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【海開き】Enjoy Beach Opening!
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◆
普段は学校生活と子育ての両立で多忙な日々を過ごしている
梓 智依子
も、今日は同級生たち、そして娘の楓と一緒に海へやってきていた。
「はーやくー!」
砂浜をぴょこぴょこ飛び跳ねて手を振る楓の姿を見ていると、どうにか休みを確保できてよかったと思えてくる。ここ最近は期末テストにバイトの復帰とで忙しく、楓になかなかかまってあげられなかったから。
そんな楓の様子に、同級生たちはきゅんきゅんきている様子だった。
「楓ちゃんかわいい~」
「お母さん似だからきっと将来は美人さんだね!」
「梓さんも水着すっごい似合ってるし!」
「スラッとしててきれいだよね~」」
「ふふっ、ありがと」
同級生たちの言葉に、智依子は少しくすぐったい気持ちになった。
そんな同級生たちが、波打ち際の楓にかけよっていく。
「楓ちゃーん、ボール遊びする?」
「浮き輪もあるよー」
ボールと浮き輪の間で視線を何度も往復させる楓。どっちも遊びたいという気持ちがありありと伝わってくるその様子に、 智依子は小さく微笑んだ。
「順番に遊ぼっか。時間はいっぱいあるからね」
「じゃあボールがいい!」
そんなわけで、まずはボールで遊ぶことになった。
カラフルなビーチボールを、楓が小さな身体をいっぱいにつかって投げ上げる。
「上手よ、楓」
智依子がその様子をスマホでパシャリ。投げられたボールは同級生の一人が優しくトスし、波打ち際に座り込んだ同級生のところへ飛んでいく。
「よっ、っと、たぁ!?」
タイミング悪く寄せる波にバランスを崩し、返す波にひっぱられてそのまま転んだ。その頭にポコンとビーチボールがぶつかって素っ頓狂な声をあげ、それを見て皆がくすくすと笑う。
「大丈夫?」
智依子も思わず笑ってしまいながら、皆と笑う楓の様子をまた撮影した。
転んだ同級生が跳ね起きる。髪についた砂を払いながら、スマホを構えたままの智依子に呼びかける。
「梓さんもやろーよ!」
「写真だったらウチらも撮っとくよー。楓ちゃんもママと遊びたいよねー?
「うん! ママもあそぼ!」
元気よくうなずいて手を振る楓。その眩しさはどんなに撮影しても切り取りきれないと思う。なら海で遊ぶ楓の思い出を切り取るばかりではなくて、二人で一緒に海で遊んだ思い出を残すのも大事だと思えた。
「そうね、じゃあ私も」
スマホをしまい、智依子も波打ち際へ一歩踏み出した。
◆
初瀬川 理緒
にとって、今年は激動の年と呼べそうだった。
なにせ恋人の
佐和崎 紗月
がグラビアアイドルデビューを果たしたのだから。これには驚いたけど、一緒に仕事ができるようになった嬉しさが勝っている。
大学の前期試験も無事に終わり、これから9月までは長い夏休みが始まる。もっともグラドルの仕事があるので、休みを満喫というわけにはいかないのだけれど。
でも今日、海開きの日はグラドルの仕事はオフ。それも紗月と二人揃ってだ。
というわけで、二人一緒に寝子ヶ浜海岸へと遊びに来ていた。
二人とも海外のビーチで撮影をこなしたので、これが今年はじめての海ではない。けれどピーカンな青空と海の青の眩しさを感じていると、自然とテンションが上がってくるというものだ。
ましてや今日は仕事ではなく、デートなのだから。
「この辺りでいいかな」
適当な場所を見つけると、理緒はそこにレジャーシートを広げる。荷物をシートに置くと、そのままおもむろに上着に手をかけた。めくった裾から、くびれた白いウェストがあらわに覗く。
「理緒ちゃん!?」
顔を赤くして慌てる紗月にウィンクして、理緒はそのまま勢いよく上着を脱いだ。
シンプルなデザインが理緒のスタイルの良さを際立たせる水着姿が、夏の日差しの下に晒された。
なんだ水着か――と、紗月は顔を赤くしたままホッとする。理緒はニヤリと笑うと、そんな恋人の服の裾に手をかけた。
「紗月もだよ?」
「えっ、ちょ、ちょっと待っ――」
「だーめ、待たない!」
そのまま脱がしにかかると、紗月もあっという間に水着姿に剥かれることとなった。こちらはフリルのついた可愛らしいデザインの水着である。
「服の下に水着着てきてって言ってたけど、こういうことだったんだね……」
赤いままの頬を両手でおさえるようにしながら、紗月はまだドキドキした様子で息を吐く。脱ぐだけではなく脱がされるとは、まったく大胆な恋人である。
それから周囲にちらりと視線を向けると、紗月は意外そうな顔で呟いた。
「全然気付かれないね」
二人とも普通に顔をさらしているのだが、彼女たちがグラドルだと周りが気付く気配はまったくない。気付かれたいわけではないけれど。
あははと理緒が苦笑する。
