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スイーツフェアに行こう
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【本日はスイーツづくし】
「スイーツに関するお店って、意外と多いんだなぁ」
シーサイドタウン駅一階の特設会場で、スタッフの腕章をつけた
逆巻 天野
が、パンフレットを来場客に配りながらつぶやいた。
「こちらをどうぞー」
(思ったより人が多いな……)
この日、天野はイベントスタッフのアルバイトとして、パンフレットの配布と迷子の保護を引き受けていた。
人混みは苦手な彼としては、想像以上のにぎわいに戸惑いをおぼえてしまう。
(けど、余ったお菓子を持って返ったら、猫鳴館の皆が喜びそうだし、ね)
誰かが喜んでくれるなら、頑張ろうという気にもなる。
「おや、あれは猫鳴館の……」
天野は、
間宮 和穂
の姿を会場で見かけた。
(いろんな人が来てるんだなぁ)
「よし。とりあえずノルマは果たそう。……パンフレットです、いかがですかー?」
「お、ここじゃねぇか、拓郎ちゃん」
宇佐見 望月
と
志波 拓郎
が、スイーツフェアの会場に現れた。
「うっわー、色々あるなぁ、甘い物」
目を丸くして、望月が財布を握る。
このイベントのために用意した軍資金だ。
(ねーちゃん説得したかいがあったな。うし、予算の許すかぎり、味を確認してやる!)
店の皿洗いを一ヶ月という約束のもと、手に入れた小遣いだ。
(有意義に使ってやるぜー!)
お菓子の味を調べたくて、拓郎を誘ってやって来たのだ。
「つきあってくれてありがとな、拓郎ちゃん」
「自分も……興味があったから。……朝ご飯も抜いてきたし、お金も用意、してきました……!」
力強くうなずく拓郎の目が、ハンターのように会場内を一巡する。
「お? 拓郎ちゃん本気じゃねぇか。頼もしいなぁ! どこから食ってく?」
「……宇佐見先輩、まずは、パンフレットを……確認しましょう」
拓郎が、スタッフの腕章をつけた人物に近づくと、振り向いたのは天野だった。
「おっと……。はい、どうぞ。パンフレット、ふたつかな」
「ああ、ありがとう……」
「ごゆっくりどうぞー」
手に入れたパンフレットには役に立つ情報が満載だ。
拓郎は望月に案内図を見せて、次々と店の名前を指さしていった。
「先輩、買うのはまずここに載ってる数量限定……。その他のは、一通り巡って、2巡目からです……!」
「お、おう」
「手分けして、買いましょう……。ここと、ここと……、あ、ここは数が少ないから最優先です……」
「おっしゃ! じゃ俺様は、こっちの限定品に並ぶぜ! 拓郎ちゃんはここ、頼むな!」
「はい……、必ず……!」
拓郎の本気に煽られて、望月も闘志を燃やす。
二人はかたい握手を交わして、それぞれの目指す店へと突き進んでいった。
「わぁ……! とてもおいしそうなスイーツがいっぱいです!」
特設会場に入るなり、
音無 文
は瞳を輝かせた。
「何ですか、ここは夢の国ですかっ!?」
大きく開いた口を、文ははっと手で押さえた。
「いけません、そうです、一応今日は、取材するつもりで来たんです!」
文は
非公式の寝子高新聞部
に所属している。
スイーツはどれもおいしそうで大変心がひかれるものの、食べるためだけに来たわけではないのだ。
「スタッフさん、パンフレットくださーい! と、思ったら天野さん!」
まずは情報収集だと、スタッフに声をかけたら、同じクラスの天野だった。
「わー、びっくりしました! アルバイトですか?」
「うん、まあね。はい、パンフレットどうぞ」
「ありがとうございますっ」
渡されたパンフレットを、文はじっくりと眺めた。
「どれから食べようか迷っちゃいますね……」
さすがに全部食べると、カロリー的にも大問題だ。
「これも、あっ、こっちもおいしそうです……っ」
紙の上を行ったり来たりする指先が、ひとつの店の名前の上でぴたりと止まった。
「あっ、寝子島の洋菓子屋さんも出てるんですね」
店の名は、
『Raton』
。
「せっかくですし、まずはここに行ってみましょう」
「パンフレットをどうぞ」
次に天野が手渡したのは、一人でここを訪れていた
芽守 健作
だ。
「ありがとうございます。……おや、和菓子屋さんがけっこう出店してますね」
「和菓子がお好きなんですか?」
天野の問いかけに、健作はうなずいた。
「スウィーツは、和洋を問わず素晴らしいものです」
健作は、黒革表紙の手帳をしまい、代わりに紺色の表紙のメモを取り出した。
上品な装丁だが、表紙には達筆で『スウィーツメモ No.17』と記されている。
「洋菓子も捨てがたいけれど、今回は和菓子に注目したいですね。何しろ全国のスウィーツフェアなんですから」
「なるほど」
曖昧な返事をする天野に会釈をして、健作は歩き出した。
目の前には、全国から集まった珠玉の甘味たちが、健作を待ち受けているのだ!
「全国のスウィーツが集まっているなら、そうですね、南から攻めていきましょうか」
健作は、九州地方の和菓子を取り扱っている店に足を向けた。
「いらっしゃいませー」
「からいもだんごを、ひとつください」
餅とさつまいものハーモニーがたまらない一品だ。
(ああ、この素朴な香り。いくらでも食べられそうですね)
しかし、健作の野望は日本を縦断する勢いで銘菓を攻略していくことだ。
ここで立ち止まるわけにはいかない。まだまだ先は長いのだから。
「次はどこにしましょうか……。やはり、きびだんごですね」
岡山の由緒正しいおやつである。昔語りでも有名だ。
(吉備にはロマンがつまっていますからね)
素朴なお菓子のようでいて、意外とバリエーションも豊かなお菓子だ。
「つめあわせをください」
昔ながらの味もいいが、マスカットや白桃、きなこや黒ごま、つぶあんなど、各種食べ比べたら幸せになれるだろう。
(岡山の今と昔を一度に感じられる、素敵なお菓子ですね)
「おや、あれは何でしょう。……ゆべし、でしょうか」
作務衣姿の店員が、健作に商品の説明をする。
「柚子を丸ごと使ってますから、食べ応えがありますよ」
「中は餅米粉なんですね。蒸すのに何ヶ月もかかるんですか、手間がかかってるんですね」
「おひとつ、試食をどうぞ」
「いただきます」
口に含むと、複雑な味わいが広がった。
(おおっ、甘味の中に、柚子の香りとほろ苦さ。絶妙なバランスですね……!)
メモをとる手が止まらない。
「これも種類があるんですね。ひとつずつください!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月03日
参加申し込みの期限
2013年10月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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