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寝子島高校・部活王決定戦
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「アイドル研究会、でーすーよぉ!!!」
華やかなライトアップ、舞い散るホイルの紙吹雪に紙テープ。
荒れ狂うサイリウムの乱舞。
中心でひらひらのアイドル衣装に身を包み、満面の笑顔を振りまくのは、アイドル研究会の
喜矢武 あいお
、
花咲 夢乃
、そして助っ人外人の
アシュリー・アンダーソン
。
「ブヒブヒブヒィィィィ!!!」
魅惑のアイドル達を目にし、すっかり部費とバトルエアーで興奮状態に陥った、校内の男子たちがアイドル目がけて突撃する。
「行きますよぉ! 一曲目!」
ジャーン! 前奏が鳴り響く。
~~~♪
その瞬間、彼女たちの発した声がそのままソニックウェーブと化して、男子達のハートと肉体を直撃する!
「いきなりラブずっきゅーーーーん!!!!」
まともに突っ込んできていた先頭集団が、その勢いで吹き飛ばされる。
後続の部隊も、一気にドミノ倒しにされる。
圧倒的な破壊力だ。
喜矢武 あいお
の士気は高い。
新星・アイドル研究会、できたての部活。
何事にもコストがかかる。
なによりアイドルは、豪華で派手であるべき。せこくケチったアイドルなんて、あいおの美意識が許さない。
(部費アップ権利は、絶対欲しいのです!)
ぐっと拳を握りしめる。
それだけではない。
アイドル研究会の活動は、これからが本番。
来たるべきマスカレード☆トリエンナーレを初め、夏から秋にかけては寝子高内外で重要イベントが目白押し。
アイドル研究会の出番も、どんどん増えていくはずだ。
(私たちを求めてくれるだれかに、きちんと届けられるように・・・・・・。
――目立って部をアピールしなければ!)
彼女に追随し、サポートを図る
花咲 夢乃
も同じく全身にやる気をみなぎらせている。
(今回はせっかくの機会……初めてアイドルとしてステージに立ちます!)
アイドルへの憧れが、人一倍強かった夢乃。
アイドル大好き。アイドルが多いと聞いて、寝子高を選んだ。
女子高生アイドルを応援するのが、彼女の目的。
そう、彼女にとってはアイドルは――『見る』もの。
見る者であって、推すもの。
幼少時よりピアノ、バレエ、体操、水泳、乗馬などさまざまな習い事をしてきた。
全てにおいて、厳しい技芸を仕込まれてきた。
そのたびに痛感させられるのは、一流のすごみ。
あらゆる習い事において、その頂点に立った人間は、初めから天がその人を選んだように光輝いていた。
たゆまぬ努力に、天賦の才能。
そうしたものを見せつけられ、翻って自分のことを反省すれば、拙さばかりが目につく。
――自分は、舞台の上に立つべき人間ではない。
密かに自分でも歌ったり踊ったりしていたが、そういったものは表には出さず、裏方に徹する。
そう、決めていたつもりだった。
(けど……)
そんな彼女が、アイドル研究会代表として立つことになったのは、単純に人手が足りなかったという理由がある。
「せっかくの部費獲得のチャンスがー!」
エントリーのサイトを開いたまま、頭をぐるんぐるん振って苦悶する部長の姿を目にしたら、協力を言い出さない訳にはいかない。
あくまで員数合わせ、自分は裏方……。
「自分は裏方、なんて考えちゃ駄目ですよぉ!」
「え」
心を見透かしたように声をかけるあいおに、夢乃は顔を上げる。
(そうだ)
夢乃の心に去来するのは、今まで目に焼き付けてきた、たくさんのアイドル達の姿、姿、姿。
そのうちの一人として、自分は脇役でいい、なんて考えていなかった。
みんな一人一人、全力を出しきって、みんなの心を掴むことに命がけになっていた。
(アイドルの魅力を伝えたい!)
裏方の時だって、全力でアイドルの素晴らしさを伝えてきた。
同じように、今度は最前列でアイドルの魅力を発信するのみ。
やることは変わらない。いつでも全身全霊!
争奪戦ギリギリまでレッスンを頑張った。
入念に準備をおこなった。
「さあ、ステージ(勝負)のはじまりです――」
花咲 夢乃
、デビュー戦……。
(たいしたもんだな……)
期待の外人助っ人、
アシュリー・アンダーソン
は二人の様子を見て、身の引き締まる思いを感じる。
英国出身の誇り高い彼女、声をかけてもらっての参戦である。
「なるほど戦いか……燃えてきたぜ!」」
あいおと夢乃、今回のバトルにかける意気込みはすさまじい。
アイドル研究会をアピールし、今後の活動の足がかりとしたいあいお。
自分の経験を生かして、アイドルの素晴らしさを啓蒙したい夢乃。
直前までの気合いの入ったレッスンは、彼女が格闘を行うときの入念きわまりない準備と、なにもおとるところがない。
(とにかく歌って踊って、あたしを選んでくれた二人の思いに応える・・・・・・)
バトルエアーの効果からか、アイドル研究会が進むところ、サイリウムが飛び交い、すさまじい音響が鳴り響く。
ステージの上から眺める光景は新鮮だが、自分のすべきことはいつもと同じ。
全身全霊で取組むだけだ。
――はッ!
