this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
霊界紀行~迷いの森~
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
6.
こうして、一行は無事に子供達を救出し、温泉宿の前で合流して両親のもとに兄妹を送り届けた。
「おかーさん、おとーさん!」
涼香は父と母の姿を見つけると、それまでに抑えていた気持ちが溢れだしたように大声で泣きながら母の胸に飛び込んでいった。
「ああ、よかった。涼香、翔太、貴方達が無事で本当に良かった」
母親は二人の子供を抱きしめて、声を震わせながら泣いた。
「これで、めでたしめでたしだな」
アシュリーはそんな家族の姿を見て、ほっと安堵の息を吐きながら言った。
さて、帰ろうかと背中を向けた一行に「あ、ちょっと待ってください」と父親が声をかける。
「今回は子供達を助けて頂いて、本当にありがとうございます。お礼と言ってはなんですが、ここの温泉に浸かって疲れを癒していってくれませんか? もちろん入浴代は私がお支払いしますので」
妖怪研究家の彼の言うことには、妖怪などのこの世のものならざるモノとの戦いの疲れを癒すには温泉が一番なのだとか。
「そういえば、せっかくお風呂入ったのにまた汗かいちゃったなー。よし、冬華ちゃん、一緒に入ろう♪」
「そうですね。では、みなさんもよければ一緒に」
かくして、一行は戦いの疲れを温泉で癒して帰ることになる。
アシュリーは混浴と知っても堂々たる振舞いで湯に浸かっていた。
「ふぅー。いい湯だな。よく走ったから、しっかり身体をほぐしとかないと」
スクール水着の上からでもわかる筋肉質なボディをくつろがせながら、アシュリーは大きく放念の息を吐いた。
冬華は温泉でくつろぎつつも、水着のサイズが気になっていた。
「この水着、ちょっと小さくないですか? ちゃんと身長に合ったものを借りたはずなんですけど」
冬華が視線を落とした先には、二つのたわわな膨らみを包んだパツンパツンの水着があった。
スク水なので露出は少ないはずなのだが、あまりに窮屈なのでかえってセクシーさを醸しだしている気さえする。
「あー、わかる。私も胸の所がぱっつんぱっつんだもん」
真白もまたややサイズオーバー気味の白い胸をじっと見やる。
「どれどれ、冬華ちゃんのは……おー、すごいなぁ」
「って、あっ……ひゃぁんっ……ま、真白さんっ……な、何をするんですか……!?」
「大丈夫大丈夫、これくらい浮気にはなんないよ」
不意に胸を鷲掴みにされてなまめかしい悲鳴を上げる冬華に、真白はにししと悪戯っぽく笑った。
「はー。若いっていいわねぇ」
マリエッタは、そんな若い二人のキャッキャウフフを温かい目で見ながら、温泉を楽しんでいた。
「ええ? マリエッタさんだって若くてお綺麗じゃないですか。スク水もお似合いですし」
まんざらお世辞でもなさそうに言った夢乃もまたスク水で湯に疲れを流している。彼女のスクール水着はサイズ感がバッチリで、年相応の健康的な魅力を醸し出していた。
「うーん。この歳でスクール水着が似合うっていうのもねぇ」
苦笑しつつも、若く見られていると考えれば悪くないのかもしれない。実際、マリエッタもまた低めのセクシーボイスにマッチした妖艶な魅力を発散していたのだが。
「でも、ありがと。たまにはこういうのも悪くないわよね」
「ふふふ。そうですね。生き返るようです」
マリエッタが素直に礼を言うと、夢乃もつられたように微笑んだ。
そうして、目を閉じて、温かな湯の感触を全身で楽しんでいると――。
「ああ、気持ちいい。なんだか、また眠たくなってきたわねぇ……」
やがて、一行は夢現のまま、寝子島世界に戻ることになる。
サキリは温泉に姿を見せなかった。平和な温泉に戦いの跡を持ち込むのを嫌ったのかもしれないし、あるいは女性ばかりとの混浴に年相応の躊躇をおぼえたのかもしれない。
ともあれ、こうして勇敢な若者達の活躍によって、一組の家族の平穏な日常が守られた。
彼らの活躍は、妖怪研究家の父親の手によって何らかの形で世に知られることがあるかもしれないが、それは決してフツウに悪い影響を及ぼすものではないだろう。
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
このページにイラストを設定する
あとがき
担当マスター:
水月 鏡花
ファンレターはマスターページから!
というわけで、ご参加頂いたPCの皆様、お疲れ様でした。
MSの水月鏡花です。
今回は、久しぶりのシナリオ公開にも関わらず、多くのPCさんにご参加頂けましたこと、大変嬉しく思っております。
本作は「バトルとお色気を両立させる」という裏コンセプトがあったりなかったりしているのですが、幸い、「バトルより」と「お色気より」、どちらのアクションも拝受することができ、MS的にはホクホクのリアクション執筆でありました。
ちなみに、全然関係ないですが、最近ふと思い立って、鬼を滅する感じのあのアニメを一期から見始めたのですが――めちゃくちゃ面白いですね!
うっかりハマってしまったことと、久しぶりにガイドを出したことは無関係ではないかもしれません。あやかしと鬼ってなんとなく雰囲気似てますし。
だいたいそんな感じ。
それでは、最後になりましたが、本作にご参加頂いたPCさん、「らっかみ!」に関わる全ての方々に深い感謝を。
こうしてMSの末席に座らせて頂いていること、本当に嬉しく思っています。
それでは、また次のシナリオでお会いできることを祈って。
水月鏡花
↑ページトップに戻る
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
霊界紀行~迷いの森~
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
ホラー
バトル
お色気
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年12月12日
参加申し込みの期限
2021年12月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年12月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!