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数学「因数分解 2nd」 ~桐島先生と素敵な上級生~
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その日、1年2組の教室では数学が苦手な生徒のために
桐島 義弘
による補習が行われていた。前半は1学期の授業範囲である因数分解の補習。前回と似たような内容なので、桐島先生による授業内容はスタイリッシュにマジカット1000%だ。
「……では、後半は上級生の有志と私が個別指導をする」
そう言って桐島先生は右手の指をパチィンと鳴らした。教室に
志波 武道
、
大天使 天吏
らの上級生が入ってくる。
追分 義一
は武道と目が合うと軽く会釈をした。彼は寮で武道の弟と同室である。
「基本・応用を問わずわからないことがあれば我々に聞くように」
数学のプリントをとんとんとそろえながら、桐島先生は淡々とした口調で生徒に伝えた。その言葉をきっかけにして、生徒の緊張がほぐれる。
篠崎 響也
は黒板を写し終わるとクルクルとペンを回し、
遠矢 護
は
ロベルト・エメリヤノフ
の姿を見つけて小さく手を振った。一番前に座った
宮祀 智瑜
はふとした瞬間、桐島先生と目が合って豊かな胸をときめかせている。
「加減乗除以上の算数なんてこの世からなくなっちまえばいいのだ王さまの耳はロバの耳なのだ~!」
突然、
後木 真央
が校庭に向かって大きな声を出す。桐島先生が教壇で眼鏡を光らせた。真央、先生が近くにいるのに……恐ろしい子!
「おい真央。落ち着けって」
義一が声をかける。義一は外見こそスキンヘッドの喧嘩上等夜露死苦系男子だが、中身は二次元が大好きな図書委員である。理数系が苦手な義一は補習をきっかけに数学を克服したいと考えていたようだ。
「義一ちゃん数学得意なのだ? そうなら教えてくれなのだ~」
「いや……。俺だって苦手だから来てるんだよ。大体のやつはそーだろ。まあ、赤点はギリ回避したけどよ」
「真央ちゃんはテストで名前しか書けなかったのだ卒業どころか進級もピンチなのだこの状況で一体何をどうしろと言うのだ~!」
「逆にすげえよ。よく入学できたな……」
真央の成績は後ろから10番以内なのである。真央は開け放した窓の枠に腰掛けて足をバタバタとさせた。そこに、コンチャーッス! と右手を手刀のようにあげて武道がやってくる。黒縁眼鏡をかけてはいるがインテリという雰囲気はあまりない。
「武道ちゃんセンパイなのだ~! センパイ解き方と勉強方法どっちも教えてほしいのだ♪」
真央が嬉しそうに窓枠からぴょんと飛んだ。なついている真央の頭を武道がぽんぽんとなでる。ペットみてえだな……。と、思ったが義一は口にしなかった。
「おう。勿論☆ 基本的な所は先生が教えているから……俺は覚え方とポイントをメインにするか! 勉強法をレクチャーするぜぃ!」
「ぱちぱちなのだ!」
「……お願いしゃーっす」
義一は真央と自分の机を武道に寄せた。武道は白い歯を見せて微笑み、勉強の極意を伝えるために口を開く。
「まず脱ぎます!」
「わかったのだ新しいふんどしはいてきたの――」
ズビシッ! ズビシッ!
ノリでスカートに手をかけた真央と、第4ボタンまで外した武道の額に義一のチョップがめり込んだ。
「真面目にやってください」
「「すみませんでした」」
夏のアニメ鑑賞で、義一は的確に突っ込むタイミングを自然と会得していた。この間、この切れ味。超高校生級。
「脱ぐのはギャグとしてもだ! 体の動きと関連付けて覚えるのはおすすめだぜぃ! とりあえず指を出してみようか。眠気も吹き飛ぶぜぃ」
グー、チョキ、パー。
グー、チョキ、パー。
真央は言われた通り指を動かしながら公式をノートに書いていく。義一もそれに倣った。確かに関連付けて思い出した経験はある。アニソンの替え歌で元素記号を覚えたオタクの噂も聞いたことがあるが、あれと似たような勉強法だろうか。
「義一くんはどこら辺が苦手かな?」
「ん。基本はわかるんだけど、応用になるとさっぱりわかんねえっつーか……。問題が頭に入ってこないっす」
「ふむふむ。何がわからないかわからないのかな?」
そうかも、と義一は考えながら頷いた。どれ、と武道は義一の答案を借りてどこでつまづいているかを眺めた。
「おや、計算式を途中で省いてるところがあるな」
「あぁ。暗算できそうなところは」
「途中式はががっと書くんじゃなくてきちんと問題の間にでも書いて、逆算もしてみよう。それで公式が苦手なのか、計算ミスなのかわかる場合もあるからな」
「ういっす」
「それじゃ、この問題解いてみよっか! 途中式を確認するよ。義一くんの考え方を俺に教えてな!」
「あざっす」
短い言葉で礼を述べると、義一はカリカリとシャーペンを動かした。問題の解き方を習いに来たが、勉強のやり方を教えてもらうほうが効率がいいかもしれない。武道なら質問もしやすい。リラックスした状態で勉強に励めた。
「で、真央ちゃんはー……ってあるぇ?」
武道が首を向けると先ほどの場所に真央はおらず……。何かひらめいたような顔をして
八神 修
の席に向かって駆け寄っていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
相馬 円
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年07月15日
参加申し込みの期限
2014年07月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年07月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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