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寝子島高校
寝子島高校・部活王決定戦
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「りゃあああ――――!!!」
「とおりゃああああ――!!!」
寝子高校庭において、さっそく部活王決定戦は最初のクライマックスを迎えようとしていた。
中央に設営されたリング上では、バトルエアーにより攻撃力を増強されたバスケ部とシン・体操部が激突していた。
唸りを上げるバスケットボールをレオタード姿の
篠原 翠響
がかわし、お返しに
羽生 碧南
へ向けてボールを投擲する。
二種の異なるボールが交錯し、弾かれて彼方にすっ飛んでいく。
互いに一歩も譲らぬ、意地と意地の張り合いだ。
「新体操部の華麗な戦い……魅せつける!」
緑のレオタードを纏って、
篠原 翠響
の士気は高い。
前理事長の肝いりによってスタートした新体操部は、今年あらたに創設されたものだ。
全日本ジュニア選手権において優勝をおさめた翠響を、前理事長直々にスカウトし部活ごと立ち上げた。
これまでの部活動に加えて、新しい部活に活躍してもらうことで、高校に新しい風を吹き込みたい――。
前理事長の、切なる願いの賜物だ。
翠響は、自他共に認める『器用な子』である。
さしたる努力もせずに成績は上位を取れるし、運動にしても割と簡単に結果を出せる。
そのせいか、彼女自身がなにかにつよく自分をかけたり、自分を燃え上がらせるということはなかった。
何かを求めることもなかったし、何かを強く求められることもなかった……気がする。
ほどほどの努力で、それなりの成果。周りは賞賛してくれるが、彼女は常に満たされなかった。
けれど、理事長からの熱烈なオファーに、マイペースな彼女なりに心が動くものを感じた。
(とことんまでやってみよう)
新体操部を、絶対成功させる。
自分だけではなく、部員みんなが結果を出せるようにする。
「南、みゆき……いくよ」
「はい!」
「了解っ!」
後輩達から特に見繕った、有望株の二人。
仕込みに仕込んで、本日に望んだ。
自分の同じ、緑のユニフォームでそろえた。
三人はただの新体操部ではない。
『真』の体操部の姿であり、『神』の体操部――シン・体操部。
絶対的な力で君臨するべく、リングに上がる。
* * *
(部費アップは・・・・・・絶対に逃さないんだから!)
シン・体操部のボール、棍棒、リボンの波状攻撃をかわし、
羽生 碧南
は顔を上げる。
すでに二人の後輩はダッシュを開始している。その軌道を読んで、バスケットボールを投げる。
ボールが激しく回転し、シン・体操部の一人をはじき飛ばした。
こぼれ球になったボールを、浅見柚乃は軽やかにキャッチ。
霧生愛からのパスワークで、碧南に再びボールを戻す。
(様になってきたわね……)
普段は何かと張り合うことの多い二人だが、コートの上でのチームワークは抜群。
これからの寝子高バスケ部を担う逸材。
(何とか、チームで動けるようにしたいところだけど)
自分の人選は間違っていなかった……碧南はにやりと笑う。
新設のシン・体操部と違い、伝統ある寝子高のバスケット部である。
当然、備品も古くなってきた。
(そろそろ、買い換え時かな……)
それだけではなく、あらたなトレーニング機器も導入したい。
部費に余裕があれば、今年の合宿もより充実したものにできる。
(合宿の宿も、もう少しちゃんとしたものにしたい……)
寝子高バスケット部のキャプテンである、
羽生 碧南
。
伝統あるバスケット部の、最高責任者である。
部活と乙女ゲーに埋め尽くされた高校時代だったが、最後の年でこんな役職を任されることになった。
やるからには、手を抜くわけにはいかない。
後輩達をしっかり育成し、大会でしっかり結果を出し、そして部活の伝統を守る。
地位が、人間を作るということか。
ちょっと前までは幼さの残っていた碧南の顔は、今やすっかりリーダーとして風格が出てきた。
後輩達も、厳しいけれど信頼できるキャプテンとして、よく慕っているようだ。
乙女ゲーをしているときのデレデレッぷりは、見せる訳にはいかない――。
キャプテンとしての気苦労も多いのだ。
――――ワアアアアア――――ッ!!!
ひときわ大きな歓声が上がる。
僅かに隙を作った1年の霧生に、シン・体操部の三人が吶喊をかけた。
三方向からの同時攻撃。
棍棒、ボール、そして背後からリボン。
このリボンは最大警戒。絡め取られれば行動不能、他の二人に大きな迷惑がかかる。
背後からに注意して――。
その瞬間、右手から蛇のように唸る影。
あっ――と見たがもう遅い。
右手に絡みつくリボン。
背後からのボールの激突に、霧生の身体が大きく跳ね上がる。
神速の武器交代。
多様な武器を擁するシン・体操部。互いの武器を間断なく入れ替え、相手に攻撃を読まれなくする。
背中で武器をパスするなどという、奇術めいた特訓までしたが、このバトルエアーの状況では、トリッキーな技が生きた。
「――愛!」
浅見の声が飛ぶ。
完全に拘束された霧生。
いきなり、一角が崩された。
(なんとか、活路を見いださなければ――)
その時。
「陸上部だぜ――!!」
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担当ゲームマスター
ぱーすぺ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
定員
1000人
参加キャラクター数
17人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年09月17日
参加申し込みの期限
2021年09月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年09月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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