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●Jul.7 黒猫ひじきと不思議な景色
羽奈瀬 リン
は、学校の帰りに「ひじき」と名付けた蒼い目をした黒猫に出会った。
「あぁ、ひじきだ。こんにちは。元気かい?」
ひじきを抱っこしながら、優しく声をかける。リンの問いに対し、ひじきは何も答えない。
くりっとしたつぶらな目でリンを見つめているので、元気かいと問わなくても良かったかもと思う。
一緒に遊んであげたいが、今日はリンの誕生日。夕方、久し振りに両親が帰ってくる。
「今日は、あまり遊べないんだ。ごめんね、ひじき」
頭を撫でながら謝ると、ひじきはリンから離れ、振り向きざまに「にゃあ」と鳴いた。
「……? ついて来いって?」
その通り、と答えるかのように、ひじきはもう一度「にゃあ」と鳴く。
不思議な出来事には、ひじきに導かれることが多い。
今日も、何か不思議な出来事が起きるかもしれない。そう思い、ひじきについていくことに。
(大丈夫かな、今日の晩ごはんまでには帰らなきゃいけないけど……)
そう思っていると、考えていることを見透かしたかのようにひじきが足元に擦り寄ってきた。
喉をゴロゴロ鳴らし、甘えながらズボンの裾を咥えて引っ張る。
「心得てる、と言わんばかりの顔だね。わかったよ、行こう」
ここは素直に、と、ひじきの後についていく。
しばらくひじきの後をつけて歩いていくと、辿り着いたのは綺麗な景色の場所だった。
「綺麗だね……」
ひじきに導かれるように来た場所は寝子ヶ浜海岸。
海岸に見える虹色の景色を、リンはじっと見つめる。
虹色に見えるのは、学校を出る少し前まで雨が降っていたからだろうか。
下校する時間と同時に晴れ間が出たことで、虹が出て、この景色になったのだろう。
これは遠方の島や岬を眺めた場合、それらと海水面との境界が切れて浮き上がって見える浮島現象と呼ばれる蜃気楼の一例だ。
蜃気楼は春は4月から5月にかけて出現する現象だが、7月に出現することはない。
それなのに、7月に見られるとは……これはかなりレア、いや、貴重な不思議現象だ。
「やっぱり寝子島、まだまだ不思議なこといっぱいあるんだね」
足元にじっと座っているひじきを抱き上げ、リンは一緒に不思議な景色を楽しんだ。
そろそろ、と家に戻ると、ちょうど夕方だった。
戻ると同時に、両親に出会ったので時間もバッチリ。
「素敵な誕生日プレゼントありがとう、ひじき」
お礼を言うと、ひじきはどこかに行ってしまった。
祖父母と両親にお祝いしてもらったこともだが、不思議景色のプレゼントも嬉しかった。
15歳の誕生日は、かけがえのない出来事が起きたのでリンは忘れることはないだろう。
「今日はいい1日だった。来年の誕生日も、今日みたいに不思議な出来事が起きるといいな」
その時はまた、今日みたいに、ひじきと一緒の時に。
そう願いながら、リンは眠りにつくのだった。
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担当ゲームマスター
カターレ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年01月17日
参加申し込みの期限
2022年01月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年01月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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