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6月の雨の中
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突然の雨にも、
八十八旗 信彦
は余裕の態度を崩す事は無かった。
「午後から急に降り出してきた雨! これぞ正しく、正しく天からの恵み!」
歓喜の声を上げる信彦。それにはちゃんと、理由がある。
「こんなこともあろうかと、置き傘をしておいて正解だったね。これで傘を忘れてしまったレディを、相合傘でエスコートするという、紳士の義務が果たせそうだよ」
そう、紳士は常にレディを守る、頼れる存在でなければならない。
梅雨のシーズン。不測の事態に備えて、レディのために傘を用意していなければ、紳士とは言えないのだ。
そう、あくまでレディのためにだ。自分のためじゃない。
奇しくも雨。
寝子高の生徒用昇降口。信彦はガラスに映る己の姿で、身だしなみをチェックしつつ、傘を忘れた女性を待つ。
まさに完璧な作戦!
――の、はずだったんだけど。
今日が休日じゃなければ。
仕方ないよね。信彦くん勤勉だから、休日だけど学校来ちゃうんだよね。
お陰で通りがかる人がほとんどない状態なのだが、その中から更にレディに的を絞ると、暇で仕方が無い。
それでも持ち前のポジティブさを、遺憾なく発揮して部活や委員などで、通りがかる女生徒に声を掛ける。
「やあやあ、せにょりーた、お困りのようだね。もし良ければ一緒に帰らないかい?」
うやうやしく真っ赤なバラの花束を差し出しつつ迫れば、相手は友人連れで。
信彦としてはレディが増えるのは、全く無問題……どころか大歓迎なのだが、女生徒達は互いの顔色を伺いながら、難色を示す。
「えー、でも、ねえ?」
「うん、家、すぐ近くだからぁ」
しぶる彼女達に、信彦は顎に指をかけて「んー」と笑ってみせる。紳士は引き際も心得ている。
誘える目が無いと分かれば、自分の印象を最大限に良くして次に繋げるための方策を実行に移した。
「OK。ゴメンよ、野郎と一緒の傘なんて嫌だよね? 俺は走るから、君達はその傘を使ってくれたまえ!」
「え、ちょっと!?」
彼女らに傘を押し付けると、制止する声も振り切り、雨の中 駆け出す信彦。
彼女らの罪悪感を刺激して、次回からのハードルを下げる作戦だ。抜け目ない。
これで翌日、彼女らが傘を返しに来てくれて、メルアドの一つもゲット出来れば大成功だ。
紳士とは時に、狡猾でなければならないのだ。
ぐるっと回って、再び校舎内に侵入した信彦。
「搦め手でもダメなら、別の置き傘で別のレディにリトライだ! 紳士は常にプランBを持っているもの。置き傘も複数用意してあるのさっ!」
爽やかに歯を光らせると、信彦は早速プランBへ以降する事に。
でも学校じゃ効率が悪すぎるから、やっぱよそへ移動しよう。ね? 続くよ?
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月28日
参加申し込みの期限
2013年11月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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