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\ オーバータイム!/
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そろそろ閉店時間だ。
残っている客は少なく、アーナンドも店じまいの準備をしている。
泰葉
はメイクを直しに戻ってきた。そこではじめて、
「アリスちゃん?」
バックヤードにいるアリスの姿に気がついた。店のドレスに身を包むでもなく、メイド服風の普段着だ。
「今日、勤務じゃなかったよね?」
「そうデス。恋々と九鬼姫、迎えにきたデスヨ」
「ああそう? なんだか今日、ふたりとも元気なさそうだったもんね」
「泰葉から見ても、ナンか変だったデス?」
泰葉はうなずく。
「理由、何か訊いたデス?」
「尋ねる勇気がないわ、私には。……夜の店で働いている子って、たいてい何かかかえているから」
私もだけどね、と句読点を打つように泰葉はつけ加えた。
「これから私、アフターの予約が入ってるから」
じゃあ、と言い残して泰葉は立ち去る。
泰葉と入れ替わりというわけでもないだろうが、営業時間終了のBGMよりやや早く、バックヤードに九鬼姫が戻ってきた。やはり活発とは言いがたい様子だ。生気が薄い。黒い絹のヴェールをかぶっているように見えた。
「あ、九鬼姫!」
「なんじゃアリスか? もう寝とると思ったが」
「何かあったノカ? 病院にいた頃から、様子がオカシイヨ?」
「……いきなり、じゃな」
「オカシイのは恋々もネ。もしかしたらワタシ、ふたりの機嫌を損ねてるナラ……」
ほっとしたように九鬼姫は言う。
「アリスに立てる腹はないわい。考えすぎじゃよ。こっちの事情じゃ。まあ、病院の診断結果がな、ちょっとな」
「ちょっと……もしかして!」
やっとわかった! とあふれんばかりの喜色とともにアリスは手を叩いた。
「……ママになりそうナノカ!?」
「マ……おいっ!」
たわけを申すなと九鬼姫は頭から湯気を発しているのだがアリスのほうは止まらない。
「ワタシは栄養足りなくって流れたけど、アナタなら大丈夫ヨ!」
「
ぅおいっ!
さらりと重大ごとを言わなんだかっ!?」
「……イマはやってないけど、昔は、食べるために色々やったヨ。そうしないと、飢えて凍えて……冷たくなってたネ」
「そうか……」
唇をかむと、九鬼姫は束ねていた髪を解いた。
「そちも大変じゃったのじゃな。いや、そちに比べるとわらわの半生なんぞ軽いものやもしれぬ」
「でも、ワタシ生きてたから……恋々と九鬼姫に会えて、助けてもらえたネ。だから、恋々と九鬼姫が元気ないのはイヤ。恋々と九鬼姫をいじめるヤツは、ワタシがぶん殴ってヤルヨ!」
誤解させたままではいけないらしい、そう悟ったのか九鬼姫は言った。
「……わかった。そちにも話そう」
そこに座れ、とパイプ椅子のひとつを九鬼姫は指し、自分も腰を下ろす。
「わらわは病をかかえておってな――」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年10月16日
参加申し込みの期限
2021年10月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年10月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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