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【ばったり】
「うーん、回る順序はこれでいいか……?」
桐野 正也
は会場の入り口で、パンフレットを見ながら計画をたてていた。
「この店は気になるから外せないよな、あっちも見たいけど、混んでるから後回しか」
「あれ? 桐野先輩!」
「え、どこ? あ、ホントだ、桐野センパイ。あと工藤も!」
「お?」
名前を呼ばれて正也が顔を上げると、
工藤 耀
と
六月一日宮 檸檬
がそれぞれ手を振りながらやって来るところだった。
「何だよ、工藤と六月一日宮もいたのか」
「当然じゃないスか。やー、でもばったりだな。一緒に回りましょーよ」
「いいな、そうしよーぜー!」
耀と檸檬が、正也のパンフレットを覗き込んでくる。
「あっ、ここアップルパイの店だ。こっちはタルトタタンに焼き林檎もある、やった!」
林檎系がおすすめだと主張する耀に、檸檬が真っ向から逆らった。
「ふざけんじゃねーよ、スイーツっていったらレモンだろ! このゼリーの専門店に行こうぜ、レモンゼリーに、フィナンシェもいいな。シャーベットも!」
林檎は敵だと公言する檸檬を、耀が鼻でせせら笑った。
「はん、でけぇこと言うじゃね。レモンに負ける気ねーし! やっぱ林檎だし、制覇するし!」
会場内の林檎スイーツを制覇してやると、耀は意気込んだ。
「林檎にも工藤にも負けねーよ? よっしゃ、ここはどっちがたくさん食べられるか勝負じゃね?」
「ぜってー負けねーし」
「こっちこそ負けねー。負けたほうがジュースおごりで!」
盛り上がる二人の間に、正也が割って入った。
「あーもう、何で大食い勝負になってんだよ! 俺が行きたいとこも行かせろっ」
「いいけど、桐野先輩は何が好きなんスか」
「抹茶とかチョコとか! 楽しみにしてたんだよ」
「あっ、じゃーさー、先に『Raton』行きましょうよ」
はいっと手をあげ、檸檬が提案した。
「林檎もレモンもチョコも、きっとあるし、うまいから!」
そんな三人が張り切って『Raton』を訪れると、オーナーの
荒井 景貴
がほがらかな笑顔を向けた。
「いらっしゃいませ。……おや、檸檬さん、うちにも寄ってくださってありがとうございます」
「店長さん、限定品くださーいっ」
「はい、フェア限定は、『はちみつとアプリコットのプチタルト』と『さくらんぼソース添えのチーズケーキ』ですよ」
「うまそー! いや、これはうまい! もう俺、見てわかる!」
檸檬が歓声をあげる隣で、正也が真剣な顔をしていた。
「あー、ケーキ迷う。どれにするかなー」
「限定品いいな、あっ、俺プリン食べたい! あと林檎のゼリーと、それからー」
「ゼリーもいいな、ゼリーとケーキにするか……」
「俺は当然、レモンゼリー! レモン制覇の一歩目な!」
わいわいはしゃぐ三人組に、景貴がゼリーをみっつ手渡した。
「元気があっていいですね。これ、皆さんにサービスです」
「やった! 店長さん、ありがとうございまーす!」
「ごちそうになりまっす」
「いただきます!」
注文通りのケーキやプリンを用意して、景貴は励ましの声をかけた。
「林檎とレモンで勝負をしているんですか? 応援してますね」
【皆で行こう】
『楽しみですね、御剣さん、千鳥さん』
スイーツフェアの入り口で、
浅山 小淋
がスケッチブックをかざした。
「素晴らしいイベントだな。何食べようかな~何食べようかな~♪ 楽しみだな! なあ?」
同じ支援部の
御剣 刀
が
千鳥 雅人
に同意を求めた。
「うん、もう今からわくわくだよーっ」
雅人も見るからに浮かれていて、犬の尻尾のようにアホ毛がぱたぱた揺れている。
「あれ、逆巻だ。何してるんだ、バイトか?」
刀が、入り口に立つ
逆巻 天野
に気がついた。
「やあ、君たちも来てたんだね。はい、これパンフレット」
『ありがとうございます、逆巻さん』
「わあ、このマップ、色分けされててわかりやすいね! やった、和菓子のお店がたくさんあるよー!」