「デート中に『グラドルの理緒ちゃんにそっくりですね!』とか言われて、『残念、人違いでしたー!』ってなるの、恒例行事みたいになってたもんね」
「うん。だからちょっと意外で」
単純に人が多いから皆気付いていないのかもしれないし、堂々と顔を晒しているからかえって気付かないのかもしれない。いずれにしても、気付かれずにいられるのもいいものだと思う。
「それより、ほら行こっ!」
理緒が紗月の手を引いて、海へ向かって走り出す。貴重なオフの一日、めいっぱい楽しまなければ損だ。
「それっ!」
膝上くらいの深さまでいったところで、空いている方の手で紗月に水をかけた。水の冷たさにひゃっと声を上げる紗月の可愛らしさに、笑みをこぼす理緒。
「お返しっ」
「冷たっ。気持ちいー!」
日差しにきらめく水をいっぱいに浴びながら、二人は海と戯れる。
ふと寄せた波に紗月が足をとられてバランスを崩し、理緒もそれに引っ張られた。手をつないだまま、二人はそろって海に倒れ込んだ。
バシャンと水面が大きな音と波を立たせ、あっという間にびしょ濡れになる二人。ぷかぷかと揺られながら顔を見合わせた理緒と紗月の口元に、どちらからともなく笑みがこぼれる。
◆
沖縄県民は、あまり海では泳がない。仕事がオフなので海へやってきた
真境名 アリサ
も、そんな沖縄出身者の一人である。本土へ来たときには、文化の違いを実感したものだ。
そんなわけなので今日も泳ぎに来たわけではなく、お一人様でのんびりと日光浴でも楽しもうという心づもりだ。
「いいものあるじゃない」
にぎわう浜辺から少し離れたところに、デッキチェアを見つけた。海の喧騒はほどよく遠く、日光浴にはちょうど良い。
日焼け止めを塗って、デッキチェアに伸びやかな肢体を横たわらせる。夏の日差しを海から吹く涼やかな風が和らげてくれて、ほどよい心地よさに身体が包まれる。
「ん……」
軽く伸びをし、バッグから取り出したサングラスをかけ、耳にはワイヤレスイヤホンを装着する。
スマホを操作して、音楽アプリがオススメしてくるプレイリストの洋楽を適当に選んで再生を始めた。カラリと乾いた日に吹いてくる風のように爽やかなメロディに身を委ね、その合間に聞こえてくる波の音と海を楽しむ人々の賑わいの声を遠くにしながら、瞳を閉じた。
じりじりと日差しが肌を焼く感覚に身を任せているうちに、やがて静かな微睡みが訪れる。
ゆっくりと沈んでいくようなその感覚に抗うことなく、アリサは夢を見ない深い眠りに落ちていった。
◆
マリエッタ・ラシュリエ
は、今年の夏をとても幸せな気持ちで迎えていた。
七夕――彼女の誕生日に、長距離恋愛中の恋人であるナオ、嶋村直之と一年ぶりに逢えたからだ。
ナオは八月にはボストンに戻るのだという。ただ、ナオも純粋な休暇で寝子島に居るわけではない。木天蓼大学で行われるセミナーでの研究報告などがあるからだ。
それでも今年の夏は、二人で過ごせる夏なのだ。
だからこの一ヶ月は、マリエッタにとっては夢のような時間だった。
そんな中で迎えた海開きの日、マリエッタがナオと一緒に寝子ヶ島海岸へおもむくのは当然のことだった。
一方で二人で海に行くの自体は久しぶりで、自然と心は弾んでくる。
波打ち際を二人並んで歩きながら、
「私がアメリカへナオに逢いに行った時以来よね、二人で海に来るのって」
「そうだね。フロリダの海とこっちの海とじゃ、ちょっと違うけど」
その時の思い出話なんかに花を咲かせながら、海の家に着いたところで一度別れた。
「おまたせっ」
先に着替えて待っていたナオのもとへ、マリエッタは水着姿で駆け寄る。ナオの目の前まで来たところで、くるりと一回転。
「どう、似合う?」
いたずらっぽく微笑んでみせると、ナオは見とれるような間があってから「似合ってるよ」と頷いた。
「ふふっ、ありがと」
それじゃいこっか、と手を繋いだ二人は遊泳区域へと向かう。
「アスレチックエリアの境い目のところまで、どっちが先につくか競争とかどう?」
「いいね、やろうか。負けないよ?」
ちょっとした競争をして楽しんだり、海の家でレンタルの浮き輪を借りてきて、波間をぷかぷかとたゆたうように泳いだりして楽しむのだった。
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担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
スポーツ
コメディ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
32人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年02月22日
参加申し込みの期限
2022年03月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年03月01日 11時00分
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