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「どうして、こうなっちゃうの?」
垂直に近い崖を前にして
月原 想花
は泣き笑いの顔となった。素材となる紫色の花はポツポツと生えている。一番、近いところでも四メートル程度の距離があった。
「どうやって採ればいいんだろう。他にもいけるところはあったのに、ここを選んだ意味がわからないんだよ……空を飛べれば簡単って言葉のせいなんだよね。うん、ぼくは飛べないのに」
潤んだ目で、はは、と気の抜けたような笑い声を漏らした。見上げる首が怠くなったのか。今度は項垂れた。その姿で長い息を吐いた。
「来たんだから頑張らないとダメだよ」
自身を励まし、ゆっくりと顔を上げた。心なしか凛々しい表情で今一度、崖に目を向ける。表面は滑らかではない。飛び出した石は手や足の置き場となる。
「前に観た動画のボルダリングだと、右手であの石を握って右足は下の石で……」
言いながら手足を動かす。花までのルートを頭の中で思い描き、にこやかな顔で頷いた。
「これならぼくでも出来るかな」
頭の中で確保したルートに従って手足を使う。一メートルを余裕で超えた。二メートルの位置では少し休んだ。
「握力がなくなるとマズイんだよね」
石を握っていた右手を離してぶらぶらさせる。左手も同じようにして再び登り始めた。
三メートル当たりまできた。
「あれーなのですー」
危機感のない声を聞いた想花は上を見た。白いドレス姿の
ゼロ・シーアールシー
が背中を下にして落ちてきた。
「女の子が、えええー!?」
落ちる速度に目が付いていかない。想花の横をあっという間に通り過ぎた。
ゼロは落下の最中、『夢の中へ』のろっこんを発動した。夢へ逃げ込んだことで危険を回避した。
「次は上手くやるのですー」
再び崖に張り付いた状態で挑戦が始まった。
「あの子、どうなったんだろう」
想花が下を見るとゼロの姿はなかった。
「またまた、あれーなのですー」
その声は上から聞こえた。
「な、なんでだよ!?」
信じられない様子でゼロの落下を目にした。
驚きが恐怖に勝り、想花は紫色の花の採取に成功した。ゼロは多くの失敗を経て、やったのですー、と無表情で花を握って喜んだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
冒険
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年11月24日
参加申し込みの期限
2021年12月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年12月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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