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【卒業式】青い空に想いを解き放ち、私達は今――
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テーブルの前で歓談する女子達はかなり目立っていた。他と比べて背が高い。百八十センチの
羽生 碧南
が普通に思えた。
女子の一人が渋い顔で碧南に顔を寄せる。
「ここだけの話なんだけど、私の羽生の第一印象はあまり良くなかったんだよね」
「えー、初耳なんですけど? まあ、ふだんは少しほわほわしたところもありますが。でも、コートに入ったら戦闘モードに切り替わって」
「そう、それよ! 最初の試合でダンクシュートなんかを決めて。こっちはパスを要求したのに。生意気な一年が入ってきたなと思ったよ」
あるある、と他の女子が朗らかに笑った。
「そんなには、なかったと思うんだけど」
口を尖らせる碧南を見て女子が肩を組んできた。
「当時の話であって、それから考えというか、見方が変わったわ」
「そう、なんですか?」
「なに疑ってんのよ。これは本当の話だから。ライバル校との対外試合で私達は僅差で負けたことがあった。悔しい気持ちは皆、同じだと思っていた。だけど、違った」
別の女子が即座に反応した。
「それ、はっきり覚えてるよ。最後までコートに残っていた羽生に声を掛けたら、もうボロボロに泣いていて、こっちの涙が引っ込んだよ」
「あったねー。泣く暇がなくて先輩の私達が皆で羽生を慰めたんだよねぇ」
「ちょっと、こんな時に、やめてくださいよ。恥ずかしいじゃないですか」
碧南は慌てた口調で周囲に訴える。若干、顔が赤らんでいた。
「それが今では寝子高女子バスケ部を率いるキャプテンだからね」
「成長したよね、羽生は」
「そうだねー。これで私達、卒業生は安心して新しい道に踏み出せるよ」
碧南を抜いた全員が目を合わせる。僅かに頷いて声を揃えた。
「キャプテン、これからも女子バスケ部をよろしくね」
「はい、任せてください」
明るく答えた直後に笑顔は崩れて目に涙が溜まる。慌てて指先で拭うと濡れていた。
「これは、ですね……私が泣き虫だからとか、じゃなくて……不意打ちのような先輩達が、悪いんです……」
「わかった、わかった。そういうことにしとくよ」
一人の女子が碧南を抱き締めて背中をポンポンと叩いた。別の女子は優しく頭を撫でる。ハンカチを取り出して頬の涙を拭く者もいた。
「……湿っぽく、したくなかったのに……どうして、こんな……こんな時に泣いちゃうのよ……私……キャプテンなのに……」
先輩達も笑顔で貰い泣きをした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
NPC交流
定員
1000人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年11月08日
参加申し込みの期限
2020年11月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年11月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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