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寝子島住民が異世界転生したら○○だった件
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【マジコーネ:創世紀 ~ 第1紀 鉄の時代】
まず初めに、『マイクロビキニあり』。
女神ユキーノ
は言いました。
「……言ったはいーけど、どーなんですか? 大丈夫ですか? これ」
記念すべき日。原初の一日、すなわち異世界マジコーネの始まりの日でありました。
かの地、寝子島からの最初の転生者こそ、
ゼロ・シーアールシー
。偉大な女神ユキーノは、ゼロに創世の儀を託すことにしました。
おほん。女神さまは威厳たっぷりに咳ばらいをして、マイクロビキニを着た幼女といういかがわしい絵面に耐えながら述べました。
「ゼロよ。あなたは不思議なニャルキーを食べたことで、この異世界マジコーネへと転生を果たしたのです」
「おー。最近流行りのやつなのですー」
「はい。最近流行りの……あっちょ、待ちなさい、どこへ行くのです! ちょっちょっと……!」
話は終ったとばかりに動き出そうとする活発幼女をあわてて捕まえると、ユキーノは続けます。
「ぜ、ゼロよ。あなたはこのマジコーネにおける最初の転生者です。よってあなたには、創世の女神となって私を手伝っていただきたいのです」
「分かったのですー」
「……本当に分かったのですか?」
「分かったのですー。まじこーねをゼロもつくるのですー」
聞き分けだけはよい幼女女神さまがここに誕生しました。
さて見事異世界転生を果たしたならば、たいていは目を見張るようなスキルやら特別な装備やらが与えられていてしかるべき。
ゼロの<そうび>はと言いますと、
「えー。『純白のマイクロビキニ』、と……」
それ自体に特殊な効果はないようです。いえむしろ特殊すぎるというか、一部に向けてこうかはばつぐんだ! という感じですけれど、ともかくフツウの防具です。フツウってナンだ。なんでマイクロビキニなんだ。自問してみても、女神ユキーノに答えてくれる者はおりません。なぜならマジコーネで一番エラい神さまは彼女なので。
「……とりみだしました。えーと。気を取り直して……はいっ、ではゼロよ! あなたの<スキル>は『巨大化』『目と耳がいい』『てかげん』の3つです!」
「おおー。なんだかすごそうなのですー。……てかげん?」
こうしてゼロは女神ユキーノとともに、希望広がる新世界マジコーネの創世に携わることとなったのです。
転生者にスキルを授けるのが女神ユキーノの役割ならば、ゼロが担うのは文字どおりの創世、世界を形作ることでした。
「ゼロよ。あなたは巨大化のスキルにより、どこまでも大きくなることができます」
女神さまが言うがはやいか、ぐぐーん! 小さなゼロはどんどんどんどん、どんどん大きくなってゆき、頭のてっぺんが宇宙にまで達する直前に息苦しくなりストップ。
身長数百メートルの大巨神・ゼロ!
「わ~。ゼロ、おっきくなったのです~」
「どーですか、このチートスキル! ゼロよ、あなたはその巨体をもって地を割り山を起こし、まさしく天地を創造するのです」
「分かったのですー」
「……本当に分かってますか? マジに?」
マジなのです。
どっかん! ゼロが平坦な野原にキックをかませばちょうどよく盆地が生まれ、流れ込んだ水が河川を形作ります。砂遊びよろしくもりもりと砂を盛り、巨大化パワーでむぎゅっと固めればあらよっと、山ひとつの完成です。天に向かって腕をかかげてぐるぐるぐるりと回せば大気は循環し、空気が生まれ風や雲が生まれました。大地を手のひらですくい、ちょうどよく握ったものをぽんと宇宙へ投げ放ち、そこへ女神ユキーノが炎を灯せば太陽となり、もうひとつ放り投げた岩球が月となりました。
そんなこんなでゼロの天地創造が進むと、やがて豊穣な大地には生命が生まれます。
「かわいいのですー」
神さまにとっては一瞬のことながら、生まれたての生命にとっては悠久にも等しい時が流れ、彼らは瞬く間に進化してゆきました。
生命の多様な広がりは人間をも大地に生み落とし、原始の営みを経て、彼らはやがて鉄器をもって狩りを行い、武装するようになりました。創成紀の終わり、鉄の時代の到来です。
「むむ。けんかしてるのですー?」
「文明が生まれれば争う者たちも現れるでしょう。介入しますか? それとも成り行きに任せますか?」
しばしむむっと悩んだ末に、ゼロは弱き者たちへ手を差し伸べることにしました。
ゼロはスキル『目と耳がいい』によってちまっこい人間たちひとりひとりを識別して話を聞くことができましたし、『てかげん』によって彼らを脅かすような地震を起こさず大地を歩み、たったひとりをつまみ上げることもできました。
「こらー。なんでケンカしてるのですー?」
「わーっ、なにをするか! 我は人と魔を統べる竜王なるぞ、離さんかこの巨人め!」
「なるほど。これがちゅうにびょーというやつなのですー」
聞けば竜王とやら、食料や物資をひとり占めにして人間たちを困らせているのだとか。
鉄の時代をむかえた人間たちは農作の技術も獲得したものの、交易が発達するほどには至らず、おおむね自給自足の生活を送っておりました。しかしながら、そもそもゼロの作った大地には実りが足りず、食料は不十分。彼らの暮らしは実にわびしいものでしたから、争い奪い合いも起ころうというものです。
「分かったのですー」
本当に分かったのですか? と、女神ユキーノも今さら尋ねはしません。今やゼロは創世の女神の一柱にほかなりませんから。
「ゼロが世界に、『
謎茶
』と『
謎団子
』を与えるのですー」
「えっ? 謎?」
女神ユキーノが、「えっ?」と言いました。
まず初めに、マイクロビキニあり。続けて、ナゾチャとナゾダンゴあり。
ゼロが谷へ手を差し伸べると、そこにはナンとも形容しがたい色をした液体……いいえお茶が湧き出し、湖を形作りました。真ん中に生まれた島は不定形で時おり震えたり、怪音を発したりしましたけれど、お団子でした。
「謎茶と謎団子は完全栄養食品なのですー。謎茶と謎団子が無限に増えれば、もう争い合うこともないしお腹がすくこともないのですー。というわけで無限に増やして」
「むっ、無限はやめましょう! ね! 限りある貴重なアイテムだからこそレア度も高まるっていうか!」
「ええ~? なのですー」
女神ユキーノの説得で、マジコーネの全てが無限増殖する謎茶と謎団子に取って代わることはありませんでしたけれど、ともかく素晴らしい栄養を持つそれらが、人類の黎明期を支えました。天にも昇る美味だったり筆舌に尽くしがたいゲロマズ味だったりするギャンブル性で中毒者が出たり、一部の人間が精神崩壊に至るケースもあったりなかったりしましたけれど、まあそれは女神のご愛敬。
ともあれこれが、マジコーネ誕生にまつわる創世神話。
女神ユキーノはその後も幾人かの転生者を神の座に据え、ともに創世へ邁進し、今日のマジコーネに繋がる礎を築き上げたわけですけれど……とりわけその一柱。マイクロビキニ姿の巨人ゼロの天地創造の逸話はことに多くの人々に愛され、信奉者を多く生み、後の世において多大な勢力を誇る宗教組織『聖(セント)・ゼロ教』の発足へとつながり、『謎茶』『謎団子』はUR+(ウルトラレアプラス)ランクの伝説的レアアイテムとして語り継がれることとなりました、いわゆるひとつのエリクサー的な感じで。
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担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
12人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年04月01日
参加申し込みの期限
2022年04月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年04月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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