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【球技大会】思い出に残る初夏の大会へ
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試合直前、
羽生 碧南
はストレッチに励む。手や足を伸ばし、各部位を入念に回した。
「これくらいでいいよね」
「先輩、使ってください」
同じ女子バスケットボール部の二年、
浅見 柚乃
が真っ新なタオルを差し出す。碧南は笑顔で受け取ると豪快に顔を埋めた。ごしごしと擦り、ぷはー、と息を吐いた。
「洗い立てのタオルは気持ちいいね」
「それもいいのですが、やはり優先されるのは水分補給でしょう」
同じ部に所属する一年、
霧生 愛
が細かい水滴の付いたペットボトルを碧南に渡す。持っていたタオルは首に引っ掛けてキャップを捻り、口を付けて直に飲んだ。
「細胞レベルで生き返るよ! 二人共、ありがとうね」
「後輩として当たり前の行動です。今日も豪快なシュートでチームを勝利に導いてください」
愛は柚乃が反応する前に一歩を踏み出して言った。
出遅れた感のある柚乃は僅かに眉根を寄せた。
「先輩のプレイをしっかり見て勉強させていただきます。今日も豪快なシュートを決めてください」
「私は分析して女子バスケ部に貢献したいと思います。この間の身体測定では身長が伸びていました」
「霧生、それは関係ないと思うんだけど」
柚乃は横目で睨みを利かせる。対抗心を燃やす二人を見て碧南は朗らかに笑った。
「二人は本当に可愛いね。そんな後輩に応援されたら、頑張らないわけにはいかないよね」
人懐っこい笑みは挑戦的なものに変わる。コート内に審判の姿があった。次の試合の開始が告げられた。
「私の本気、見せてあげるよ」
碧南は歩きながら右の拳を突き上げる。二人は目を輝かせて同じ言葉を掛けた。
「先輩、頂点を目指してください!」
その熱い声を受けて碧南は挙げた右拳にピンと人差し指を立てた。
碧南の見せ場はジャンプボールから始まった。投げ上げたボールに最速で触れて仲間に渡す。機敏な動きでドリブルに移行する。
着地と同時に碧南も走る。
「先輩、速攻!」
柚乃が叫んだ。
仲間のドリブルがディフェンスに止められた。ピボットで凌ぐ。その横を碧南が走り抜けた。
「任せた!」
一声でパスを送る。碧南は受け取ると即座に跳んだ。手本のようなレイアップシュートでゴールを決めた。
「先輩、ナイスシュート!」
愛は拍手と声で讃えた。
碧南は気を抜かず、自身のポジションに走って戻る。万全の体勢で敵の攻撃に備えた。敵がドリブルで切り込んでくる。別の一人がサイドラインのギリギリを走った。
対角線上に碧南は飛び出し、パスをカットした。
仲間の一人が逸早く走り出す。凄まじい加速でセンターラインを越えた。
一瞬の判断で碧南はショルダーパスに切り替えた。スリーポイントラインを超えたところで受け取り、速度を活かして跳んだ。
直後、観客が一斉に沸いた。
「最高だぜ!」
「初めて見た! 良かったよ!」
「みんな凄い! もっと凄いプレイを期待しているからね!」
ワンハンドダンクを決めた当の本人は困ったような表情となった。
「この調子でいくよ!」
碧南の笑顔の一言で、だよね! と声を弾ませた。
観客を味方に付けた碧南のチームは圧倒的な力で勝利した。
続く試合にも勝ち、チームの士気は弥が上にも高まった。
二日目、優勝の掛かる試合では、序盤、かなりの苦戦を強いられた。
柚乃や愛の応援の声にも迷いが生じる。敵には同じクラブの三年がいた。
最後は一点差の勝負となった。
碧南を中心にしたチームは速攻で点数を積み上げる。敵は正確なシュートでスリーポイントを決めてきた。両チームはファールが少なく、観客はどちらにも熱い声援を送った。
柚乃と愛も好プレイに惜しみない拍手と声援を送り続けた。
審判がホイッスルを吹いて試合終了となった。
コート内の選手は疲労でまともに立って入られない。両膝を両手で支え、肩で息をする。大の字に倒れる者もいた。
その中、碧南は右腕を挙げる。最初から人差し指は立っていた。
柚乃と愛は同時に叫んだ。
「先輩、優勝おめでとうございます!」
「女子バスケのキャプテンだからね!」
その日、最高の笑顔を見せた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
30人
参加キャラクター数
17人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年06月24日
参加申し込みの期限
2021年07月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年07月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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