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レディ・ロゼッタの運命考察
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「なぁるほどね。セブンの能力、言い残された特徴、それにみんなが直に見聞きした情報……合わせるとセブン=菜々緒先輩って考えにたどり着く、わけか」
志波 武道
の伊達眼鏡の奥の瞳が鋭く光った気がした。
李 小麗
は思わず腰を上げ、彼をまじまじと見る。いつも知っている部の先輩としての武道の姿、テロ事件のときに美しい土下座を決めた姿と、それはずいぶん違っていた。
『おかしいと思いますか?』
浅山 小淋
の問いかけに武道は首を振る。
「いーや。ただ……うまくいえないけど、あの人は結構油断ならない人だと思うから。慎重にいかないとな」
武道が指すのは、菜々緒の『本質を見抜く目』のことだった。彼女には取り繕いが通用しない、それを武道は知っている。軽い気持ちで頼んだポートレイトに、菜々緒は武道の本質を、
ものの数分でさらりと描き出した
のだ。
(魂胆あってのお誘い、菜々緒先輩が気づかず乗ってくれるものかね)
『それと、この招待状のことですが』
「あーロゼッタサン? 俺にも届いてたな。この招待状、『セブンを探してください』の依頼、そして菜々緒先輩、か」
「自然に二人を引き合わせるのに、これ以上のシチュエーションはないと思うの」
小淋と
黒依 アリーセ
の言葉に、武道は今度は大きくうなずいて答えた。
「うん、やってみるか。誰かの知り合いで『女子』なら参加させても自然だ。まとめてカモン☆ だぜ」
「決まりだな! よろしく頼むぜ武道!」
上機嫌の
犬神 花梨
に肩をパアンと張られて、武道は小さくつぶやいた。
「うんダイジョブ。俺のお財布が息しないだけ……」
「まずはロゼッタさんのところに行ってみるのだ! あっちから依頼の招待状なら、こっちからは女子会の招待状なのだ!」
小麗の言葉に、その場にいた皆がうなずき、行動を開始した。
「おおー!」
星ヶ丘ほどではないが、シーサイドタウンは洗練された現代的な町並みだ。その中に、突然置かれた毛色の異なるピース。絵本の挿絵のようなほのぼのした小屋の前には『レディ・ロゼッタの未来観測』の看板がかかっていた。初めて目にする場所に、小麗が感嘆の声を上げる。
「ごめんくださいなのだー!」
入り口の赤い扉をくぐった小麗、同行しているアリーセ、小淋、花梨、武道に声がかけられる。
「開いてるわ。待ち時間はなし、どうぞお入りなさい」
声の主は青い扉の向こうにいた。
「あらあら、団体様? 困ったわね。椅子は2個しか用意してないの」
そう言いながらもうろたえている様子はない。三十台前半ぐらい、半ばだろうか? 年齢のはっきりしない、背の高い大人の女性が出迎えた。
「私がレディ・ロゼッタ。本日は何を……あら?」
笑顔の女性、ロゼッタは、花梨に目を留め『にやり』としか言いようのない笑みを浮かべる。それと対照的に花梨は苦々しげな表情をした。
「花梨ちゃん、いらっしゃい。また来てくれるなんてうれしいわね」
「るっせえ、インチキ占い師! 依頼じゃなかったらもういっぺんしばいてやってるところだからな」
ロゼッタはんふふ、と悪巧みをした子供のように笑い、かつて花梨に
鉄拳を叩き込まれた右肩
をぺしぺしと叩いてみせた。安い挑発に花梨は見ないふりをする。
「またまたぁ。お友だちと一緒に来てくれるなんて、花梨ちゃんは本当にかわいい子ね」
「てめえ!」
いきり立つ花梨と、へらへらと笑うロゼッタの間に小麗が飛び込んだ。
「んぁー!? ケンカしたのか? 仲直りするのだ、女子会で仲良しになるのだー♪」
「女子会?」
小淋が歩み出て、スケッチブックに言葉を記す。ロゼッタは黙ってそれを見守った。
『私たちは怪人セブンを探します。心当たりがあります』
そう書き終えると、スケッチブックの隣に紫色の招待状を置いた。ほかの面々もそれに倣う。
「届いたのね。来てくれてありがとう。それに、もう心当たりがあるなんて……一体どうやって?」
「それはこれからご説明します。自然にセブン……の可能性がある人物ですが……とロゼッタさんが出会う場所を、私たちにセッティングさせてほしいんです」
アリーセが答える。
「俺様は不本意ながら、お前の護衛をする」
と花梨。
「志波でっす……俺はみなさんを経済的に支援させていただきます……」
武道の声は力ない。
「実におもしろそうだわ! 詳しく聞かせてもらえるかしら?」
楽しそうに言うロゼッタ。だが目は笑っていない。空気はこれから始まる『なにか』の予感に張り詰めていた。アリーセと武道が女子会の計画を話し始め、花梨と小麗もそれに聞き入る。小淋はぬぐい切れない不安に駆られて、メモ帳の白い紙面を見つめた。
(……やはりここで使ってみましょう)
意を決し、『更新』の二文字を書き入れる。とたん小淋の指は彼女自身のコントロールを離れ、ろっこん『神様の手帳』の力のもと、ひとりでにペンを握りなおし、未来に起き得る可能性を自動書記し始めた。
(これは……! なんてこと!)
自らの手が書き記した未来に小淋は震えた。そこにはこう書き記されていたのだ。
『セブンは望むものすべてを手に入れる』
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
清水るね
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
推理・サスペンス
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月27日
参加申し込みの期限
2014年02月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年02月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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