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【見た目も楽しく】
「『マジカルハロウィーン』でーす。試食をどうぞー」
キッチンワゴンを押して宣伝中の舞華が、能美子を呼び止めた。
「パンプキンはお好きですか~? おいしいですよ!」
「試食? そうね、いただくわ」
舞華はこのとき既に、魔法少女の衣装をやめて、いつものネコミミメイドの格好に着替えていた。
「あっ、メイドさんがいるよーっ」
衣装に惹かれて、小淋と雅人、赫乃に刀が寄ってきた。
「よう、弘明寺じゃないか。来てたのか」
「ええ、まあね。御剣さんたちも」
「お店は向こうの、フードコーナーのところでーす。かわいいジャックランタンが目印だよ~!」
『見に行ってみましょうか』
「そうだな。弘明寺も一緒にどうだ?」
「え? ……まあ、見るくらいいいけど」
「あたしたちのお店は、衣装にもこだわってるんですよ~。たとえば……、ちょっと待っててくださいね!」
小走りに舞華が立ち去ったかと思うと、あっという間に衣装を変えて戻ってきた。
「わっ! すっごーい、早着替えだー!」
「本当に、早いね…… 」
人知れず、舞華はろっこん『魔法的御召し替え』を発動したのだ。
衣装チェンジもこれで簡単。しかも今度は、小悪魔コスのセクシー衣装だ。
キュートな谷間に男性客の視線も釘付けである。
「……見事だな」
最も間近で目が釘付けになっているのは、刀だった。
あーあ、これだから男子って……。なんて声が、今にも能美子から聞こえてきそうだ。
しかし、実際に口にしたのは、赫乃が先だ。
「御剣さん。見過ぎ、だよ、ね」
「悪魔の尻尾、かわいいねぇ~。うんけど、刀くんは見過ぎだよねっ」
はっとして、刀は首をぶんぶん振った。
「ジャックランタンを見に行くか!」
ハロウィンをテーマにした、月詠の店はすぐに見つかった。
『いらっしゃいカボ~!』
キンキン声のジャックランタンは、客が顔見知りだと気がつくと、すぐにふつうに話し始めた。
「おや、君たちか。私の作ったお菓子はどうだ?」
「えっ!?」
いきなりカボチャヘッドにフランクに話しかけられて驚く面々だったが、同じ星ヶ丘寮の能美子だけはすぐに察しがついたようで、挨拶を返した。
「こんにちは、旅鴉さん。ずいぶんと奇抜な格好をしているのね」
「うん、中途半端はよくないからね」
『……旅鴉さん、なんですか?』
「そう、私だ」
正体を指摘されて、月詠はカボチャヘッドを脱いでみせた。
「旅鴉、出店してたのか」
「皆にスイーツを振る舞いたくなったのでね」
「この、カボチャの形のクッキー、かわいい……な」
「タルトがすっごくおいしそうだよーっ」
「そうか、よしわかった。プディングとタルトとロールケーキをもらおう」
ためらうそぶりもなく注文する刀に、能美子はおののいた。
「えっ、……御剣さん、そんなに食べるの」
「スイーツフェアなんだから、当然だろ!」
【つないだ手のぬくもり】
「ねえ、鹿黒様。おいしい?」
鹿黒 暖簾
と
花風 冴来
は、フードコーナーでテーブルに並ぶケーキを一緒に食べた。
「あぁ、まァな。スポンジにしっかり味が染みてて、うまいんじゃねェか」
「ええ、本当に。鹿黒様のお気に入りのチョコレートタルトも、とてもおいしいわ」
「いや、それはな……、まァ、いい味してるけどなァ」
言葉を探して視線をさまよわせる暖簾の反応に、冴来は微笑んだ。
(鹿黒様、甘い物をお好きなのをちっとも隠しきれていないわ。なんだか、可愛い)
年上の人なのに、ついからかいたくなってしまう。
「鹿黒様が選んでくれたこのケーキも、可愛らしくて食べるのがもったいないわ」
冴来のためにと用意してくれた、生クリームが山になっている小ぶりなケーキに、フォークを突き立てる。
(あぁ、素敵……)
たいした手応えもなく形を崩す様が、たまらなかった。
「とてもおいしいわ。口の中でとろけてしまうのね」
甘いクリームの舌触りはなめらかだ。
購入したケーキを食べてしまうと、冴来は暖簾をせかして立ち上がった。
「早く次に行きましょう? 時間は待ってくれないのだもの、たくさんのスイーツを楽しまなくちゃ」
「そうだなァ、まだ食べてないのがたくさんあるからな」
「あら、マカロンのお店があるわ」
急に方向転換をしようとした冴来の手を、暖簾はつかんだ。
「慌てなさんな、はぐれちまうだろ?」
暖簾に手をつながれて、冴来ははにかむような笑顔をみせた。
暖簾も微笑み、自由のきくほうの腕をあずけてくれる。
「冴来お嬢ちゃんは、マカロンが好きなのか?」
「大好きよ。色も形も可愛いのだもの。ほら、ね?」
端のほうにディスプレイされていた、マカロンタワーを指で示す。
高さはあまりないが、カラフルでかわいらしい。
(可愛すぎて、壊したくなるくらい……)
指先がうずうずするが、ここは我慢だ。
(こうしてこらえるのも、また心地が良いのよね)
マカロンを購入すると、暖簾が『Raton』に寄りたいと言い出した。
「そこにあるだろ、のぞいていこうぜ」
近づくと、オーナーの景貴が会釈をしてきた。
「いらっしゃいませ、暖簾さん。今日は限定のケーキがありますよ。ごらんになっていってください」
限定と聞いて、暖簾は目に見えてそわそわしだした。
「お、おう、これか。両方もらうか。みっつずつな」
こらえきれずに冴来が笑いをもらす。
「鹿黒様、お顔が輝いているわ」
「……や、違う、違うぜ、お嬢ちゃん。気のせいじゃねェのか」
そう言いつつも、ケーキを受け取る横顔が嬉しそうにゆるんでいる。
「ありがとうございます」
「またな」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月03日
参加申し込みの期限
2013年10月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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