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窃盗事件発生!~奪われた七色の蝶ネクタイ~
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【粛清のお時間】
蝶ネクタイを一つ落としたのを知ったのは、何と流れてくる放送を知ってからだった。
しかし、廊下を練り歩いている場合ではない! そう気づき、急ぎ学校外に出ようとした時には時既に遅く。
正門入り口から裏口にあたる西口まで、松坂牛目当ての生徒でしっかり隔離されていたのである。
蝶ネクタイの力だけではなかった。こうして、【信者】と【変態】は完全に袋のねずみとなったのである。
体力もやし【信者】の体力はさっそく尽きようとしていた。
廊下を歩くだけでも息が切れる。あの駄々っ子パンチは実は精神面へのダメージだったのではないかという位に疲れてたまらない。
「す、少し休憩……」
しかし、これも力尽きた場所が悪かった。……渡り廊下のど真ん中。これは見付けてくれるなという方に無理がある。
ねこったーにおいては、一般生徒が呟く為に自由に作られたタグは松坂牛のカオスだったが、一番初めの校長室で決めたタグは比較的安定していた。
もちろんノイズも多発していたが、時折的確な情報が紛れ込んでいる。
そちらには、蝶ネクタイは着脱時にも大変なことが起こるらしいと記載があったが、そこから先の詳細は書かれていなかった。
そんな、最初から校長室へと話を聞きに行って情報を元に動いていた少女が一人。その名を
恵御納 夏朝
。
にゃんこの為に寝子校を受験し、にゃんこの為に戦う、片手に可愛らしいパペットの猫人形をお供にした少女である。
「……見つけた」
相手【信者】を目にし、そんな夏朝の声は今ひしひしとした怒りに満ち溢れていた。
今すぐ飛び出したい気持ちを抑え、今の現在地と見えた蝶ネクタイの色をねこったーに打ち込み携帯をしまう。
「校長先生のところのにゃんこも心配しているに決まってる……
取り返さなきゃ、絶対……!!」
皆とはぐれてしまったのか直ぐに人が来る気配は無い。
待っていては逃してしまうかもしれない。
待っていられない、夏朝はいざという時の最終兵器、猫模様の可愛らしいが凶悪な折りたたみ傘を持って飛び出した。
「初めまして。君が身につけてる、それ…校長先生の蝶ネクタイだよね?」
【信者】は慄いた。蝶ネクタイの入手は、彼にとって重大な使命であった。その為、天は我にありと疑いもしなかった。
だから、逃走も実は楽々だ位の勢いであったのである。
いわゆる、極度の楽観主義。無論、根拠は無い。
目の前の少女、夏朝は、どう見ても敵だった。本当はもう泣いて謝って逃げ出したい。しかし、蝶ネクタイの魅惑にはどうしても勝てなかったのだ。
手放したくないと、これからの目的を考えれば手放してはならないと、二重の逃げられない目的が彼を強くした。
「…ふっ、良く分かったな…! 小娘よ!」
壁に寄り掛かりながら、もやしっ子の少し回復した体力で壁を背に立ち上がろうとする。
「どうして……! どうしてこんなに校長先生が悲しむような真似するの…!?」
「我々とて……校長先生がお嘆きになることは分かっていた……
だがしかし! 我らのような小規模も小規模NGO団体のような教団が大きくなる為には、24時間拝み切れる霊験あらたかなご神体がどうしても必要なのだ!
分かってくれ!!」
「校長先生泣いてたよ。猫たち不安そうにしていたよ。悲しませてまでご神体にするとか拝むとか……勝手すぎるよ。
…返して。そのネクタイ達を、校長先生の所に帰して。今すぐ…!」
夏朝は折り畳み傘の取っ手を無意識に握り替えた。…より、人が殴りやすい方へ。
「ちょっと待て! 待つんだ!! 話せば分かる!話せば……!!」
──夏朝は、その言葉を聞かなかった。
身体ごと勢い良く体当たりして、犯人の体にねこのシールを力一杯貼り付ける。
そして、ろっこん発動!
【発動条件】
対象に、ねこシールを貼り付ける
【能力】
対象の重量を変化させる(対象にねこシールが貼り付いている間のみ有効)
「う、うおっ!!」
ただの通常重力でさえ自分を支えきれるか分からない体を重くされては、筋肉の無い【信者】は一たまりも無い。
立ち上がろうとしていたところから、すぐに床とお友達になるまでに、たいした時間は掛からなかった。
「さ、最後のあがき……!
校長先生、この者にこの思い焦がれる苦しみを、それはアモーレ! それは愛!!
校長先生お力を~っ!!」
その瞬間【信者】から紫のオーラが漂い、夏朝を包んだ!
「きゃっ、何これ…っ!」
夏朝は脳裏に何かが走るのを感じた。可愛い野良猫との突然の遭遇など、今までにも似た感情はあったが、今回は特別だ。
もんもんと、浮かんでは消える校長先生との思い出が走馬灯の如く蘇る。
そして、夏朝は更に容赦が無いことに、折りたたみ傘の柄を伸ばし全力で【信者】をめった叩きにし始めた!
『校長先生を、そして校長先生の猫を思うが故に』窃盗犯相手の攻撃力が一気に跳ね上がったのだ。
「返し、て! 校長先生の蝶ネクタイ、返して!!」
「ぎゅ、ぎゅう……」
──夏朝は情熱のあまり気付かなかった。
犯人の一人である【信者】は、まさに情熱に溢れた夏朝の力により、今動くどころか、言葉を発することすらままならない状態であることに。
袋叩きの洗礼はまだまだ続く……
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
冬眠
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月17日
参加申し込みの期限
2013年10月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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