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スイーツフェアに行こう
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【新たな甘味との出会い】
(よし、今日の変装も完璧だ!)
眼鏡をかけて、帽子をかぶり、
市橋 誉
はこっそりとスイーツフェアへやって来た。
誰にも、兄にすら語ったことのない夢が、誉にはある。
(今日は色々なスイーツに出会えそうだな)
いつか、自分の店がもてたらいいと思う。
ジャズに耳を傾けながら、のんびりとくつろげるような喫茶店がいい。
(時折、ピアノの生演奏をサービスしたりな)
喫茶店にはおいしいケーキが欠かせないだろう。
日頃から自分でも甘味を作っている誉だ。たくさんのスイーツとの出会いは、良い経験になるだろう。
「喫茶店のメニューになりそうなお菓子は外せないな」
パンフレットを片手に、印をつけながら、あちこちのショーケースを見て回る。
(あれも、こっちもおいしそうだ。目移りするな……。取り寄せ可能なやつは、後日でも平気か)
「ん? あれは……」
華やかな洋菓子に目を奪われがちだが、和菓子の店も少なくない。
「きれいだな、真っ白な饅頭」
見とれる誉の背後で、健作が立ち止まった。
「饅頭……? これは、新作ですね。ひとつください」
「まいどありがとうございます」
誉の視線に気づいた健作が、こっそりと教えてくれた。
「ここの饅頭はおいしいですよ。型にはまっていないのに、いつも優しい味がします」
「そうなんですか……! あの、俺にもください」
白い饅頭は、形も丸くてかわいらしい。
「食べるのが楽しみだな」
誉がつぶやくと、健作も穏やかな表情でうなずいた。
「まったくです。同じ材料を使っていても、店によって味に差が出る。スウィーツは奥深いですね」
同じ甘味好きと察してか、健作は誉におすすめのスイーツをいくつか教えてくれた。
「ありがとうございます」
「いえ、ではまた」
「うーん、どれも美味しそうです。しかもフェアの限定商品まであるなんて、なかなかやりますねー」
『Raton』にやって来た文は、悩んだあげく、限定商品のチーズケーキを食べることに決めた。
「……おっと、ちゃんとレポートもしないとでした。あのー、すみませーん!」
「はい、いらっしゃいませ」
オーナーの
荒井 景貴
が振り向く。
「えっと、私、寝子島高校の一年生の、
音無 文
です。お店の取材をしてもいいでしょーか?」
「こんにちは、文さん。取材というと、どのような?」
「えーっと、非公式の新聞部なんですけど、今日の限定商品について、紹介してもいいでしょうか! あと、写真とかもお願いしたいですっ!」
「なるほど。そうですね、本日の限定品は、『はちみつとアプリコットのプチタルト』と、『さくらんぼソース添えのチーズケーキ』の二点です」
「どちらもおいしそうですよねー!」
「ありがとうございます。タルトは、アーモンドクリームとアプリコットをたっぷり使って焼き上げたもので、はちみつのジュレをのせてあります」
文がせっせとメモをとる。
「チーズケーキのほうは、濃厚な味わいのチーズケーキにさくらんぼソースが添えてあるんですが、このソースのほどよい酸味がアクセントになっています」
「チーズケーキ、ひとつください。とってもおいしそうですよねっ」
「ありがとうございます。お持ち帰りでしょうか?」
箱を用意しようとする景貴を、文は止めた。
「いえっ、すぐに食べます! トレーでいいです!」
「かしこまりました」
「この、動物のかわいいクッキーや肉球のマカロンは、普段からお店においてあるんですか?」
ショーケースを見つめて、文が訊ねた。
「はい。他にも、ハニーフィナンシェ、さくさくキャンディ、とろふわプリンに果肉入りのフルーツゼリー。各種ケーキやアイスクリームもありますよ」
「どれもおいしそうで、選びきれないじゃないですかー!」
頬をおさえる文に、景貴がさわやかな笑顔を向ける。
「いつでも、ご来店をお待ちしてます」
文はメモの片隅に、『オーナーは商売上手!?』と、つけ加えた。
「おや、景貴じゃないか。出店してたんだね」
そこへ健作がやって来て、気安く声をかけた。
「やあ、いらっしゃい」
景貴と健作は、かつての同級生だ。
「ボクは今、和菓子で日本列島を北上中なんだ。ほら、素晴らしい戦利品の数々だろう」
「どれどれ……、ああ、和菓子は彩りがきれいだよね」
「まったくだよ。さてと、景貴のケーキはいつも食べてるからね。今日はこれで……」
挨拶だけ交わして立ち去ろうとした健作に、景貴が手を振りながら、さらりとつけ加えた。
「そっか、残念だなぁ……。フェア限定のタルトとケーキがあったのに。それじゃ、またね」
健作の動きがぴたっと止まる。
「え、え……。フェアの限定品があるのかい?」
うなずく景貴に、健作が複雑そうな顔をみせる。
「おのれ景貴、やるじゃないか。……限定品、全部ちょうだい」
健作の素直な態度に景貴は笑みをうかべて、タルトとチーズケーキを取り出した。
「はいはい。わかったから、ちょっと待ってね」
その様子を眺めていた文が、ふたたびメモに追記した。
『フェアの限定品は、売れ行きも好調のもよう!』
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月03日
参加申し込みの期限
2013年10月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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