ。
京都の大学へ行った幼馴染みの元カレに、もう彼女がいたこと。
(もう完全に終わったじゃない。これでいいのよ)
莉鳥は自分に言い聞かせた。
(アイツ、あれで手が早いからもうキス……どころか、それ以上いってるでしょうね。私が幼馴染みから恋人になった時もそうだったし)
そうぼやいたところで。
「つっ」
手の痛みで我に返る。金串で手を突いてしまったようだ。幸いにして、血は出ていない。
「だ、大丈夫ですか? 椎井さん」
2年生の柚春が心配そうに声をかけてくれた。
先生はふぅむ、と思案顔で言う。
「心ここにあらず、といった感じだねぇ。包丁も串刺しも危なくて任せられないから、椅子に座っていて欲しいなぁ」
「……はい」
何でこんな時に、バカみたい、と莉鳥は胸中で呟いた。
「あ、稲積。念のため彼女の手を調べて、怪我していたら手当てしてあげて欲しいなぁ。終わったら、このハーブミックスソルトのこと、教えてね」
こくりと頷いた柚春に手を差し出し、莉鳥は怪我などないことを確認してもらう。
「先生は、好きな料理とか、味付けとかありますか?」
「うーん、家事は苦手でねぇ。作ってもらえれば何でもいいかなぁ」
椅子に座り、BBQの味付けについて話し合う柚春とウォルター先生、他の生徒達を眺める。
柚春オリジナルだという、ハーブミックスソルトで味付けされたBBQは仲間達にとても好評で、『レシピを教えて欲しい』という生徒と、柚春はスマホをつき合わせていた。莉鳥も、肉と野菜の甘みを引き立てる香りに、つい食が進んでしまったくらいだ。
「うーん、とても美味しくて、食べ過ぎたかもしれないなぁ」
「それなら、消化にいいハーブティがありますよ。眠れない時とか、美肌用も」
柚春が、先生を始めとするお腹をさする人間にはティーバッグを渡している。他の女生徒は美肌用を貰って喜んでいるが、莉鳥が欲しいものは違った。
「あの、稲積さん。眠れない時用のハーブティ、頂いてもいい?」
「もちろんです。どうぞ」
ゆらめく炎を囲んで、笑顔の皆とのんびりティータイム。
莉鳥はハーブティを一口飲むたびに思った。
アイツの夢を見ませんように、と。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
陣 杏里
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年04月27日
参加申し込みの期限
2022年05月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年05月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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