アイドルの華麗な演舞からの、吶喊を仕掛ける敵に対しての蹴撃。
見事な連続キックからのムーンサルト、鮮やかな回転は振り付けとピタリとシンクロ。
歌って殴れる武闘派アイドル。
アシュリー・アンダーソン
。
華麗な舞台衣装に身を包んでの、華々しいアイドルデビュー。
スレンダーすぎる肢体、フェミニンなあいおや夢乃とコントラストを描く強気なキャラクター。
ニッチな市場も狙えそうな、期待の新星の登場だ。
黒沢先生の下馬評でもあったように、伝統ある部活と、新しい部活の対立というのが、今回の部費争奪戦の大きなテーマの一つだった。
理事長交代など、新しい改革の嵐が巻き起こりつつある寝子高。
新たな時代の追い風を受けた部活動が、陸続と設立されている。
そうした部活動のもつエネルギーは清新で、あたらしい寝子高を作りだそうとする息吹を感じる。
その反面で、伝統を受け継いで過去の遺産を守ることも必要。
伝統と変革、二つのエネルギーの衝突の場。
それが、この部費争奪戦。
シン体操部と、アイドル研究会は、その新たな勢力を象徴する二つの大きな存在だった。
これから世の中に打って出て、世の中を変えていこうとする若々しい息吹。
それらはそれだけで、人を魅惑するものだ。
前半の部費争奪戦、明らかに新戦力を中心に、バトルは動いていた。
(大分、お客さんも増えてきたみたいですね……)
バリバリに派手、とんでもなく目立つアイドル研究会は、まさに台風の目。
このまま彼女のやりたいようにさせてしまうのは危険だ、と察知した校内の生徒が、続々とアイドル研究会撲滅のために集結し始めていた。
今まさに、突撃が開始されようとした、その時!
「夢乃、アシュリー、ここらで合体技行きますよ!」
あいおの呼びかけに、夢乃とアシュリーが頷く。
指の形を、銃をかたどらせる。
「せーの!
『今日は来てくれて、ありがとー!』
ばきゅーん!」
声に合わせて、指の銃口を観客に向けて発射。
特大のハートマークが、突っ込もうとした前衛部隊に直撃する。
「ラブリイイイイイイイッッッ!!!!」
一気にはじき飛ばされる観客達。
その瞳には、ハートマークが浮かぶ。
慌てて攻撃を仕掛ける後列部隊。
しかし、その攻撃を阻むのは……。
「ラブ……ラブリィィィ!!!」
なんと先ほど攻撃を食らった前衛部隊。
あろうことか、先ほどまでアイドル研究会粉砕に命をかけていた人間達が、今度はアイドル研究会のために人間の盾となって、彼女たちを守らんと自らの肉体を呈している。
圧倒的な魅力の力。気絶するほど悩ましい。
「大規模魅了攻撃」
これが、アイドル研究会の奥の手。
相手の状態に干渉する、いわゆるバフは、高等な戦術ながらその効果は絶大である。
行動を封じて、自分の意のままにあやつる魅了は、その中でも強力な技だ。
たった一発の魅了により、こちらの戦力が崩壊し、同士討ちで全滅ということもありうる。
部活王決定戦、力自慢の猛者が集まる戦い。
そこにおいて、相手の力を利用する作戦にでたアイドル研究会、なかなかの策士と言える……。
だが、そうした表面的な作戦よりも――。
「人を魅了して、なんぼのアイドル!」
他人をアイドルの魅力の虜にしたい!
キラッキラに輝いている自分たちを見て欲しい!
そして、観客のみんなも、キラッキラに輝いて欲しい!
大規模魅了攻撃という、ほとんど反則すれすれの超強力スキルは、彼女たちの切なる願いから生まれたものだ。
(アイドルに魅了された人が、アイドルを嫌いな人たちと衝突するのは胸が痛みますが……)
自らもアイドルに魅了された夢乃、バトルの有様を見つめる。
ただ、自分もアイドルを好きになることで、たくさんの犠牲を払ってきた。
それらを嫌だと思ったことはない。自分の好きになったものに犠牲を払うというのは、尊い行為。
(もっともっと、みんなを魅了出来るようにしなければ……)
――その時、アイドルのステージに単身躍り出た少女がいた。
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担当ゲームマスター
ぱーすぺ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
定員
1000人
参加キャラクター数
17人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年09月17日
参加申し込みの期限
2021年09月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年09月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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