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恵御納 夏夜
は両手にビニール袋を提げて最後の坂を上っていく。
「買い過ぎたかな」
緩やかに足を止めた。ビニール袋を地面に置くと赤くなった両手に息を吹き掛けた。
その時間を利用してスマートフォンを起動する。表示された時刻を見て軽く息を吐いた。
「三十分の余裕があるね」
再びビニール袋を両手に持ち、力強く歩いた。木々を抜けて猫鳴館の手前に集まっていた者達に声を掛けた。
「食材とBBQ用の炭を持ってきた」
「重かったよね」
駆け付けた女子が片方のビニール袋に手を伸ばす。
「ありがとう」
夏夜は片方のビニール袋を渡した。楽になった右の掌を軽く振った。
「これ、かなり重い」
「三時間分の炭だから三キロだね」
「喉乾いただろ」
別の男子が夏夜に紙コップを差し出す。中身は白く濁っていてスポーツ飲料のようだった。
「カラカラだよ」
笑って受け取ると一気に喉に流し込んだ。
「夏夜ちゃん! お待たせー!」
声の方を見ると
恵御納 夏朝
が重そうな足取りでやってきた。前傾の姿勢で顔はほんのりと赤い。余裕のない状態でぎこちない笑みを浮かべた。
「かや、ハルもきたにゃ!」
夏朝は左手に嵌めた
ハルくん
を器用に動かす。
「夏朝、リュックの膨らみが凄いね」
「いろいろ見てたら全部が欲しくなって。夏夜ちゃんは何を買ってきたの?」
「僕は燃料用に炭を三キロだね。メインの牛肉、それと野菜はタマネギとピーマンだよ」
「本当に大きなリュックだ」
バーベキューの用意が終わったのか。夏朝の周りに人が集まってきた。
「大した量じゃないんだけど」
照れたように笑うと夏朝は長机まで歩いた。背中のリュックを下ろし、中を開けた。
「調味料の塩と醤油は基本だよね。焼肉のタレも持ってきたよ。肉は牛肉でしょ。豚肉、それと鶏肉もあるよ」
言いながら机上に並べていく。その時点で数人が驚いた表情を浮かべていた。
「お肉に飽きた時はエビがいいよ。イカや貝もあるし。ウインナーとハムもあるよ。野菜はタマネギ、ピーマン、キャベツだね」
「……行商の人みたい」
一人の女子が呟く。他の者は量に圧倒されて声が出ない。
「最後はパンとおにぎりだよ。本当はピザも買いたかったんだけど持てそうになくて。これで足りるかな?」
その時ばかりは全員が声を出した。内容は同じで、十分だよ、と声を揃えた。
夏夜は一言、付け加える。
「遣り過ぎだよ」
夏夜は双子の姉らしく、優しい眼差しで言った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年03月05日
参加申し込みの期限
2021年03月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年03月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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