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スイーツフェアに行こう
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【やあ、こんにちは】
(思わず来ちゃったけど、一人じゃちょっと入りづらいなぁ……)
特設会場の入り口で、
音海 なぎさ
はためらっていた。
「誰かと一緒に来ればよかったかも」
「どうしたの、入らないの?」
通りかかった
神野 マキナ
が、なぎさに気づいて声をかけた。
「ええと、実は一人なもので気後れしてしまって……」
「ふぅん。じゃあ、ぼくと一緒に行く?」
「いいんですか……?」
「もちろん。ぼくは
神野 マキナ
」
「ボクは音海なぎさって言います。高校生です。よろしくお願いします、神野さん」
「そうと決まったら、じゃんじゃん食べるよ。音海君はどんなお菓子が好きなんだい」
「ボクは、洋風のお菓子が好きなんです。特に、モンブランとか」
「いいね! 片っ端から洋菓子を食べていこう」
どうやらマキナはご機嫌のようで、足取りも軽く、店をチェックし始めた。
「あ、神野さん。これおいしいんですよ」
なぎさが立ち止まって購入したのは、バタークリーム入りのクッキーサンドだ。
「ちょっと凍ってる感じのうちが一番なんです。どうぞ、食べてみてください」
「いいの? ありがとう!」
受け取ると、すぐにマキナはひとくちで食べてしまった。
「おいしいね!」
「ボク、これはもう見かけると買わずにはいられないんです。無意識のうちに買っちゃいます」
「へえ。ん? あれは何だろう」
茶色のかたまりを発見して、マキナは和菓子屋へ足を向けた。
「ゆべし、か。これください」
「和菓子もいいですね」
ゆべしを購入したマキナに、なぎさが言った。
「和菓子は見た目がかわいいですよね。ボク、和菓子も欲しいなぁ」
「探してみよう、きっとたくさんあるよ」
「あっ、寝子饅頭がありますよ。ボク、買ってきます」
「
町長のおすすめ
なんだっけ? ぼくも買うよ、一緒に行こう」
二人があちこちの店で買い物をしていると、魔法少女の格好をした
檜扇 舞華
に呼び止められた。
「はーい、試食です。おひとつどうぞ~」
「わぁ、かわいらしい格好ですね。これは、カボチャのお菓子かな?」
「そうでーす! 『マジカルハロウィーン』、よろしくお願いしまーす」
キッチンワゴンに商品を少しと試食を乗せて、移動販売と宣伝を行っているのだという。
「お若いカップルさんにはサービスですよっ」
試食は受け取りつつ、なぎさとマキナは顔を見合わせた。
「あの、ボクたちは別にカップルというわけでは……」
「まあいいよ、細かいことは。うん、おいしそうだね、いただきます」
パンプキンケーキを頬ばって、マキナは笑顔をみせた。
「おいしいね。これと、あとそっちのラズベリータルトもちょうだい」
「ありがとうございまーす!」
「こっちのカボチャの形のクッキー、すごくかわいいなぁ」
「ジンジャークッキーです、おすすめでーす」
「クッキーは色々な形が楽しめていいなぁ、これもください」
「さくさくですよ。ありがとうございます!」
「わぁ、魔法少女のお菓子屋さんですかっ?」
舞華の衣装に誘われて、
音無 文
が取材に来た。
「コンセプトはずばり、……ええと、なんでしょう?」
「コンセプトは、ハロウィンですよー。はい、お嬢ちゃんにも試食をどうぞ」
カットされたケーキを頬ばりながら、文は気づいた。
「むぅ!? お嬢ちゃんっていう年じゃないですよ。こうみえても高校生なんですから!」
ぷぅっとふくれる文に、舞華はタルトの試食も差し出した。
「あらら、ごめんなさい。それならお嬢さん、ですね」
「そうです、お嬢さんなんです!」
にっこり笑顔を取り戻して、文はタルトを受け取った。
「おいしいし、かわいいですねー。取材してもいいですか?」
了承を得ると、文は熱心にメモをとり、『緑黄色野菜は栄養たっぷり!』と、書き加えた。
【一人より二人】
(ここか、スイーツフェア。楽しみだな)
イーリス・クライノート
は、胸いっぱいに甘い香りを吸い込んだ。
(お腹がすいたな、なるべくたくさん食べたいけれど)
あまり大きな声では言えないが、イーリスは甘い物やきれいな物が好きだった。
甘くて見た目もきれいなスイーツは最高だ。
今日も、朝から体を動かしてお腹をすかせてきたし、昼食も夕食もスイーツでいいかと考えるほどの本気っぷりだ。
(誰か、誘ってみようかな……)
一人で食べられる量には限界がある。
二人でシェアすれば、それだけ多くの味が楽しめるはずだ。
(うん、そうだ、スイーツのためなら!)
初対面の人にいきなり声をかけるのは、ひどく緊張してしまう。
(分けるのは嫌だと言われてしまえば、それまでだけど。でも、お喋りしながら食べられるだけでも嬉しいからな)
イーリスは、ちょうど一人で会場に入ってきた若い男性に声をかけることにした。
待ち合わせという雰囲気でもないし、にこやかな笑顔が人当たりの良さを感じさせたからだ。
「こんにちは、おひとりですよね。……もしよければ、一緒に回りませんか?」
(うわぁ、緊張する……!)
どうにか表情をとりつくろってはいるが、心臓がばくばくいっている。
(早く返事してくれないかな、顔が赤くなる前に!)
声をかけられたのは、
霧生 渚砂
だった。
「ん? お兄さんに言っているのかい、大歓迎だとも、若者よ!」
さわやかな笑顔の裏で、イーリスはほっと胸をなでおろした。
(よかった。私はちゃんと笑えているかな。顔がひきつったりしていないか?)
内心の動揺とは裏腹に、イーリスは落ち着きのある声で自己紹介をした。
「私は、
イーリス・クライノート
。寝子島高校の二年生です。イルと呼んでくれると嬉しいな」
「あっ、そうなんだー! お兄さんがお世話になってる人も、同じ高校の二年生なんだよ。今日も、たくさんおみやげ買って帰ろうと思ってたんだ」
「へえ……」
「よろしくね、イル君。一緒におみやげ選んでくれる?」
「ああ、はい、もちろん」
「ちょうど今、お菓子作りの腕前を上げたいって思ってたんだ。たくさん食べたら、レパートリーも増えるだろう?」
「それは確かに。よければ、あれこれ半分ずつにして食べませんか」
「いいね! それにお兄さん、寝子島の若者たちについても、色々知りたいなって思ってたんだ。学校のこととか聞かせてほしいな」
「私でよければ……」
「もちろんだよ。ええと、じゃあまずどれから食べようか」
二人はパンフレットを見ながら、お菓子の名前をあげていった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月03日
参加申し込みの期限
2013年10月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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