this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
今日も愛すべき『フツウ』の日。
<< もどる
1
…
14
15
16
17
18
…
25
つぎへ >>
講義が終わって
氷華・クルバトフ
は腕時計に目をやる。
(そろそろ出勤の時間だし、まっすぐ向うとするか)
彼女が向かう先は――
変装メイド喫茶「bonheur」
。
店員達が変装している(そして偽名を使う)という一風変わったメイド喫茶だ。
裏口から入ると、まずはタイムカードを押して先に来ていたものたちに挨拶をする。
「おつかれ」
挨拶もそこそこに、氷華はロッカールームに入る。
ロッカーからメイド服を取り出して、着替える。
自前の銀の髪を高い位置でお団子にくくって器用にウィッグ用のネットをかぶせ、坊主状態のような丸い頭を作った。
もうひとつロッカーから氷華はウィッグを取り出す。黒髪おさげのウィッグだ。
それをかぶって、姿見鏡で調節をする。それから伊達眼鏡を忘れずにかけて、完成。
すらりと伸びた手足。
キリリとした瞳。
真面目そうな黒髪おさげ。
この店での彼女の設定は厳しいメイド長。
(私はメイド長の伶)
自身に言い聞かせるようにしてから、氷華は表に出た。
「ちょっとーどうしてくれるんだよー」
「てへぺろ、ごめんなちゃい」
さっそく飲み物をこぼした後輩が目に付いた。
(……ふぅ)
内心ため息をついて、氷華はフォローに入る。
「お客様失礼いたしました」
薄く笑みを浮かべる。
こうすることで、ドジっ子メイドは後でメイド長に怒られるのだろうというお客の妄想を掻き立てるのだ。
「べ、べつに気にしてないけどね、以降気をつけてよね」
「はい。申し訳ございませんでした。今後同じことが怒らぬよう、指導にもいっそう力を入れてまいります」
慇懃に頭を下げて、後始末を手伝った。
(休憩のときに注意しておかないとな)
……メイド長という役は真面目な彼女に適任なのだろう。
「すみません」
檜山 立樹
が氷華を呼ぶ。
「はい、お待たせいたしました」
意外にもおいしいお菓子を出す店。
という噂を聞いてやってきたのだ。
「おすすめ貰えますか?」
「当店では紅茶と生クリームたっぷりのフルーツパフェをオススメしておりますが、よろしいでしょうか?」
「ではそれで」
そんなやりとりの傍ら、怪しげなお客を見かけ氷華はこっそり身構える。
(メイドのおさわりは厳禁だ……)
彼女の視線の先にいたのは
邪衣 士
。
「なぜだ」ブツブツと独り言を言っている。
(触ってはいないな……)
怪しいという認識は変わらなかったが、違反行為をしていないなら立派なお客様。
なのでそれ以上気にすることなく職務を全うした。
氷華は休憩を迎えると、さきほどの後輩に注意をしてから、ゆっくりとコーヒーを楽しむ。
「あ、新作の味見してみない?」
パティシエが新作の白猫パフェと黒猫パフェを休憩中の店員に差し出した。
白猫はホワイトチョコレートを基調としたあまーいパフェ。
黒猫はビターチョコレートを中心とした大人向けのパフェ。
どちらも可愛い猫の形をしたチョコレートが添えてあるのがポイントだ。
氷華は一口ずつ食べて、頷く。
(ふむ、どちらも夏には最適だな)
見た目もお店の雰囲気に合っているし、対比もいい。
「いいと思う」とパティシエに告げて、氷華は休憩中にコーヒーをもう一杯飲むことにした。
「さ、材料はそろったから作り出すとしよう!」
ボヌールを出たあと、スーパーで買い物をしてきた檜山。
帰宅するとさっそく試作品を作る。
「梅雨に入ったしちょっとさっぱりな味付けがいいかな……」
そうして取り出したのは旬のそら豆。
軽く茹でて皮をむきミキサーにかける。
それから生クリームを五分立ちくらいまで泡立てておいて、ミキサーにかけたそら豆ペーストと混ぜる。
塩こしょうとマヨネーズで軽く味を整えて、そら豆のふんわりクリームの完成。
クラッカーの上にそれを載せてから、首をひねった。
(盛つけがいまひとつだな……)
うんうんと悩んで、クリームチーズを添えてみたりもするが、なかなかピンと来ない。
しばらくの試行錯誤の末、ボヌールでのことを思い出した。
(そうか、こうすればバランスとれるな)
巨大なパフェ。
色とりどりのフルーツとたっぷりのクリームがあわさったソレは繊細で宝石のようだった。
その姿を思い出し、あれこれとアクセントを添えていく。
真っ白なお皿にクラッカーを二枚。
クラッカーの上にクリームチーズとそら豆クリームを載せて、くだいたナッツを散らす。
その上にスモークサーモンの切れ端とトマトを添えてから、バジルをちょこん。
最後にお皿を飾るようにジェノバソースを。
「できた!!」
檜山の笑顔が咲く。
シンプルだが、季節感のある爽やかな一品。
(やっぱり作るのは楽しいな、新しい盛りつけも勉強できたしよかった……)
そう思ってキッチンを見渡す。
(作りすぎちゃったかなぁ……)
ボールにいっぱいの豆クリーム。
(一人じゃ食べきれないしなぁ……
いとこ
にもっていくかな?
後は
店長
とかにもお裾分けしよう)
お店に持っていけるように容器に詰めていく。
(それから今日の晩お店に少し出そうかな……)
時計を見る。
そろそろ出勤したほうがいいかな。
檜山は準備をはじめる。
<< もどる
1
…
14
15
16
17
18
…
25
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
今日も愛すべき『フツウ』の日。
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月25日
参加申し込みの期限
2013年10月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!