『千鳥さんは、和菓子がお好きなんですね』
「そうなんだっ、今日は和風スイーツを中心にたくさん食べちゃうよ!」
『和菓子も素敵ですね。私は、林檎のスイーツを中心に探してみようと思ってます』
「和菓子も林檎も、全部食べればいいと思うぞ! 団子にタルトにケーキにチョコ! こうしちゃいられないな、早く行こう!」
「御剣、ずいぶん張り切ってるんだね」
「スイーツフェアだからな、当然だろ!」
「……刀くん、ちょっと待って。あそこにいるのは赫乃ちゃんじゃない?」
雅人の視線の先に、所在なさげにたたずむ
緋紅朱 赫乃
の姿がある。
「緋紅朱だな。おーい、どうした?」
『緋紅朱さん、こんにちは。お一人ですか?』
「あ、浅山さんに、御剣さんに、千鳥さんだ。……こんにちは」
『緋紅朱さんは待ち合わせですか?』
小淋が訊ねると、赫乃は淋しそうに顔を伏せた。
「そのはずだったんだけど……、彼、急に来られなくなっちゃって」
それで途方に暮れていたのだと、赫乃は語った。
『それなら、私達と一緒に行きませんか?』
「そうだよ、その人のぶんまで一緒に楽しもうっ!」
「いい、の? 嬉しいな、ありがとう」
天野に見送られて会場に入ると、雅人の毛の動きが加速した。
「うーっ、迷う! 見て、宝石みたいに綺麗なお菓子が沢山並んでるよーっ」
『クレープ屋さんがありますね、おいしそうです』
「よし、買いに行こう!」
『あ、私、隣のお店のエクレアも食べたいです』
「よし食べよう! ついでにその隣のカステラも、さらに隣のパンケーキも!」
あれもこれもと名前をあげていく刀を、赫乃が微笑ましげに見ている。
「御剣さん、は、甘いもの、好き、なんだね」
「いや、砂糖はエネルギー転換が早いから、体力を使う時に良く食べるんだよ」
『それだけとは思えませんけど……、でも、色々なお菓子があって楽しいですね』
「赫乃ちゃんは、どんなお菓子が好きなのー?」
「私、は、……ミルクチョコレート、のケーキ、がいい、かな」
「ケーキか、いいな。それも探してぜひ食べよう!」
「ぷるっぷるの水饅頭、おいしそーっ! あっ、お団子もくださーい!」
「俺にはこっちの羊羹をください」
「あ、お茶のいい香り……。ほうじ茶も飲みたいな-、お茶もくださいっ」
「だったら俺は、緑茶を」
雅人と刀が和菓子を買い込んだ次に、向かったのはアップルパイの専門店だ。
「アップルパイもおいしそうだねー」
「間違いないな!」
林檎にも生地にもこだわっているらしく、材料の産地だけでなく、生産者の名前まで記されている。
「林檎は青森産なんだねーっ」
何気なく表記を見ていた小淋が目を丸くした。
『……これ、青森の祖母の農園の林檎が使われているみたい、です……!』
「えっ!? 小淋ちゃんのおばあちゃんが作った林檎が入ってるの-? すごいね!」
「へーっ、部長のおばあさん作なのか!」
アップルパイを前に盛り上がっていると、後ろからはつらつとした声がかけられた。
「え、これ、あんたんちの林檎なのか?」
林檎のスイーツばかりをトレーに乗せた
工藤 耀
が、驚いたように小淋を見ていた。
『私の家のではなくて、祖母の農園の林檎のようです』
答える小淋のトレーの上にも、同じように林檎のスイーツが乗っている。
親近感を覚えた耀の目が輝いた。
「林檎系置いてるの、青森発の店が多いなって思ってたとこなんだ。俺、青森出身だから、ちょっと懐かしいなーって」
『まあ、そうなんですか!』
「林檎、うまいよな」
『はい、おいしいです』
力強くうなずいて、耀はアップルパイを注文した。
「味わって食べるから! じゃーな!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月03日
参加申し込みの期限
2013年10月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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